宮前平もりのこ保育園
第三者評価機関名 | 一般社団法人 日本保育者未来通信 |
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名称 | 宮前平もりのこ保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 60(69) 名 |
所在地 | 216-0006 川崎市宮前区宮前平2-5-16 ネバーランド2階 |
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TEL | 044-865-2116 | ホームページ | http://kodomonomori.co.jp/my/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2011年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 こどもの森 | ||
職員数 |
常勤職員:10 名
非常勤職員:5 名
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専門職員 |
園長:1 名
保育士:9 名
栄養士:1 名
調理員:2 名
保育補助:2 名
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施設・設備の概要 |
乳児室・ほふく室・保育室・遊戯室:3室
事務室・医務室:1室
調理室:1室
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【保育方針】 ・あたたかい心 ・豊かな感性 ・みんなのわ 【保育目標】 ・明るく 元気で 素直な子 ・愛し 愛され 思いやりのある子 ・あいさつのできる子 |
【山遊びを通して、子どもたちが身近な自然とふれあうことができるよう取り組んでいます】 園では月に1回、4歳児、5歳児を対象に専門の講師を招き、山遊びに取り組んでいます。山遊びでは、近隣の公園に生息する虫を見つけ、虫の名前や特徴などを知る取り組みや、木の実を使った染め物、葉っぱのお茶作り、また、どんぐりをころがして音を楽しむなど、子どもたちが身近な自然とふれあうことができるよう取り組んでいます。また、公園内にロープを張り、綱渡りをするなど、遊びの中で、さまざまな身体活動をする機会にもなっています。こうした取り組みに対して、系列園の職員が研修として参加することで、身近な自然を通した子どもたちへの関わりについて学ぶ機会にもなっています。 |
評価実施期間 | (契約日) ~(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | 【毎月の保育テーマを決め、「五感を感じる保育」を取り入れ、実践しています】 園のしおりには、保育の内容として「五感を感じる保育」を記載し、毎月テーマを設定し保育に取り組むことを伝えています。4月であれば春の花を探し、名前を調べたり、5月であれば、「風」をテーマにして、こいのぼり製作をしたりするなどの取り組みが実施されています。テーマに沿った保育の実施内容については、「五感を感じる保育」に沿って、園長、主任と共有した上で実施しています。一例として、園長が、製作したこいのぼりを画用紙に貼るのではなく、尾が風でなびく様子を感じることが、五感を感じる保育の一環となることなどを助言しています。これらの取り組みは、園だより等で保護者に伝えるとともに、タブレット型端末を使用し、子どもたちの活動写真をスライドショーにして示すなど、お迎えの際に保護者が閲覧できるよう工夫がなされています。 【さまざまな地域活動を通して、地域コミュニティの活性化に貢献しています】 地域のボランティア団体が主催する、公園の花植えへの参加や近隣小学校の清掃活動への参加、また近隣公園のゴミ拾いなど、さまざまな地域活動を通して、地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。また行事の際は、園が所在するマンションの方に案内を配布したり、当日使用できる購入用のチケットを配布したりしています。さらに、花植えなどで定期的に交流している方をはじめ、園行事に近隣の方を招待する取り組みも行われています。その他、園が有する福祉サービスの提供に関するノウハウや専門的な情報を、地域に還元する取り組みの一環として、区が主催する「赤ちゃん広場」に年に2~3回参加し、乳児を持つ子育て家庭の相談を受けたり、手遊びや絵本の読み聞かせなどを提供しています。これらの取り組みを通して、地域コミュニティの活性化に貢献しています。 |
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改善を求められる点 | 【日々の職員の自己評価を、園全体の自己評価につなげる仕組みづくりが期待されます】 日々の職員の自己評価については、週案、月間指導計画等の保育に対する自己評価で保育内容を見直し、実施しています。また、年に2回の園長面談で使用されるスタッフシートにおいても、年間を通じての自らの保育実践の振り返りを行っています。今後はさらに、自己評価について職員間で意見交換をして学び合い、園としての課題を取り上げ検討するとともに、職員会議等で定期的に確認することで、園全体としての自己評価につなげていくことが期待されます。 |
評価機関の方々、コロナ禍の中色々配慮して頂きありがとうございました。 今回の評価で今まで行ってきた、自園での保育や運営の見直しができたと共に他園では行っていない地域交流など、自園の強みなどを分かりやすく教えていただきました。 、今後の保育園運営で足りない部分だけではなく良いところも評価の中でお話をいただいたことで、これから前向きに職員と保育や運営を見直しすると共に良い部分をさらに伸ばしていくといったにきっかけになりました。 質問事項など、設問が難しく答えづらい部分があったりしましたが、とても分かりやすくかみ砕いて説明して頂き園側が答えやすいように一つ一つ丁寧に教えてしていただけたと感じます。 園外の方たちに入っていただけたことで、いろいろ気づきの場になったように感じます。コロナのこともあり時間が少し足りなかったのが残念です。 今後、保護者・子ども達により良い保育やサービスを提供できるよう前向きに取り組んでいける良い機会となりました。ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の理念や方針は、園のしおり、全体的な計画に明文化されています。【保育方針】として、「あたたかい心」「豊かな感性」「みんなのわ」を取り上げ、具体的な内容が示されています。また、【保育目標】は、「明るく 元気で 素直な子」「愛し 愛され 思いやりのある子」「あいさつのできる子」です。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・社会福祉事業全体の動向については、本部の園長会や区の園長会などを通して把握に努めています。区の園長会では自治体に応じた保育の特色などが話し合われるとともに、保育者の確保や育成などのテーマについて共有しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の課題として、環境整備を取り上げています。環境整備の内容は、園内の清掃や職員の服装、またマナーなど、多岐にわたった項目で構成されています。実施に関しては、系列園の園長がチェック表を用いて確認する仕組みがあります。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・中・長期計画は、会社理念や園運営理念等が記載されている教育経営計画書にもとづいて、園の実情に合わせて園長が作成しています。計画書には理念や目標が掲げられ、具体的な項目として職員処遇や教育・保育内容、環境整備、保護者会活動などが挙げられています。また、3年後、5年後、10年後の目標について明確にしています。数値目標については、備品や玩具の購入額などが記載されています。今後は、具体的な成果等を設定することにより、実施状況の評価を行える内容を踏まえた計画の策定が望まれます。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の計画として、年度ごとの事業計画があります。計画は中・長期計画に沿って、主に園長が作成しています。食育計画や研修計画、園内研修などは職員の意見を踏まえて作成し、年度末に見直しを行っています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画内の、年間行事予定や避難訓練計画、食育計画や研修計画などは職員の反省内容にもとづいて、園長が作成しています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画の内容については、重要事項説明書や園だより、クラス懇談会などを通して、職員が受講した研修など、関連した内容を伝えています。また、入園児の面談、保護者会などでも具体的な保育内容と照らし合わせて伝えています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・日々の保育の質の向上に向けた取り組みとして、週案などの指導計画を園長が確認し、必要に応じて助言をしています。また、行事については、企画の際に職員でテーマを決め取り組んでいます。今年度の運動会のテーマは「げんき100倍!力を合わせ!スマイルキッズ!~もりのこオリンピック2020~」で、行事担当者は行事内の各職員の担当と実施工程表を作成し、各職員がテーマに沿って取り組みました。行事後は、反省会を実施し、次年度の課題を明確にしています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・運動会や発表会などの行事の後に、保護者アンケートを実施しています。また、年に1回、園の取り組みに対する保護者アンケートが実施され、分析した結果やそれにもとづく改善を掲示しています。一例として、園の活動の様子を保護者によりわかりやすく伝える取り組みとして、デジタルフォトフレームを使用し、その日の子どもの様子を写真を通して伝える取り組みを実施しました。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長の役割と責任については、職員職務分担表に明確に表明されています。職員会議等で周知されるとともに、職員室に掲示があります。また、園だより等に、園長の役割に関する内容を掲載し、表明しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・遵守すべき法令等について、園長が月に1回行われる本部での園長会を通して、労務に関することや育児休暇、個人情報等について認識を深めるとともに、本部研修会に参加し理解を深めています。把握された内容については、会議や日ごろの保育の中で具体例を示しながら職員に伝えています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は定期的に指導計画を見直す中で、保育の質に関する課題を把握し、改善のための具体的な取り組みを明示しています。また、園長は乳児会議・幼児会議に参加し、指導力を発揮しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、経営の改善や業務の実効性の向上に向けて、人事、労務、財務等を、毎月本部の園長会に報告しています。園長会における報告会では、さらに話し合いや分析が行われています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方や、福祉人材の確保と育成に関する方針等については、教育経営計画書に示しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・教育経営計画書の「組織に対する方針」「運営に関する方針」「職員に対する方針」などで、期待する職員像等を明確にしています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・シフト作成においては、各職員の早番、遅番、有給休暇等の意向を踏まえて作成しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育経営計画書には、「子どもに対する方針」「保護者に対する方針」「組織に対する方針」等が記載され、期待する職員像を明確にしています。年度始めの4月の全体ミーティングにおいて、期待する職員像について周知しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・こどもの森のおやくそくには、「職員の基本」「保護者とのコミュニケーション」「安全管理」等が記載され、「期待する職員像」を明示しています。保育所が職員に必要とされる専門技術や専門資格については、職務分担表を用いて明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・各職員の知識、技術水準、専門資格の取得状況等については、履歴書等で確認しています。また、園長が記載する職員評価シートには、各職員の得意なことなどを記載する項目があり、園長面談を通して得られた情報を記載することで把握に努めています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成に関する実習生マニュアルが整備されています。園長が主となり基本的な指導をするとともに、各クラスの職員が日誌等の指導を実施します。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の理念や基本方針、また具体的な取り組みは、法人全体のホームページや各園のホームページにて公開されています。また、保育士養成校などに掲示する求人票には、法人全体の概要が記載されているとともに、各園の具体的な保育の特色も記載されています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育経営計画書に、「経理、購買に関する方針」が記載され、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画の「地域の実態に対応した保育事業と行事への参加」として、園行事に近隣の方を招待することや、近隣公園の花植えなど、基本的な考え方が示されています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア受け入れに関する基本姿勢を明文化したボランティアマニュアルが整備されています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の関係機関や団体などの社会資源の明示については、区の担当課の窓口、警察・消防関連、療育施設や児童相談所等の連絡先が一覧表で示され、職員室に掲示してあります。また、近隣の公園について写真を含めて示したお散歩マップもあり、玄関に掲示しています。これらの内容は、全体ミーティングで説明し職員間で情報の共有化が図られています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年に2~3回開催される区が主催する赤ちゃん広場に参加し、保育園が少なく入りづらいなどの地域の福祉ニーズの把握に努めています。また、区の民生委員との話し合いを通して、地域の生活課題等の把握に努めています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画には、地域の実態に対応した保育事業と行事への参加として「人的物的面の確保、保育教諭の確保により乳児保育を含む3歳未満児の受け入れを推進し、対応する」など、把握した福祉ニーズ等にもとづいた具体的な事業・活動を、明示しています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画に記載のある保育目標には「自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせる、身近な環境に主体的にかかわっていく」など、子どもを尊重した保育の実施について明示されています。また、全体的な計画は保育室内に掲示し、職員が理解し実践するための取り組みにつなげています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシーの保護については、個人情報保護マニュアルに記載があるとともに、教育経営計画書の中の子どもに対する方針等に記載され、職員間で共有が図られています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページや区の子育て情報誌、また園のしおりなどを通して、多くの人が園の理念や基本方針、保育の内容や園の特性などについて理解が深まるよう取り組んでいます。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園決定者には、事前に入園のしおり、重要事項説明書等を配布し内容を確認してもらい、そのうえで入園前面談を行っています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所転園の際には市の書式である「異動届 保育所等」の書類を担当窓口に園から提出しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・家庭での子どもの情報などについては、連絡帳のやり取りや、送迎時の保護者とのコミュニケーションの中で把握、共有をしています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決の体制については、重要事項説明書にて苦情解決責任者及び本部事務局を相談窓口として明記し、保護者に周知しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情や要望などに関わる相談窓口として、園や本部事務局が対応することを重要事項説明書の中に記載しています。園の対応については、園長、主任、担任のいずれかに相談できることを伝えています。また、第三者委員についての周知を玄関に掲示して行っています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、日々の保育における連絡帳のやり取りや、送迎時のコミュニケーション、また活動の様子を伝える保育のボードなどにおいて、保護者が相談しやすく意見を述べやすいように配慮しており、適切な相談対応と意見の傾聴に努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメントに関しては、園長を中心として取り組み、事故防止マニュアルや安全マニュアルを職員間で共有しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症の予防と発生時の対応について、衛生管理マニュアルが整備され、対応フローチャートと合わせ、職員に共有されています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の対応体制として、災害マニュアルが整備されており、職員会議で周知しています。日頃の園内の対応として、落下防止のマットの使用、消火設備点検などを実施しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育についての標準的な実施方法については、「こどもの森のおやくそく」「教育経営計画書」に文書化されています。内容については、新卒研修や園内研修において周知、共有されています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の標準的な実施方法については、本部のカリキュラム委員や研修担当が検証・見直しを行い、定期的に改訂を行っています。また、園内の職員会議でも見直しが行われています。今後は、「こどもの森のおやくそく」などに明示されている標準的な実施方法について、定期的に職員間で見直すなど、さらなる取り組みが期待されます。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園の際は、入園前面談にて、児童票、健康記録、すこやか手帳、母子手帳などを通して、適切なアセスメントが実施されています。入園後の一人ひとりの発達のアセスメントについては、「観察・個人記録」によって、健康、人間関係、環境、言葉、表現の5領域から、発達を確認しています。健康面に関しては、食事や生活習慣で項目がわかれ、具体的な内容で記載されています。振り返りについては、年齢に応じて見直す時期が決められています。また、保護者支援や今後に向けた援助を記入する欄もあります。把握された内容については、職員会議で共通しています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・週案、月間指導計画、年間指導計画などの指導計画の見直しを行う時期が定められています。見直した内容については、園便りやクラス懇談会等で保護者に伝えています。また、緊急に指導計画を変更した際は、園長、主任に報告をするとともに、職員会議で周知する仕組みを定め実施しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別指導計画などにもとづき保育が実施されており、記録により確認することができます。また、園が定めた統一した様式による「観察・個人記録」「個人記録」「保育日誌健康記録」「連絡帳」などにも、子どもの発達・生活状況などを記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護規程により、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供に関する規程を定めています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、本部のフォーマットを基本としながら、保育所保育指針と照らし合わせ、職員と内容を確認し主に園長が作成しています。各クラスの保育目標等は担任が作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内の衛生面に関しては、清掃チェックリスト(床、棚、机、玩具、コット、水道)、トイレ掃除表、水回りチェック表等を活用して職員がローテーションで掃除を行っています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人記録、個人指導計画を作成し、子どもの発達と発達過程、家庭環境等から生じる一人ひとりの子どもの個人差に合わせた保育を心がけています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的な生活習慣の習得にあたっては、個人面談や連絡ノート等を通して、家庭での子どもの様子を聞くなどの情報交換をしながら、園での関わりに反映させ、一人ひとりの発達に合わせた援助を心がけています。また、子どもが自ら取り組んだ際は、十分にその姿を褒め、一人でできる嬉しさや楽しさを伝えるようにしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが自主的・自発的に遊びができる環境としてコーナーごとに遊べる環境を設定しており、自分で好きな遊びを選べるようにしています。コーナー遊びとして、ブロック遊びやごっこ遊び、またバランスボードなどの大型遊具などがあります。コーナー遊びの設定の際は、動きのある遊びと、静かに座って遊ぶ机上遊びなどの空間を分けることにも配慮しています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間過ごすことに適した生活と遊び及び環境の工夫の一つとして、玩具の種類に配慮しています。例えば、感触を感じる素材の玩具や、音の出る玩具などを用意しています。また、様々なものに興味、関心がもてるよう、適宜、玩具を入れ替えるなどの取り組みを実施しています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの状況に応じ、子どもが自分でしようとする気持ちを尊重しています。トイレトレーニングについては、トイレトレーニング表を作成し、一人ひとりのタイミングに合わせてトイレに誘うなどの取り組みにつなげています。その際に、ズボンを履くときは、自分でやりたい気持ちを尊重し、職員間で連携して、ゆったりと見守れるよう配慮しています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児クラスは、集団の中で安定しながら、遊びを中心とした興味関心のある活動に取り組めるよう、見立て遊びやごっこ遊びが十分にできるような道具や空間などの環境を整えています。また、感触遊びなど、五感を感じる保育にも取り組んでいます。保育者は環境を設定し、見守る中で、必要に応じて声かけや援助をしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・障害のある親子等に配慮し、エレベータを設置するなど、施設のバリアフリー化に取り組んでいます。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間にわたる保育については、各年齢の月間指導計画にその項目欄があり、毎月記載があります。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・小学校との連携、就学に関連した事項が、全体的な計画に記載されています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康管理マニュアル、衛生管理マニュアルなど、子どもの健康管理に関するマニュアルがあり、それにもとづき一人ひとりの子どもの心身の健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断や歯科検診の結果を保健年間計画に反映させて、年齢ごとの歯磨き指導などを行っています。乳児クラスにおいては、歯磨きに興味をもつことから取り組み、幼児クラスでは生活習慣の一つであることや、歯垢などの汚れを落とすことなどを伝えています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギーに関しては、半年に一度、市の健康管理委員会に書類(アレルギーのための除去食対応許可)を提出しています。毎月月末に、保護者と栄養士、担任、園長が参加するアレルギー面談を実施し、提供する献立内容等の確認をしています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食に関する豊かな経験ができるよう、年間食育計画を立て、毎月食育活動を取り入れています。また、毎月の給食会議で各クラスの喫食状況などを議題に取り上げ検討するなどの取り組みが実施されています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの発育状況や体調等を考慮した献立を提供できるよう、適宜担任と保護者が話し合い、食材の硬さや刻み具合など、調理の工夫につなげています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・家庭との日常的な情報交換は、送迎時の直接のコミュニケーションや連絡帳、らくらく連絡網などを通して行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・連絡帳や、日々の活動を掲示する連絡ボード、また活動の様子を送信できるらくらく連絡網など、日々のコミュニケーションの積み重ねにより、信頼関係を築くよう取り組みを行っています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待等権利侵害の兆候を見逃さないように、着替え時の視診などを通して、子どもの心身の状態、家庭での養育の状況について把握に努めています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・日々の保育内容については、週案、月間指導計画等の保育に対する自己評価で保育内容を見直し、職員間で共有しています。また、年に2回の園長面談で使用されるスタッフシートを通して、年間の自らの保育実践の振り返りも行っています。 |