川崎市ふじみ園
第三者評価機関名 | 公益社団法人神奈川県社会福祉士会 |
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名称 | 川崎市ふじみ園 | 評価対象サービス | 2022~ 障害者・児福祉サービス版 |
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対象分野 | 生活介護, 就労継続支援(B型) | 定員 | 生活介護50(44) 就労継続支援B型10(10) 名 |
所在地 | 210‐0834 川崎市川崎区大島1-8-6 |
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TEL | 044‐244‐3973 | ホームページ | http://kfj.or.jp |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 1986年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人川崎市社会福祉事業団 | ||
職員数 |
常勤職員:18 名
非常勤職員:12 名
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専門職員 |
施設長(園長):1 名
主任(施設長補佐):1 名
サービス管理責任者:1 名
生活支援員:12 名
管理栄養士:1 名
医師:4 名
看護師:2 名
調理員:7 名
運転手:4 名
事務員:2 名
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施設・設備の概要 |
建物について:川崎市南部身体障害者福祉会館・川崎市身体障害者協会と併設。
作業室:2
食堂:1
厨房・厨房バックヤード:1
医務室:1
事務室:1
更衣室:1(利用者・職員共用)
シャワー室:1
トイレ:男女各1
執務室:1
面談室:1
屋上園庭:1
会議室:1
倉庫:1
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○法人の「基本理念」として、下記の4項目を掲げている。1.充実した質の高いサービスの提供、2.地域に根ざした施設運営、3.人材確保・定着・育成、4.法人の運営基盤の整備 ○施設の「方針」について、年度ごとに利用者の意見を取り入れて見直しを行い、令和6年度は下記を事業計画に明記している。 「川崎市ふじみ園は、法人の基本理念に基づき、職員規範を遵守し、信頼され、選ばれる福祉サービスを提供するため、清潔で快適な施設環境を目指す。個々のニーズに合わせた個別支援計画による支援を適切に提供し、利用者にかかわる支援者と共に、利用者が地域社会の中で働くことの喜びや生きがいを感じ、豊かに生活することを支援する。さらに、地域や関係機関との連携に努め、地域に開かれた施設を目指す。」 ○また、下記のように利用者に分かりやすい表現(ルビ付)にしたものを事業所内の目に付きやすい場所に掲出して、職員・利用者・家族等で共有すると共に来館者に周知している。 「川崎市ふじみ園は、これからもずっと清潔で落ち着いた施設環境を目指します。 利用者一人ひとりの希望を聞いて個別支援計画を作り、利用者と関わる様々な人と協力して支援を行います。 利用者全員が元気に働き、運動やレクリエーションで楽しく過ごせる場を提供します。 コロナや富士見公園の改修工事があっても、地域住民の方々と交流する機会を作ります。」 |
○川崎市ふじみ園は、川崎市が設置し、川崎市社会福祉事業団が昭和61年4月に施設運営を受託し、平成18年4月から指定管理者となり運営継続して現在に至っている。生活介護事業(定員50名)と就労継続支援(B型)事業(定員10名)の障害者施設である。 ○利用者一人ひとりの年齢や特性、意向に応じて自律・自立生活が送れることを大切にし、個別支援を行っている。 ○生活介護事業は、安全を第一に据えて利用者一人ひとりの希望を聞き取り、軽作業や自主製品の制作、健康維持のための体操や散歩、地域清掃等、適性や興味を考慮したプログラムを提供している。 ○就労継続支援(B型)事業は、就労に必要な知識・能力の向上のための作業種を開拓すると共に工賃の向上を図り、部品や箱(菓子、ハンカチ等)の組み立て、封入・封緘・発送業務、園外での清掃業務の他、利用者の実習・就労支援を行っている。 ○上記2事業共通事項として、利用者の健康管理が実施されている。看護師による日常的な体調管理、嘱託医(精神科・内科・歯科・耳鼻科)による定期健診や健康診断が実施される他、利用者の高齢化・重度化への対応として、南部リハビリテーションセンターの理学療法士や作業療法士等による身体的能力評価の実施や個別支援計画に基づく機能訓練を行っている。 ○職員は、利用者一人ひとりの権利擁護や意思決定を大切にし支援を行っている。利用者が「川崎市ふじみ園」を安全基地と認識し、自分の強みを生かしが地域生活や就労等にチャレンジできるよう、安心できる居場所とすることを目指している。 ○利用者の話し合いの会である「仲間の会」が月例で設けられ、施設の運営方針等について、利用者の意見発信の場のひとつになっている。また、利用者の保護者会として「ふじみ会」が隔月で定例的に設けられ、施設運営方針や福祉情報を発信すると共に、利用者と会議内容の共有を図って連携を密に行っている。 |
評価実施期間 | 2024/06/20(契約日) ~2025/03/21(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(2019年度) |
特長や今後期待される点 | ①権利擁護に重点を置いて、利用者一人ひとりを尊重した個別支援が行われている 支援マニュアルを整備し、「利用者一人ひとりが、必要な援助を自己選択しながら、尊厳を以て豊かな生活が送れるように利用者中心に支援すること」を基本に据えて職員倫理綱領を定めると共に、標準的な実施方法を具体的に明記し、個別支援計画に基づいた利用者支援が行われている。 ②福祉サービスを提供する上で、職員間で情報共有が密に行われ、周知徹底が図られている 職員は、毎日のミーティングや各種会議・委員会を有効に活用し、利用者支援のため迅速に情報共有を図って対応している。 また、利用者一人ひとりのケース記録や個別面談・カンファレンス等の内容は、詳細かつ具体的記録に残し、個別支援計画に必要な情報は、上長のチェックの下で適切に記録されている。 ③支援マニュアルに基づいた業務のチェックや見直しの仕組みの整備が期待される 利用者支援の積み重ねにより、職員間で標準的な業務内容をチェックし、見直しに関する検討を記録として残し、定期的に改訂する仕組みが整備されることが期待される。 ④職員のOJT等育成の仕組みの整備が期待される。 施設の新任者に関するOJTは、現状で1~2週間程度となっており、育成トレーニング面で課題を抱えている。今後、新任職員の育成方法の整備が期待される。 |
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受審の準備段階では、現場で関わる職員や保護者等へのアンケート依頼を行うことにより、一部の施設職員のみの意見が評価に反映されることなく、様々な意見を得ることができました。また、評価項目に対しエビデンスとなる資料を収集することにより、事業内容や付随する事務関連の事項について整理することができました。そして、第三者評価の結果を得ることで、客観的な視点から障害福祉事業所として期待されている点や、求められている事柄、さらには、当施設の強みに気づくことができました。これらのことを、地域の中で施設運営を進めていく一助としていきたいと考えています。 最後になりますが、今回の第三者評価を担当してくださった神奈川県社会福祉士会の皆様や、ご協力いただいた当施設のご利用者、保護者ならびにスタッフの方々に厚く御礼申し上げます。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人の4つの基本理念がホームページやパンフレットに記載され、広く周知されている。職員規範と併せ、職員がいつでも確認できるよう職員室内に掲出されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・川崎市を中心に、福祉経営環境や地域ニーズの変化に適切に対応するため、市障害者施設協会の施設長会に参加し情報収集している。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は職員に対し、定例職員会議の場で、月次利用実績(稼働率)を理由・原因も含めて周知し共有している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人は令和5年度に10か年の中期計画を見直し、令和6年度から5か年の中期計画策定作業を行っている。今年度は公表に向けて、見直し後の計画取りまとめ作業が進められている。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設は、これまで単年度計画について、法人の中長期計画に沿って策定してきた。令和5年度の中長期計画見直しに伴い、令和6年度以降の計画について取りまとめ作業中であるため、単年度計画を見直し後の中長期計画に完全にリンクさせることができていない。今後、中長期計画に沿う形で単年度計画が策定できるよう、整備が期待される。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画は、策定や評価、重点目標の進捗を含め、法人によってスケジュールが定められている中で実施されている。法人事務局のコンプライアンス委員会担当者が2か月に1回の頻度で施設訪問し、施設長面接を行って進行管理している。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、利用者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「ふじみ園方針」は、「仲間の会」の会合で利用者から意見を聞き取って定めており、事業計画の冒頭に「方針」として明記される。また、方針は、大きなフォント・ルビを付した状態で、施設内の利用者の目に付きやすい複数の場所に掲出され、職員・利用者共にいつでも確認できるようにされている。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「川崎市ふじみ園」は令和7年度まで指定管理となっており、指定管理者として3か月に一回(四半期ごと)の頻度で「サービスの質に関するチェックシート」により自己評価を実施している。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・毎年、第三者評価か利用者満足度調査を実施しており(第三者評価実施年は利用者満足度を実施しない)、評価結果の分析結果やそれに基づく課題を法人事務局(コンプライアンス委員会担当者)にて文書化している。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・「職務基準」「災害対策の役割と組織」「予防管理組織及び任務」「緊急連絡一覧表」「事故後の対応について」などで、園長自らの役割と責任を明示しており、いつでも職員が手に取って確認できるよう事務室内に保管している。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人にて、「コンプライアンスに関する取り扱い要綱」が定められている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・令和6年度の事業計画の重点目標に「利用者の高齢化、重度化に伴うプログラムの提供について」の項目がある。南部地域支援室と連携し、運動や日課の見直しを行っている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は月1回法人にて開催される「施設長管理職会議」に出席し、法人全体の運営に関する情報を把握している。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・職員の採用は法人本部が行っている。事業所の人員配置基準に沿って積極的に採用活動を行っている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・人事考課制度が整備されている。理念や方針を共有し、職員個々の目標管理に努めている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の「就業規定」を作成している。職員は年に1回、定期健康診断の機会がある。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「職務基準」で階層別に「求められる職員像」が明示されている。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「職務基準」では階層別に「求められる職員像」が明示されている。また、法人の「研修体系」や「キャリアパス図」により、階層別、職種別に受講が望まれる研修が明示されている。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・令和5年度は「権利擁護研修」「アレルギー研修」等6件の内部研修を実施し、「意思決定支援ガイドライン研修」「強度行動障害支援力向上研修」等26件の外部研修受講に職員を派遣した。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-① 実習生等の福祉サービスに関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生の受け入れについては、「事業計画」で基本的な姿勢を明示している。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・ホームページを活用し、事業計画、財務情報、予算、決算など、運営に関する重要な情報を第三者が容易に確認できる体制が整っており、透明性が確保されている。この取り組みにより、施設利用者や地域住民、他の関係者との信頼構築が進んでおり、運営全体の安心感が高められている。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営計画書および運営方針が明確に作成され、職員会議や朝夕のミーティングを通じて情報共有が徹底されており、組織内の連携強化や透明性の高い運営体制が構築されている。職員間での情報共有が適切に行われ、日々の業務遂行において一貫性と信頼性が確保されている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・コロナ禍前は地域住民や大学生、宗教団体など多様な主体、ボランティアの受入れ体制があり、利用者と地域との交流機会があった。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア受け入れについて、「川崎市ふじみ園マニュアル」に明記し体制が整備され、コロナ禍前まで実施していた。事業報告書や事業計画書に、ボランティア受け入れの基本姿勢や方針が明記され、受け入れ再開に向けて準備を進めている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 福祉施設・事業所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・自立支援協議会や地域防災連絡会に参加し、課題の共有や解決に向けた取り組みを行い、地域社会との連携強化を図っている。また、これらの活動を通じて、利用者支援や地域課題の解決に寄与している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・川崎市社会福祉大会や心身障害児者福祉大会に参加し、関係団体との連携を図りながら地域ニーズの把握に努めると共に、施設の地域内での役割を明確にしている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設は複合施設として市から地域の福祉避難所に指定されている。日頃から地域住民との連携に取り組んでおり、災害時の対応に備えて関係性も築いている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 利用者を尊重した福祉サービス提供について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・法人の基本理念に「充実した質の高いサービスの提供」として地域の人々や利用者から信頼され、選ばれる福祉サービスの提供を掲げている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 利用者のプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:c】 ・プライバシー保護については「権利擁護要領」に盛り込んでいる。同意なく個人のプライバシーの開示をしないこと、その同意を強制しないことを明示している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して福祉サービス選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・パンフレットは園内に設置のほか、市役所や支援学校に配備し、より多くの方が手に取れるようにしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 福祉サービスの開始・変更にあたり利用者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・サービスの開始時に用いる園の契約書及び重要事項説明書にはルビをふり、利用者の個性への配慮をしている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 福祉施設・事業所の変更や家庭への移行等にあたり福祉サービスの継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・他の福祉サービスへの移行にあたっては、アセスメントや個別計画書等の情報を活用して必要な先へ、必要な情報共有をしている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・利用者の意見交換会である「仲間の会」を毎月開催し、園でのレクリエーションや食事・行事に関する意見を利用者から直接出し合ってもらい、利用者満足を把握する機会としている。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情相談窓口や仕組みについては、サービス利用契約書に明記し、施設内掲示や意見箱設置により周知徹底されており、利用者や家族等が安心して苦情を申し出られる環境が整えられている。また、施設見学者に向けても同様に案内される仕組みがあり、透明性の向上に寄与している。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 利用者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、利用者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 ・利用者からの相談については、プライバシーへの配慮が可能な相談室や会議室を複数活用できるよう備えておく等、適切に環境を整備している。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 利用者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者からの相談や意見はパソコンのシステムにケース記録され、職員間で共有されており、組織的かつ透明性のある対応体制が構築されている。また、その日のミーティングでも職員間で適宜共有され、必要に応じて迅速かつ組織的に対応している。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・ヒヤリハットや事故報告の仕組みが整備され、「川崎市ふじみ園マニュアル」にフロー図で流れが明示されている。利用者の特性をふまえ、無断外出者対応マニュアルも整備されている。事業報告書にヒヤリハットや事故報告を記載し公表している。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における利用者の安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「川崎市ふじみ園マニュアル」に感染症対策を整備し、職員に周知徹底しており、感染症予防や緊急時対応の基盤が整っている。内容は、専門職の助言に基づいて作成されている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における利用者の安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・施設レベルでの事業継続計画(BCP)が整備され、災害対策委員会を設置して非常時の物品管理や避難先の確認が行われ、災害時対応力を高めている。また、職員及び利用者人数に応じてヘルメットが壁掛け配置され、着用訓練も実施されている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 提供する福祉サービスについて標準的な実施方法が文書化され福祉サービスが提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・業務全般について「川崎市ふじみ園マニュアル」が整備されている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「川崎市ふじみ園マニュアル」は、日々の業務を通じて実践状況と相違が見られた際に、適宜会議等にて職員が指摘し合って見直し検討し、修正し活用されている。見直し修正された際には、該当マニュアルのページに改正年月日を記載している。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・サービス管理責任者の進行管理の下で、ケース担当者により年1回、利用者の誕生月に合わせ、業務マニュアルに記載の流れに従い、所定様式を用いてアセスメントが実施されている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・サービス管理責任者の進行管理により、法令および業務マニュアルに基づき、ケース担当者により半年に1回以上、モニタリングを実施している。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 利用者に関する福祉サービス実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者担当支援員制を採用しており、「川崎市ふじみ園マニュアル」に担当の業務内容が明記されている。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 利用者に関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「個人情報に対する基本方針」を作成している。個人情報の適切な収集・利用・提供の実施、安全性確保の実践、苦情処理について明記している。法人分はホームページに掲載しており、施設分は事務所前の「施設概要ファイル」に綴って閲覧可能な状態にしている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 利用者の自己決定を尊重した個別支援と取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・施設は、利用者の権利擁護に重点を置いて職員倫理綱領を定めており、利用者の意思決定支援に取り組んでいる。 |
【A2】A-1-(2)-① 利用者の権利擁護に関する取組が徹底されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「川崎市ふじみ園マニュアル」には、「虐待対応・防止マニュアル」や「身体拘束等の適正化に関する指針」が整備されている。 |
【A3】A-2-(1)-① 利用者の自律・自立生活のための支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・利用者一人ひとりの年齢や特性、意向に応じて自律・自立生活を促進することを大切にした個別支援を行っている。 |
【A4】A-2-(1)-② 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・コミュニケーションの方法については、利用者の理解度や言語能力に応じて、図示・ジェスチャー・筆談等複数の手段を用いている。例えば、昼食提供に際してセレクトメニューの設定がある場合は、図や画像による選択肢を掲出することで、利用者がみな確認し選択することができるといった事例がある。 |
【A5】A-2-(1)-③ 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・限られた機会を工夫し活用することにより、利用者が個別に話す機会を設けている。 |
【A6】A-2-(1)-④ 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「個別支援計画の流れ(1年間)について」として、個別支援計画の作成手順を明示している。 |
【A7】A-2-(1)-⑤ 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・就労継続支援B型では、電子部品の本体のチェックや組み立て、箱詰めの作業を行っている。利用者は職員と声を掛け合い、確認をしながら集中して取り組んでいる様子がある。 |
【A8】A-2-(2)-① 個別支援計画にもとづく日常的な生活支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・食事に課題のある利用者に対し、アセスメントや日頃の様子などから課題をニーズとしてとらえ、個別支援計画書に盛り込んでいる。個別支援計画書の内容は計画策定会議で検討され、本人や家族等の同意のもと計画に沿った支援が行われている。 |
【A9】A-2-(3)-① 利用者の快適性と安心・安全に配慮した生活環境が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業所内は、委託業者による清掃が入っているほか、利用者からの「清潔な環境」に対しての意見が上がってきたことをきっかけに、日常的な清掃とは別に月1回床清掃や窓清掃があり、施設内の清掃は行き届いている。 |
【A10】A-2-(4)-① 利用者の心身の状況に応じた機能訓練・生活訓練を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・身体機能に課題のある利用者に対し、アセスメントや日頃の様子などから課題をニーズとしてとらえ、個別支援計画書に盛り込んでいる。個別支援計画書の内容は計画策定会議で検討され、本人や家族等の同意の下で計画に沿った支援が行われている。 |
【A11】A-2-(5)-① 利用者の健康状態の把握と体調変化時の迅速な対応等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「ふじみ園看護師マニュアル」が整備され、看護師の日常業務と、健康診断やインフルエンザ予防接種についての業務が具体的かつ詳細に明記されている。 |
【A12】A-2-(5)-② 医療的な支援が適切な手順と安全管理体制のもとに提供されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者の中に、高血圧、てんかん発作、食物アレルギーのある方がいる。看護師が常勤体制で配置され、内服薬を預かって服薬管理が行われている。 |
【A13】A-2-(6)-① 利用者の希望と意向を尊重した社会参加や学習のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日課として、昼食後に余暇支援や体操の時間が設けられている。また、外出行事や施設外活動についても年間計画し、利用者の意向を可能な限り汲むよう配慮されている。 |
【A14】A-2-(7)-① 利用者の希望と意向を尊重した地域生活への移行や地域生活のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別支援計画や事業計画には、利用者の高齢・重度化に伴う地域生活に関する課題等にもとづいて、利用者一人ひとりの生活環境に配慮する形で具体的な対応が明記されている。 |
【A15】A-2-(8)-① 利用者の家族等との連携・交流と家族支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者の家族等とは、年に1回以上、個別面談を実施している。利用者の様子を報告すると共に家族等の意向を聞き取り、個別面談記録にしてケースファイル管理している。 |
【A16】A-3-(1)-① 子どもの障害の状況や発達過程等に応じた発達支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 障害者の生活介護・就労支援の事業所のため 評価外 |
【A17】A-4-(1)-① 利用者の働く力や可能性を尊重した就労支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「川崎市ふじみ園マニュアル」に受注先ごとに作業マニュアルが作成されており、利用者一人ひとりの特性に応じて作業に取り組めるよう支援が行われている。地域の公的機関だけでなく民間会社の協力を得て、施設外就労メニューが設けられている。 |
【A18】A-4-(1)-② 利用者に応じて適切な仕事内容等となるように取組と配慮を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・利用者一人ひとりの特性や意向に応じた作業種に取り組めるよう、多様な仕事内容を受けたりきめ細かい工程を組む等の工夫をしている。 |
【A19】A-4-(1)-③ 職場開拓と就職活動の支援、定着支援等の取組や工夫を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・就職に関する情報提供や相談を随時受け付け、利用者や家族の意向に合わせた就職支援を行っている。現在、利用者のうち1名が川崎市役所のチャレンジ雇用に採用された実績がある。 |