【第三者評価結果：a】

・園内に理念や基本方針を掲示し、個人面談や職員会議でも周知を図っているほか、ブログや写真展示を通じて活動内容を保護者にも発信している。園見学や入園説明会にて、パンフレットと重要事項説明書を活用し、理念と方針をわかりやすく保護者に伝え、子ども主体の保育への理解を深めている。
・職員は保育中に「あったかい心」を意識した行動を心がけ、理念に沿った保育が行われているかを場面ごとに確認し、気になる点は指導により改善を図っている。

【第三者評価結果：a】

・緑園地区社協の理事会に出席し、地域の福祉事業の動向や子どもの人口変動などを確認し、職員にも共有することで、地域状況に基づいた保育計画を立てている。系列や地域園長会で市や区からの情報を収集し、他園の状況を把握しながら法人にも共有しており、地域や行政の動向を踏まえた経営判断に役立てている。
・園見学者からの子育て相談を通じて地域のニーズを把握し、その情報を園内で共有することで、保護者にとって必要な支援やサービスの提供に努めている。

【第三者評価結果：a】

・園長は独自に園務分掌を策定し、職員会議で共有することで職員が役割を明確に把握し、やりがいを持って取り組めるようにしている。各部門会議を月1回開催し、具体的な課題解決策を検討し、その内容を職員会議で全体に周知を図ることで、協力体制を整えている。行事や教材の選定も精査し、無駄を省いた保育活動の実現に取り組んでいる。
・園の修繕費が増加傾向にあるため、月次収支は園長と事務員が把握し、全職員に経営状況を共有しながら、子どもたちに必要な支出について協議して決定している。

【第三者評価結果：b】

・法人指定のフォーマットに基づき3年の中長期計画が策定されているが、数値目標が設定されていないため、具体的な達成目標としての機能が十分でない。
・各年度の目標が同一内容となっているため、実質的な進捗確認や課題達成への効果が限定的であり、改善の余地がある。園固有の課題や実効性のある目標が明示された計画としての充実が期待されており、今後の見直しが望まれる。

【第三者評価結果：b】

・本社の中長期計画をもとに、園長会で法人から説明を受けた園長が各施設の状況を考慮して年間計画を策定し、園の実情に合わせた運営が行われている。「事業計画書」は中長期計画に基づいて作成されているが、具体的な内容や達成目標が明確でなく、実行性を高めるための改善が求められている。
・中長期計画の重点目標である「人財育成」において、子どもの社会性とレジリエンスの発達を促す保育方針が設定され、職員の取り組みを支える計画が策定されている。

【第三者評価結果：b】

・法人のフォーマットに沿い、中長期計画から単年度事業計画、行動計画までを策定しているが、実際にはレジリエンスをはぐくむ保育やOJT計画の記載に留まっており、担当者や進捗状況の具体的な計画が不足している。
・「事業計画書」は半期ごとに振り返りの機会が設けられ、年度末には園長が中心となって各委員から情報を集めた事業報告が作成され、本社にも共有している。職員は各自の役割や行動計画について園長から説明を受けており、定期的な振り返りを通じて計画の進捗や達成状況を理解し、改善に向けた意識が高まっている。

【第三者評価結果：b】

・事業計画そのものは保護者に直接掲示や説明をしていないため、保護者への周知が十分とはいえない。
・事業計画に基づいた全体的な計画や年間カリキュラムは保護者に説明しているが、事業計画の具体的な内容までは伝わっていない。保護者が事業計画を理解できるような説明や掲示について、周知方法の改善が期待される。

【第三者評価結果：b】

・3月の職員会議で横浜市の評価項目をもとに園の自己評価を行い、各クラスごとの現状と課題を共有し、保育の質向上に向けた方向性を職員間で話し合っている。また、定期的に第三者評価を受審し、保育内容の見直しに役立てることで、外部の視点を取り入れた改善を図っている。
・保育の質向上の一環として、地域との交流や子育て相談の場の提供を重視し、保護者ニーズに応じた保育を実現することが目標とされている。

【第三者評価結果：b】

・福祉サービス第三者評価の結果が出次第、速やかに職員会議で共有し、明確化された課題について解決策を協議して改善に取り組んでいる。第三者評価の結果は神奈川県のホームページで公表し、保護者が閲覧できるようにして、透明性を確保しつつ保護者への情報発信を行っている。
・自己評価は職員が個別に行った評価を集計し、職員会議で評価理由や課題を共有して対応策をメモとして残し、計画的な改善を図っている。

【第三者評価結果：a】

・保育の理念や基本方針を明文化し、可視化することで職員に浸透を図っている。また、定期的な安全委員会で危機管理に関する課題を話し合い、職員への周知を図っている。
・園務分掌において園長の役割を「園内外全体統括」と位置づけ、各職員の役割も明示しているため、施設長としての責任と役割が組織的に伝わっている。年度末の事業計画振り返りで園の重点目標を確認し、次年度の保育方針に活かせるようリーダーシップを発揮しており、職員に対する指導的な役割を明確にしている。

【第三者評価結果：a】

・児童福祉法に基づき、子どもにとって適切な生活の場を提供するため、職員が法令遵守を意識しながら保育を行うよう努めている。
・園長は行政や会社の研修会に参加し、そこで得た知識を職員と共有し、必要に応じて職員と話し合い、法令遵守に取り組んでいる。
・「コンプライアンス」編の手引きには、個人情報保護や虐待防止、プライバシー尊重、ハラスメント防止に関する規定があり、年1回の園内研修を実施し、職員の理解が深まるよう取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・職員会議で危機管理のロールプレイを実施し、職員の意識向上を図るとともに、園長が大学院で教育学について学び、園の課題を抽出し職員間で話し合いを促している。
・園内研修を充実させ、職員が主体的に保育を楽しむ姿勢を持てるような環境づくりに努め、職員の自発的な取り組みを支援している。
・中長期計画に基づき、配慮が必要な子どもへの理解、不適切な保育の根絶、第三者評価結果の活用などに取り組み、保育の質向上を目指して具体的な改善に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・職員が主体的に保育に取り組めるよう、ICT化を進めつつ、パート職員も含めた人員体制を整え、保育の負担軽減を図っている。園全体で協力体制を築き、責任の所在を明確にしつつも、職員が精神的に追い込まれない環境づくりに努め、チームワークを促進している。
・定期的に行政の臨床心理士による訪問・観察を受け、助言をもらうことで、職員が支援が必要な子どもへの対応に自信を持てるよう図っている。

【第三者評価結果：a】

・園では本部主導の採用活動に加え、実習生やボランティアを積極的に受け入れ、現場の保育を充実させることで保育士を目指す意欲を育み、採用につながるように取り組んでいる。
・法人では職員の希望を反映できる配属先の調整やインターンシップの実施、柔軟な働き方の導入などを試み、職員確保に向けた環境づくりを進めている。
・残業をできるだけ減らし、必要な場合は認めるとともに、子育て中の職員にはシフト面での配慮を行うなど、職員の定着促進に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・職員の得意分野を活かした園務分掌が本人の合意のもとで作成・掲示されており、職員がやりがいを持って働けるよう取り組んでいる。
・賞与の評価は「求められる職員像」に基づき園長や主任が行い、職員には面談時に評価状況を伝えることで、評価の透明性と納得感の確保に努めている。
・本部では「求められる職員像」を職種・役職・年次ごとに明示し、それに基づいた研修プログラムを提供しており、職員の成長支援と人事評価のリンクが図られている。

【第三者評価結果：b】

・職員体制には1日2名の余裕を持たせたシフトを組んでおり、クラスが不安定な場合には主任が保育に加わりサポートする体制を整えている。職員間のコミュニケーションが円滑に行われるよう、休憩時間は和やかな雰囲気を作り、保育の不安がある場合には主任や事務の相談窓口が利用できる体制を整えている。
・労務管理はクラウドサービス「トキワギ」を活用し、勤務状況や有給休暇の消化を園長が把握し、職員が働きやすい環境をサポートしている。

【第三者評価結果：a】

・職員は個人能力向上シートを用いて月ごとの目標と振り返りを記述し、半期に2回の振り返りを行うことで、日々の成長を意識しやすい仕組みを整えている。目標は目標項目、目標水準、目標期限が具体的に設定され、職員の経験や能力に合った内容かを確認し、適切な成長機会を提供するように努めている。
・一人ひとりの得意分野を伸ばすことを重視し、本人と相談のうえ適材適所の担当を割り当てており、職員が自分の役割に誇りを持って業務に取り組めるように努めている。

【第三者評価結果：b】

・本部からは職員の経験年数に応じた研修が案内されており、キャリアアップ研修については本人の希望に応じた内容に参加できるよう配慮されている。研修に参加した職員は、研修内容を報告書にまとめ、全員に共有しており、より良い保育実践へとつなげている。
・法人では期待する職員像に沿った研修プログラムを用意しているが、横浜市の研修時間調整が難しい場面もあり、シフト調整の課題に取り組んでいる。

【第三者評価結果：b】

・年2回、園のテーマを設定したOJT研修を実施し、全職員がビデオを通じてその内容を振り返り、話し合いを通して保育の質向上を目指している。研修後、職員同士でクラス活動の良い点を共有し合い、自身の保育を見直す機会とし、職員の自信向上や他の職員の参考にもなるように取り組んでいる。
・正職員には年間2回以上の研修参加が確保されており、パート職員もAED研修などに参加することで、全職員のスキルアップに努めている。

【第三者評価結果：a】

・実習生の受け入れは学校からの依頼や、園の卒業生とのつながりを活用してアプローチしており、積極的に体制を整えている。実習生の受け入れに際し、学校と協力して11日間のカリキュラムを設定し、進捗は途中で学校と共有し、終了時には実習担当者や園長との話し合いを実施している。
・実習生担当の職員は事前研修を受け、実習生が安心して実習に臨めるようサポートし、困りごとに丁寧に対応することで、最後まで自信を持って取り組めるように努めている。

【第三者評価結果：a】

・ホームページやブログを活用し、法人と園の理念や基本方針、保育内容を週1回更新を目標に発信しており、保護者や地域住民に向けて情報共有を行っている。第三者評価の結果は園だよりや事務所前に掲示し、保護者に情報を公開することで、園の運営状況について透明性を確保している。
・区の「泉っこ広場」に園の情報を掲示し、園長自らが相談に応じる機会を設け、地域に根ざした情報公開と交流の場を提供している。

【第三者評価結果：b】

・毎年、監査を受けており、監査の助言を職員全員に迅速に共有し、会社と連携しながら改善を行い、適正な運営に努めている。5万円以上の取引には見積もりを取得し、本部担当者のチェックを受けることで、取引の健全性と透明性の確保を図っている。
・事務・経理に関するルールが更新される際には、職員が理解しやすいように情報を整理し共有するよう心がけている。

【第三者評価結果：a】

・地域の高齢者のラジオ体操や子育てイベントに参加し、子どもが地域住民と触れ合う機会を提供しており、地域と密着した園であることがうかがえる。また、地域行事に子どもたちが参加し、ダンスなどの発表を行うことで、地域の方々に日々の活動を伝え、園と地域の結びつきを強めている。
・地域の畑で高齢者（畑博士）と一緒に畑作りを行ったり、小学校との交流活動を通じて、子どもが地域に溶け込み、異世代交流を深める機会を作っている。

【第三者評価結果：b】

・中学生の職業体験を受け入れる際、事前にオリエンテーションを実施し、体験内容について理解を深めさせることで、実習のスムーズな実施と安全性を確保に努めている。ボランティアの受け入れに関しては、法人内共通の施設運営業務マニュアルと登録手続き、事前説明に関するマニュアルを整備し、安定した受け入れ体制を確立している。
・職業体験やボランティアを通して保育の現場に関心を持つ人材が増えるような体制を整え、将来の人材確保にもつながるよう取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・個別支援が必要な子どもについては、関係機関と密に連携し、定期的な巡回訪問を依頼することで、専門的なサポートが受けられる体制を整えている。関係機関との情報共有の徹底を図り、職員全体で対応の一貫性を保つことで、子どもたちへの支援が適切かつ統一されたものになるよう取り組んでいる。
・運営規定や重要事項説明書には、虐待防止のための措置が明記されており、責任者の設置や職員研修を通じて、子どもの人権保護に関する取り組みの強化を図っている。

【第三者評価結果：a】

・緑園地区社協の一員として地域活動に参加し、理事会に出席することで自園の活動をアピールし、地域の方々の協力を得る体制を整えている。
・看護師や栄養士も地域イベントに参加し、地域住民が子育て相談を行える場を提供しており、専門職のサポートを活かして地域ニーズを把握に努めている。
・運営委員会や見学者との交流、送迎時や卒園後の保護者、町内会を通じて、地域の福祉ニーズを日々収集し、保育に反映できるよう努めている。

【第三者評価結果：b】

・子育てに不安を感じる保護者向けに「母親の集い」を開催し、保護者同士のつながりを持つ場を提供することで、地域の福祉ニーズに応える取り組みを行っている。看護師や栄養士も地域イベントに参加し、地域住民が子育て相談をできる場を設け、地域の福祉ニーズに応じた公益的な支援を提供している。

【第三者評価結果：a】

・子どもの人権擁護と虐待防止のため、運営規定に基づいて責任者を設置し、全職員が必要な研修を受ける体制を整え、子どもを尊重する保育方針の徹底に努めている。人権研修を受講した職員が内容を職員会議で共有し、保育が保育者主導になりすぎないよう全職員が意識を高め、不適切な保育防止のためのアンケートを実施している。
・性差への配慮については業務マニュアルに明記されており、入職時や園内研修で取り上げるほか、保護者にもドキュメンテーション形式で伝えることで共通の理解を促している。

【第三者評価結果：a】

・子どものプライバシー保護に関するマニュアルを用意し、正職員とパート職員を含め入社時に説明と署名を行い、全職員が理解と遵守に努めている。オムツ替えや身体測定はプライバシーを考慮して別室やトイレ内で行い、羞恥心に配慮した対応を徹底するなど、具体的な取り組みを行っている。
・入園時には重要事項説明書や写真同意書を用いて保護者に園でのプライバシー保護の取り組みについて説明し、理解と協力を促している。

【第三者評価結果：a】

・入園希望者の園見学は事前予約制で、園長または主任が対応し、パンフレットを用いて園の概要や保育方針を説明し、保育環境も案内している。質問には丁寧に答えることで、保護者が安心感を持てるよう配慮している。見学は基本的に木曜日に行い、1日3組まで、11時と15時の活動が見られるように設定しており、30分程度の案内で効率的かつ充実した説明を心がけている。
・法人のホームページや園のブログでは、園の活動や行事の様子を隔週で配信し、保育内容を具体的に伝えることで、入園希望者が園の雰囲気を把握できるように努めている。

【第三者評価結果：b】

・入園説明会では「重要事項説明書」や「入園のしおり」に沿って、保育方針や内容、必要な持ち物を実物と共に説明し、看護師や栄養士から健康面やアレルギー対応についても説明している。
・年度途中の持ち物変更時には、コドモンで写真や図を添えて準備物の詳細を伝え、保護者が容易に準備できるよう配慮している。
・配慮が必要な保護者には、コドモン配信に加え個別に口頭で丁寧に説明し、理解を深められるよう努めているが、今後のルール化が課題となっている。

【第三者評価結果：b】

・卒園時に子どもたちに対し、利用終了後も保育園に気軽に来て相談できる場であることを伝え、継続的にサポートできる関係を築いている。小学校就学後も不安を抱えた保護者や子どもたちが園に相談に来ることができ、保護者と子どもが安心感を持てるような支援体制を心がけている。
・転園や退園時、個人情報保護の観点から引継ぎ文書は作成していないが、配慮が必要な場合には保護者同意のもと、必要に応じて役所や新しい保育園に電話で個別に情報を伝えている。

【第三者評価結果：a】

・福祉サービス第三者評価や保護者アンケートの結果を職員間で共有し、保護者の満足度向上につながる取り組みとして反省点を検討し、改善を図っている。行事の後にコドモンでアンケートを実施し、保護者の満足度を分析したうえで、反省会で改善点を確認し、次年度の行事運営に反映するよう取り組んでいる。
・保護者懇談会や運営委員会で寄せられた要望に対して、職員間で対応可能な方法を話し合い、お泊り保育が難しい場合は夕方までの「お楽しみ会」として代替案を実施するなど柔軟な対応に努めている。

【第三者評価結果：a】

・苦情対応の仕組みとして、園内にクラス担任保育士、園長（園内苦情解決責任者）、本社の苦情解決窓口を設置し、迅速かつ適切に対応できる体制を整えている。全体計画には、苦情解決責任者が書面での処理・解決体制を整備することが明記されており、職員全体で苦情解決に向けた共通理解を図るための取り組みが行われている。
・苦情内容は苦情簿に時系列で記録し、保護者の意見や気持ちに寄り添いながら対応策を提示することで、保護者が安心して子どもを預けられるよう努めている。

【第三者評価結果：a】

・保護者の意見を受け付けるために、下駄箱の上にご意見箱を設置し、玄関に苦情解決の仕組みを掲示することで、意見や相談がしやすい環境を整えている。
・保護者からの個別相談には、面談室や空いている保育室を利用してプライバシーを確保し、落ち着いた環境で話せるように配慮している。
・保護者からの質問や意見に対しては、園長が対面またはコドモンを通じて対応し、必要に応じて区や法人とも連携を行っている。

【第三者評価結果：a】

・保護者からのご意見や相談内容は、速やかに全職員に周知を図り、意見簿に記載して法人本部と共有する体制を整えており、必要に応じてマニュアルに基づき迅速な対応を心がけている。
・「年長児お泊り保育」や「性教育」に関するご要望が運営委員会で挙がった際には、職員間で検討の上、「お楽しみ保育」や掲示による性教育の説明など、実施可能な方法で対応し、保護者の満足度向上につなげている。
・すべての要望を叶えることが難しい場合には、対応できない理由を丁寧に説明し、保護者に納得してもらえるよう配慮している。

【第三者評価結果：a】

・安全委員会を発足し、定期的な会議で危機管理に関する情報を共有し、職員会議で職員が自分事として意識できるようにアウトプットの機会を設けて、リスク意識の向上に努めている。
・事故予防・対応マニュアルの周知を図り、ヒヤリハット事例はその都度全職員で共有するほか、安全月間には公園や園内のヒヤリハットマップを見直し、看護師が集計した事故データを基に対策を検討している。
・施設内の安全確認を行うため、安全計画に基づいた「設備チェックリスト」やクラス担任が利用する「安全確認表」を整備し、日々の安全管理の徹底に努めている。

【第三者評価結果：a】

・園長と看護師が中心となり、厚生労働省の感染症対策ガイドラインに基づいて園独自のマニュアルを作成し、職員がいつでも閲覧できる体制を整え、必要に応じて看護師が勉強会を実施している。季節ごとの感染症に関する最新情報を収集し、職員向けに勉強会を開催して対応を見直すほか、今年度は感染性胃腸炎への対応を強化するため新しいマニュアルを作成している。
・感染症発生時には、直ちに職員間で情報を共有し、保護者には玄関への掲示で発生件数を知らせるなど、透明性のある情報提供を行い、嘱託医や自治体と連携して適切な対応を図っている。

【第三者評価結果：b】

・毎年、安全計画やBCP（事業継続計画）を策定・更新し、職員全員に災害時の行動指針の周知を図り、保護者にもその内容を公開している。避難訓練は月に1度実施し、年1回は消防署立ち会いのもとで行い、保護者参加の引き渡し訓練も実施するなど、実践的な訓練を通して対応力を高めている。
・非常食の備蓄は栄養士が中心となり管理し、無駄を防ぐために子どもと一緒に試食を行っているが、備品の保管場所については限られたスペースの中で工夫が必要となっており、実際を想定した検討が期待される。

【第三者評価結果：a】

・標準的な実施方法について、施設運営の手引き『心得・コンプライアンス』において「人権を配慮した保育」「プライバシーの尊重と保護」といった項目で明確に定めている。この指針に基づき、保育の質と安全性を確保している。施設運営の手引きは事務室に設置されており、職員がいつでも振り返り確認できるようにしている。
・個人情報保護に関する取り組みを運営規定や園のしおりに明記し、入園時に保護者へ説明している。写真やブログ掲載についても承諾書を取得し、保護者の理解と協力を得ることで、安心できる環境を整えている。

【第三者評価結果：a】

・法人本部主催の運営事務局連絡会や主任会議、看護師会議、栄養士会議、事務職会議などで、必要に応じて随時見直しが検討されており、会議で決定した変更点や改善点は迅速に全職員に周知を図り、共有される仕組みが確立している。職員や保護者から寄せられる意見や提案は、随時園長に報告され、その内容が法人担当者に伝えられる。必要に応じて変更や改善が行われ、意見や提案を反映させる仕組みが構築されている。
・「全体的な計画」を基に「年間計画」を作成し、子どもたちの現在の姿に寄り添った保育計画を考え、実践している。子どもの様子を観察し、保育にねらいを立て、実践後に省察を行うというプロセスを繰り返すことで、保育者自身が仕事へのやりがいを感じられる仕組みとなっている。

【第三者評価結果：a】

・指導計画の策定において園長を責任者と定め、全体的な計画や保育計画を基に、各クラスで年間保育計画、月案、週案、日案を策定している。
・運営委員会を通じて保育の方向性や行事の在り方、課題について説明し、クラス運営委員や地域運営委員から意見を聞き、それを保育に反映できるようにしている
・支援が困難なケースについては、チームで協力し合い、個人が抱え込まない体制を構築している。子ども主体の保育とは自由に任せるのではなく、選択肢のある環境を整えることであるとの認識の下、適切な環境づくりを進めている。

【第三者評価結果：a】

・指導計画を立てつつも、子どもの姿や天候などの環境を優先して柔軟に対応できるようにしている。計画に変更が生じた場合は、昼ミーティングで職員に速やかに周知を図り、保護者には連絡アプリを通じて連絡を行う仕組みを整えている。夏の暑さが厳しく、水遊びや泥んこ遊びが十分にできていない点を課題とし、来年度からは、これらの活動を早い時期から取り入れる計画を立てている。
・職員間では昼ミーティングや職員会議でディスカッションの場を設け、看護師や栄養士、事務職員も交えて保育について意見を共有している。

【第三者評価結果：a】

・具体的な子どものニーズを把握しながら個別配慮を行い、個人記録に詳細を記載している。障がいの有無にかかわらず、一人ひとりの子どもの様子を大切に共有しながら指導計画を立てている。
・記録内容の書き方に不安がある場合は、相談できる環境を整えており、職員会議や昼ミーティングだけでなく、安全委員会、パート会議、看護師・栄養士会議、調理人会議、幼児会議、乳児会議など、多様な会議を通じて目的や課題を検討する場を持っている。

【第三者評価結果：a】

・個人情報保護のため、紙ベースの書類は鍵付きロッカーに保管し、データベースは操作制限やパスワード管理を徹底し、異動・退職者への対応も適切に行っている。全職員に対して年1回の個人情報や秘密保持に関する研修を実施し、保護者にも入園時説明会で文書を用いて個人情報の取り扱いについて説明し、同意書を取得している。

【第三者評価結果：a】

・株式会社小学館アカデミーの全体的な計画は、本社から送付される基準を基に、各園の子どもたちや地域環境に応じて補足を加えた内容として策定されている。この計画は毎春に見直しを行い、子どもたちの年々の成長や変化に応じた内容に更新されている。
・指導案は年間計画、月案、週案で構成されており、各計画には養護と教育の観点が盛り込まれている。月案では、前月の子どもの姿と今月のねらいを基に計画を立て、乳児については個別の月案を作成し、評価と反省を記録する。週案では、保育内容と環境構成、援助への配慮を記載し、前週の子どもの様子を振り返り、週のねらいに基づいた保育を展開している。

【第三者評価結果：a】

・園内設備や玩具の安全を確保するため、「施設のチェックリスト」「衛生チェックリスト」「事故防止チェックリスト」を活用し、定期的に確認を行っており、破損物によるけがなどのリスクを防ぎ、子どもたちが安心して過ごせる環境を維持している。食事や睡眠を同一部屋で行う場合には、変換作業を余裕を持って実施することで、スムーズな環境整備を心がけている。
・設備の制限がある中でも、廊下に段ボールハウスを設置したり、室内にクッションマットを敷いたりするなど、くつろぎや落ち着きを感じられる空間を工夫して設けている。ラーニングセンターやライブラリーを活用し、子どもたちが静かに過ごせる選択肢を提供している。また、机上遊びができるスペースを確保するなど、活動内容に応じた環境づくりにも力を入れている。

【第三者評価結果：a】

・乳児クラスにおいて前月の子どもの様子を振り返り、個別の指導計画を毎月作成している。また、全クラスで児童発達記録を作成し、各子どもの発達や環境に応じた配慮を行うことで、適切な支援と成長促進を図っている。前月や前期の子どもの様子を基にした計画的な保育が実現し、一人ひとりの発達や成長に寄り添う保育の実践に取り組んでいる。
・日々の保育では、子どもの気持ちに寄り添い、危険を回避しながら相手の思いを伝える工夫を行っている。また、職員同士で声の大きさに注意し合い、落ち着いた環境を保つよう努めている。職員会議や昼ミーティングを活用して意見交換を行っており、保育にに必要となる子どもの情報共有については継続的に取り組んでいる。

【第三者評価結果：a】

・家庭と密に連携を取りながら、子ども一人ひとりの気持ちを大切にした保育を心がけている。子ども主体の保育を意識し、発達に応じて適切な声がけや環境整備を行い、子どもたちが「やってみたい」と思えるような保育の実践にむけて取り組んでいる。時間や場所に余裕を持たせ、丁寧に関わることで、子どもたちの主体性や安心感を育むよう努めている。
・2歳児のトイレトレーニングでは、保護者とタイミングを共有しながら進める体制を整えている。また、1歳、2歳児室前にはトイレトレーニングに関する案内を掲示し、保護者にも情報を伝える工夫をしている。食事に関しては、食事マナーの指導を栄養士と連携して行い、姿勢や食具の置き方などをヒアリングシートで共有しながら進めている。これを食育活動の一環とし、掲示を通じて保護者にも伝え、一緒に取り組むことで子どもたちの生活習慣の定着を図っている。

【第三者評価結果：a】

・園庭が小さいことを補うため、地域環境を活かした散歩や自然体験を積極的に取り入れている。地域の相鉄線の駅員さんから乗車マナーを教わったり、地域の協力を得ながら、さつまいも、大根の収穫を行うなど、地域の人々との交流を通じた学びを大切にしている。また、健康づくりの一環としてラジオ体操に参加するなど、子どもたちの身体活動を促進している。
・散歩活動では、地域の散歩マップを活用し、広場、遊具、砂場などの目的に応じた行き先を選び、短時間でも外で気分転換ができるようにしている。異年齢の子どもたちが一緒に散歩に出かけることもあり、兄弟のような関わりや思いやりの心を育む機会となっている。また、幼児には地域の交通安全指導教室を通じて信号や歩行のルールを学び、散歩中も意識できるよう保育者が丁寧に声がけをしている。

【第三者評価結果：a】

・入園に際しては、保護者の仕事復帰に合わせてゆとりを持った対応ができるよう、入園説明会でならし保育の重要性を説明しており、ならし保育の期間中は、保護者と子どもの両方に丁寧なフォローを行い、様子を口頭や書面で共有している。月齢差や保護者から初めて離れる不安に対しても、可能な限り1対1で対応し、一人ひとりに寄り添った保育を実施できるよう努めている。
・食事や離乳食についても保護者と丁寧にやり取りを行い、不安や疑問にしっかり答えることで、家庭と園のつながりを深めることができるように取り組んでおり、子どもの欲求に応じた対応が可能な環境のなかで子どもたちが安心して過ごす姿が見られている。

【第三者評価結果：a】

・子どもが安心して保育者と関われるよう、毎日家庭での様子を伺いながらゆったりとした保育を心がけている。職員を多く配置することが多く、子どもの欲求に応答的に関わることができるよう保育環境を整えている。また、家庭とのつながりを重視し、無理なく過ごせるよう保護者との関わりを大切にしている。
・2歳児から上履きを履く習慣を導入し、1歳児では年明けから練習を開始するなど、発達段階に応じた生活習慣の育成にも配慮している。保育時間が長い子どもが多いため、より一層の配慮が必要であり、個々の子どもに合わせたきめ細かなケアを引き続き提供していくことで、より良い保育環境を目指している。

【第三者評価結果：a】

・活動において子どもたちの気持ちを尊重し、気持ちが乗らない場合には強制せず、その子が興味を持てる要素を取り入れることで自然に参加したくなるよう工夫している。年長児は朝の会での司会や出席簿の運搬、ホワイトボードの管理を担当しており、自主的な活動を通じて成長の機会を得られるように援助している。
・行事では、子どもたちの「やりたい」を聞き取りながら一緒に進める姿勢を大切にしている。年長児のお楽しみ会では「カレー作りをして屋上で食べたい」「おばけ屋敷を作りたい」という子どもたちのアイデアを取り入れ実現した。夏祭りでは、年長児がおみこしや夜店を縦割り4グループで相談しながら作り上げ、保護者や乳児も参加して楽しめる形にした。ハロウィンイベントでは地域の子育て家庭にも声をかけ、地域とのつながりを育む取り組みも行っている。
・毎月の誕生日会では、職員がパネルシアターや楽器演奏を行い、インタビューや手作りカードで子どもたちを祝福している。0歳～1歳、2歳～5歳のグループに分かれて実施することで、年齢に応じた楽しさを提供できるよう配慮をしている。

【第三者評価結果：b】

・個別指導計画を作成する際、子どもの発達や特性に配慮するだけでなく、保護者の意向や気持ち、専門機関からの助言を積極的に活用している。発達に気になる点がある子どもについては、担任を中心に研修へ参加させ、その内容を園内でOJTや共有の場を設けて伝達し、全職員で支援体制を整えるよう努めている。
・クラスでの活動においては、無理に参加を促すのではなく、得意なことや好きなことを基点にし、そこから友達と一緒に遊ぶ楽しさを体験できるように援助している。また、新しい環境に慣れるための時間が必要な子どもには、パーテーションを活用したスペースを設け、少しずつ行動範囲を広げられるようサポートしている。
・専門機関との連携も充実しており、巡回での指導を受けながら情報を共有し、継続的に子どもの支援に活かしている。一方で、障がいについて保護者に誤解なく適切に伝えることや、パート職員へのOJTを進める難しさが課題として挙げられる。この課題に対しては、具体的な伝達方法や研修の工夫を行い、理解を深める取り組みをすすめている。

【第三者評価結果：a】

・長時間保育の時間帯に子どもがゆったりと過ごせるよう環境や保育内容の工夫を行っている。子どもの人数に応じて合同保育の時間を調整し、職員配置を工夫することで、子どもたちが自由に好きなおもちゃで遊び、友だちと楽しく過ごせる環境を提供している。
・夕方6時半以降は1歳児室で合同保育を行い、少人数となることで寂しさを感じることがないように子どもたちの思いに寄り添い、好きな遊びにじっくり取り組めるよう配慮している。希望があれば補食の提供も行い、長時間保育の子どもたちが快適に過ごせるようサポートしている。

【第三者評価結果：a】

・年長児は地域の拠点小学校の1年生と5年生との定期的な交流を行っており、校内の案内や一緒に遊ぶ機会、公園での交流活動などを通じて、小学校の環境に慣れることを支援している。懇談会や個人面談では、小学校での生活に関する話題を取り上げ、就学先への要録の送付や小学校の先生との引き継ぎについて丁寧に説明し、保護者の不安を軽減するよう努めている。
・年長児は1月から昼寝をなくし、ひらがなや数に触れるワークなど、就学前準備プログラムを導入している。この取り組みは、子どもたちが小学校生活にスムーズに移行できるよう支援するものであり、多くの保護者から「子どもが小学校に行くのを楽しみにしている」という声が寄せられている。引き続き、小学校との交流機会を充実させるとともに、保護者との信頼関係を深め、すべての子どもが就学を楽しみに迎えられるような支援を行っていくことを目指している。

【第三者評価結果：a】

・入園前より健康記録や母子手帳を基に子どもの健康状態を把握し、必要に応じて保護者から詳しい聞き取りを行い、その情報を職員間で共有している。その後も、健康状態の変化については担任を通じて情報を随時更新している。保健計画については職員間および運営委員会を通じて保護者にも共有し、既往症や予防接種の状況は連絡ツールアプリや保護者面談を通じて確認している。
・SIDS（乳幼児突然死症候群）に関しては職員教育を実施し、正しい午睡チェックが行われているか定期的にラウンドで確認している。また、新入園児説明会ではSIDSに関する情報や園での取り組みを保護者に伝え、安心感を提供している。
・園の看護師は備品のチェック、環境設定の確認、保健だよりの作成、保健日誌や保健教育の準備などを行い、子どもたちの健康を支える業務に従事している。内科検診や歯科検診前には子どもたちが怖がらずに受けられるよう、絵本を使った説明やお口を開ける練習を取り入れている。手洗い指導やプライベートゾーンの話、着替えの仕方の指導など、保護者の要望に応じた健康教育を実施している。

【第三者評価結果：a】

・健診前に掲示とお知らせを配布し、保護者から相談や質問事項を受け付けており、健診時には医師から回答を得て、その結果と回答を紙ベースで保護者に伝える体制を整えている。健診結果は職員がいつでも閲覧できる場所に保管し、子どもの健康管理に活用している。歯科健診時には、医師から歯みがき指導を受け、清潔な身体づくりや生活活動の自立を促す取り組みも行っている。
・健診日前に看護師による保健指導を行うことで、子どもたちが健診を怖がらずに進んで受けられるようになっている点が成果として挙げられる。また、健康診断の結果は記録し、保護者へ個別に伝えるとともに、事前に提出された質問事項への回答を含めた情報を共有している。この内容は児童票にも記録し、継続的な健康管理に役立てている。
・看護師による嘔吐処理、感染症対応やアレルギーに関する職員研修も随時行い、子どもたちの安全と健康を守る体制を強化している。

【第三者評価結果：a】

・ガイドラインに基づき、アレルギーや慢性疾患を持つ子どもに対する安全な対応の徹底に努めている。生活管理指導表の内容を職員間で共有し、職員会議で再確認することで、適切な情報共有を行っている。アレルギーのある食材が提供される場合には、除去や代替対応について事前に確認・共有し、最低年1回または必要時に職員間で手順を確認する場を設けている。
・除去食や代替食は他の子どもと見た目がなるべく同じになるよう配慮し、食器やトレイも専用のものを使用している。また、新入園児説明会でアレルギー疾患を持つ子どもについて説明し、保護者へ園の取り組みと協力のお願いをすることで、理解と協力が得られている。
・アレルギー除去献立は生活管理表を基に保護者と面談して対応を確認している。食事の受け渡し時にはアレルギーワゴンを活用し、調理室内でのダブルチェック、保育室での再確認を行い、安全管理を徹底している。また、災害時にはアレルギー児が分かるようビブスを用意し、備蓄品で対応することも保護者に伝えている。

【第三者評価結果：a】

・月に1回、担任にヒヤリングシートを配布し、喫食状況、姿勢、マナー、食具の使用状況、好んだ献立や残食が多かった献立などを聞き取っている。子どもの好みや興味を反映した献立を作成し、年齢に応じた箸やスプーンの提供、持ち方の指導を行い、発達段階に寄り添った食育を実施している。
・子どもの喫食状況を踏まえ、具材を分けた丼や混ぜごはんを提供するなどの工夫もあり、個々の発達に寄り添う対応に努めている。また、パンをスティック状に切る、離乳食ではとろみの有無を調整するなど、咀嚼や嚥下の発達に配慮した柔軟な対応を行い、食べられるものが増える成果を上げている。
・食育の年間計画は保育士と共同で立案し、事前に連絡アプリを通じて保護者に周知を図っている。実施後には写真付きの掲示物によって保護者が活動内容を確認できるようにしている。担任の意見や子どもの気づきを取り入れ、芋ほり前にお芋の話をするなど、子どもの興味を引き出す工夫をしている。

【第三者評価結果：a】

・乳児は一人ひとりのリズムに配慮し、準備ができた子から食事を始められるようにしている。幼児には一緒に「いただきます」を行い、終了の目安を伝えながら進めることで、落ち着いて食事ができる環境を整えている。4歳児からはお当番、5歳児は就学に向けて１月から配膳手伝いや自分でよそう経験を取り入れている。
・毎日のミーティングで担任から子どもの喫食状況を確認し、感染症が流行していない時期には栄養士が食事の様子を見て回る機会を設けている。残食量を毎日測定し、ミーティングで共有した意見をもとに切り方や味付けを工夫して献立や調理に反映しており、食べにくいものを排除するのではなく調理方法を工夫することで、喫食の機会を大切にしている。
・献立は3名が交代で作成し、季節の果物や野菜、魚などを使用した食事を提供している。子どもの日や七夕、ハロウィン、クリスマスなどの行事にちなんだ食事を取り入れ、行事を楽しめる工夫をしている。給食サンプルを展示することで、保護者と子どもが帰宅時に話題にする姿も見られている。
・後半には、年長児が買い物やクッキングを通じて食に関する学びを深める活動を予定している。毎週水曜日には予約制で育児や栄養相談を実施しており、掲示で保護者に案内している。

【第三者評価結果：a】

・連絡ツールや健康チェック表を活用し、乳児から幼児まで一人ひとりの体調や生活リズム、日々の様子を保護者に伝えている。乳児については、排便、睡眠、体温、食事などの情報を毎日記録し、保護者に詳細を共有している。幼児の場合は体温や日々の様子に加え、必要事項を伝えている。送迎時の短い時間や連絡帳だけでは伝えきれない情報もあるため、行事後のアンケートや運営委員会を通じて保護者の意見や質問を吸い上げる工夫をしている。加えて、個人面談は年1回実施し、年長児については就学前面談も行い、保護者の不安や相談に対応できるようにしている。面談以外の時期でも随時相談を受け付けており、記録を個人ファイルにまとめている。
・健康チェック表には、登園時の検温や子どもの伝達事項を記載し、全体的な計画もファイルに含めることで、子どもの保育に必要な情報を一元管理している。乳児に関しては特に食事面、トイレトレーニングについてこまめに共有しながら進めている。行事やクラス活動の予定についてもプリントで事前に知らせている。特に翌月の予定や給食については保護者に提出してもらう形で、事前準備がスムーズに進むよう工夫している。

【第三者評価結果：a】

・保護者がいつでも気軽に相談できる体制を整えており、職員全員が保護者の状況ついても配慮しながら対応できるようにしている。相談内容は記録を取り、ダブルチェックを行った後、個人発達記録に保存し、必要な情報が共有される仕組みとなっている。
・園の玄関にはホワイトボードを設置し、各クラスの保育の様子やその日のねらいを毎日掲示している。さらに、楽習保育ボードには行事や保健指導、職員の活動写真とコメントを掲示し、保護者が日々の活動を視覚的に把握できるよう工夫している。また、製作物の掲示や月2回更新されるブログ、写真販売を通じて、園での様子を保護者に共有している。
・懇談会は年2回実施し、年度初めはクラス目標や保育の取り組みを説明し、年度末には振り返りや進級にむけての説明を行っている。乳児クラスの保育参観は年1回、幼児クラスは年2回実施しており、多くの保護者が参加している。

【第三者評価結果：a】

・虐待対応マニュアルを作成し、職員全員が虐待の兆候やその対応方法について理解を深めるための研修を実施しており、虐待が行われている場合に見られる子どもの様子や怪我の場所、保護者の生活環境や様子について具体的な例を挙げながら学んでいる。また、日常の保育中に「いつもと違う様子」を見受けた場合には、速やかに園長に相談する体制を整えている。
・気になる事例が発生した場合、園長と共有し、必要に応じて写真や子どもの絵を記録として残すことで、子どもの状況を適切に把握し証拠として活用できるようにしている。また、役所との情報共有を行い、行政機関と連携しながら対応できるようにしている。

【第三者評価結果：a】

・日々の保育の振り返りを行い、主体的に保育を楽しみながら課題を省察する仕組みを整えている。毎日の保育のねらいについて振り返りを行い、毎月自己評価シートでの振り返りを記入することで、保育内容の改善や新たな取り組みの方向性を共有できるようにしている。
・毎年3月にマニュアルの見直しを行い、時代や現場のニーズに即した内容に更新している。また、日々の振り返りは日誌に記録し、乳児については個別月案、幼児は個別記録を用いて子どもの様子や必要な配慮を丁寧に記録している。
・さらに、OJTではテーマを設定し、クラスの保育をビデオに残して振り返りと意見交換を行う手法を取り入れている。振り返りの内容を意識し、再度ビデオに記録して確認することで、保育士同士で方向性を共有しながら改善を図っている。