新城もりのこ保育園
第三者評価機関名 | 一般社団法人 日本保育者未来通信 |
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名称 | 新城もりのこ保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 40(46) 名 |
所在地 | 211-0044 川崎市中原区新城1-15-13 |
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TEL | 044-798-7015 | ホームページ | http://kodomonomori.co.jp/sn/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2011年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社 こどもの森 | ||
職員数 |
常勤職員:9 名
非常勤職員:3 名
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専門職員 |
園長:1 名
保育士:6 名
看護師:1 名
栄養士:1 名
調理員:1 名
保育補助:2 名
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施設・設備の概要 |
乳児室・ほふく室・保育室・遊戯室:3室
事務室・医務室:1室
調理室:1室
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【保育理念】 子どもの十全なる発達と保育を通じて子育て家庭をサポートしていきます 【保育方針】 ほめて、諭して、いっしょに歩む 【保育目標】 ・思いやり、感謝の気持ちを持てる子 ・返事、挨拶のできる子 ・身体が元気で、心が強い子 |
【キッズダンスや合気道など子どもたちがさまざまな身体活動を楽しめるよう配慮しています】 2歳児~5歳児を対象に、月に1回、専門の講師を招き、キッズダンスに取り組んでいます。キッズダンスでは年齢ごとに合わせた、さまざまなリズムや動きを楽しんでいます。また、3歳児~5歳児を対象に月に1回、合気道にも取り組んでいます。合気道では、姿勢や礼儀、護身や危険回避などを中心に、さまざまな身体活動を体験する機会になっています。これらの活動は、子どもたち一人ひとりの興味や関心に応じて取り組むことを保育者間で十分に配慮し関わっています。また、日ごろの活動では、戸外活動を多く取り入れるとともに、室内ではマット運動や跳び箱、リトミックなどの運動遊びを積極的に取り入れ、子どもたちがさまざまな身体活動を楽しめるよう配慮しています。 |
評価実施期間 | (契約日) ~(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | 【チームティーチングを取り入れ、園全体で子どもの育ちを見守る体制作りに努めています】 園長を含め、全職員で一人ひとりの子どもの育ちを見守る体制作りに努めています。職員は日ごろの何気ない会話の中で、子どもの育ちについてさまざまな意見を交わし共有するとともに、職員会議等を通して、一人ひとりの育ちを見直す機会を設けています。園全体で子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行うために、複数の職員で個々の子どもに適切に対応するチームティーチングを取り入れています。チームティーチングでは、職員全員で子どもを見守ることを共通認識とし、クラス担任だけでなく一人ひとりの子どもの状況に合わせて別の職員が関わることなど、園全体で子どもの育ちを見守る環境づくりに努めています。 【子どもたちがさまざまな経験ができるよう、職種を越えて連携が図られています】 保育者だけでなく看護師による保健指導や栄養士・調理師による食育活動など、園生活の中で子どもたちがさまざまな経験ができるよう、職種を越えて連携が図られています。看護師との連携では、年間で保健指導計画が立てられ、月ごとのねらいに沿って、保健指導が行われています。実施された内容については、年間計画に沿って、保健だよりを通じて保護者へ伝えています。また、栄養士・調理師との連携では、食育年間行事予定が立てられ、食事のマナーや旬の食材に触れられるよう、カレー作りなど、月ごとにテーマを設定しテーマに沿ったねらいを立て実施されています。これらの職員間の連携により、子どもたちがさまざまな経験ができるよう配慮されています。 |
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改善を求められる点 | 【園が有する専門的な情報を、地域に還元する取り組みが望まれます】 園見学者に対する育児相談の実施や、自治体が主催となり実施される保育祭りへの参加を通して、地域コミュニティの活性化やまちづくりなどの貢献につなげています。また、地域で実施される、劇や演奏会、サッカークラブが主催する食育のイベントなどにも積極的に参加しています。今後は、地域交流等を通して把握された地域ニーズにもとづいて、地域に対して、定期的な子育て講座や離乳食セミナーなど園独自で実施できる内容を検討し、園が有する専門的な知識・技術や情報を地域に提供することが期待されます。 |
分析後の文書化が弱点だと気づきました。 調査員の方々が、目には見えず評価項目として文書にはできない、小さな様々な配慮に気づいてくださり、書面に残してくださっていたことに感謝したいです。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園の理念や方針は、園のしおり、全体的な計画、玄関の掲示などで明文化されており、保護者や職員への周知が図られています。【保育理念】は、こどもの十全なる発達と保育を通じて子育て家庭をサポートしていく。【保育方針】は、ほめて諭していっしょに歩む。【保育目標】は、思いやり、感謝の気持ちを持てる子。返事、挨拶のできる子。身体が元気で、心が強い子。です。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・社会福祉事業全体の動向については、法人内の園長会において、地域ごとの待機児童数など、各地域の保育ニーズについて把握しています。また、区の園長会では、各地域の新設された保育園や、民生委員からの地域の福祉ニーズや生活課題等についての情報を共有しています。今後は、社会福祉事業全体の動向や地域の各種福祉計画について、より当園に即した情報の把握と分析が期待されます。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の課題の一つとして、人材育成を取り挙げ、職員会議等で職員に周知しています。日頃から、各種指導計画を通して、保育の振り返りを行い、各職員の育成につなげるとともに、園内研修や、法人で実施される階層別研修等を通して、人材育成に取り組んでいます。また、行事の実施を通して、人材育成につなげています。具体的には、行事担当者と、副主任、リーダーとで実施までの工程を一つ一つ確認することで、行事担当者が計画から実施、そして振り返りまでの具体的な内容を着実に把握できるよう取り組んでいます。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・中・長期計画は、職員の意見を聞き相談をしながら、園長が作成をしています。計画書の冒頭には、基本理念、保育園の役割と機能、目指す子育て環境を掲げています。中期計画として、「職員が専門能力を身につけ保護者に対する子育て相談力を強化する」「バランスのとれた発育を促すため、様々な活動を計画的に取り入れる」などが挙げられています。また、長期計画として、「子育て環境の脆弱化を解決するための取り組みを強化する」「職員一人一人が未来像を描きながら役割を意識した研鑽に努める」などが挙げられています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の計画は、2月の職員会議において園長が職員に対して提案をし、各職員の意見を踏まえて作成しています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・事業計画は、2月の職員会議において振り返りを行い、その結果を次期の事業計画作成に生かしています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・事業計画の主な内容は、懇談会の際に資料として配布し説明することで、保護者への周知に取り組んでいます。また、毎月の園だよりにおいても、事業計画に関する園の取り組みをわかりやすく示すなど、保護者の理解を促すよう努めています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の質の向上に向けた取り組みとして、週案・月案などの指導計画において、組織的にPDCAサイクルにもとづいた取り組みを実施しています。具体的には、クラス内で計画を策定し、実践後に振り返りを記載、その後園長による確認が行われ、次の実践につなげています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・評価結果を分析した結果、清掃の仕方が課題にあがり、職員間で共有し改善案について話し合いをした経緯があります。具体的な取り組みとして、清掃チェック表を作成し、担当者を明記することにより、責任を持って各職員が清掃を行うことが出来る仕組みづくりをしました。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、自らの役割と責任を組織図や職員職務分担表において明確化し、職員に対して周知しています。また、自らの保育所の経営・管理に関する方針と取り組みを会議や園内研修などにおいて表明し、理解を図っています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・遵守すべき法令等については、園長が月に1回行われる、本部での園長会を通して、労務関連や個人情報の取扱い、また人権やコンプライアンス等について認識を深め、職員会議や日ごろの保育の中で職員に具体例を示しながら伝えています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、週案・月案などの指導記録から保育の内容の確認をするほか、実際に保育現場に入り、日常の保育の様子を観察しています。その上で保育の質に関する課題を把握し、改善のための具体的な取り組みを伝えるなど、その指導力を発揮しています。また、指導内容はリーダーや副主任と共有しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、法人本部の助言をもとに、経営の改善や業務の実効性の向上に向けて、人事、労務、財務などを踏まえ分析を行い、毎月本部に報告をしています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方、福祉人材の確保・育成計画、人事管理に関する方針等については、教育経営計画書に示しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・法人の理念・基本方針にもとづいた「期待する職員像等」が、教育経営計画書において明確にされています。また、人事基準については就業規則に明確に定められ、職員に周知されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の出退勤や、有給休暇の取得状況、時間外労働などの就業状況について、勤怠システムで管理し把握しています。シフトについては、有給休暇の取得や、お子さんの行事など職員の意向を反映して作成しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育経営計画書には、「子どもに対する方針」「保護者に対する方針」「組織に対する方針」など組織として期待する職員像を明確に示しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・策定された研修計画にもとづき、教育・研修が実施されています。園内研修では、書類の記述方法について、個人情報の取扱いについて、運動指導についてなどの研修に取り組んでいます。研修内容は園の実態や時期、また保育の内容や目標を踏まえて、必要に応じて変更しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・各職員の知識、技術水準、専門資格の取得状況等については、入社時や、年1回本部に報告する評価シートを通して、各職員の得意分野などと合わせて把握に努めています。また、年に2回行われる園長面談においても把握しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成に関する基本姿勢を明文化し、受け入れに関わるマニュアルが整備されています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・法人の理念や基本方針、また具体的な取り組みは、法人全体のホームページや各園のホームページにて公開されています。また、保育士養成校などに掲示する求人票には、法人全体の概要が記載されているとともに、各園の具体的な保育の特色も記載されています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・教育経営計画書に、「経理、購買に関する方針」が記載され、職員に周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・地域との関わり方や基本的な考え方について、全体的な計画の項目に、「地域の実態に対応した保育事業と行事への参加」を設け文書化しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ボランティア受け入れに関する基本姿勢を明文化しており、マニュアルが整備されています。また、ハンドブックも作成しています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個々の子ども・保護者の状況に対応できる地域の関係機関や団体についてのリストを作成しており、事務室内に掲示し、また職員にも周知されています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・区の園長会への出席や、民生委員との連携、園見学者の育児相談や意見などを通して、地域の福祉ニーズや生活課題などの把握に努めています。一例として、地域の方から公園で遊ぶ際に、保育園児が大勢いる時は、公園が利用しづらいという意見を把握しました。そのため職員間で共有した上で、公園で遊ぶ際は地域の方に声かけをするなどの、取り組みにつなげています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・把握した福祉ニーズ等にもとづいて、地域の方に園内行事の案内を実施したり、地域交流の一環として、園外活動の際に、ゴミ拾いや草むしりなどの環境整備の活動を行ったりしています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・子どもを尊重した保育の提供に関する倫理綱領や規定などは、教育経営計画書や全体的な計画に明示され、職員が理解し実践しています。子どもを尊重した保育に関する基本姿勢は、個々の保育の標準的な実施方法として、月・週・日案などの指導計画に反映されています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どものプライバシー保護について、社会福祉事業に携わる者としての姿勢・責務を、教育経営計画書に明記し、研修等を通して、職員への理解が図られています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・理念や基本方針、保育の内容や保育所の特性などを紹介した資料として、園のしおりがあります。また、ホームページでも情報を記載するとともに、区の子育て情報誌にも掲載し、多くの人が園の情報を得られるよう努めています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の開始にあたっては、入所前面談を行っており、園のしおりや重要事項説明書にもとづき個別に説明をしています。説明の際には、持ち物の見本や写真を示すなど、保護者が理解しやすい工夫や配慮を行っています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所等の変更にあたっては、保育の継続性に配慮した市の書式による引継ぎ文書を定めており、健康記録も伝達されています。また、転園先から希望があれば、情報を提出しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育のなかで、家庭との連絡帳や職員間の伝達ノートなどの情報の共有により、子どもの満足を把握するように努めています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情・要望に係る相談窓口として、重要事項説明書に、苦情解決責任者(園長)と対応についての記載があります。また、本部事務局の電話相談窓口の記載もあります。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備しており、複数の窓口(園、法人、第三者委員)があることを入園前面接や園長面接において伝えています。また、園だよりでも知らせています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、日々の保育の提供において、保護者が相談しやすく意見を述べやすいように配慮し、適切な対応と傾聴に努めています。連絡帳のやりとりや送迎時のコミュニケーションにおいて把握された意見は、必要に応じて園長に報告しています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長を中心としたリスクマネジメント体制が整備されており、事故発生時の対応と安全確保について、保健衛生マニュアルを通して、職員に周知されています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策については、園長を責任者とし看護師を中心とした管理体制が整備されており、保健衛生マニュアルに沿って職員に周知されています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・災害時の対応体制として、災害マニュアル、緊急マニュアルが整備されており、職員会議で職員に周知しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の標準的な実施方法については、保育業務マニュアル、教育経営計画書などに文書化され、全職員に配布されています。標準的な実施方法にもとづいて実施されているかについて、職員会議やクラス会議で振り返り、確認する仕組みがあります。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の標準的な実施方法については、2月の職員会議にて全体を通して見直すとともに、毎月の会議においても必要に応じてその都度見直しが実施されています。その際に、標準的な実施方法をもとに作成された指導計画についても必要に応じて見直しをしています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画策定の責任者は園長となっており、クラス担当者が全体的な計画にもとづき、指導計画の策定を行っています。策定にあたっては、5領域別の観察・個人記録を通して一人ひとりの発達を把握し、必要に応じて栄養士、看護師との協議を行っています。また、保護者のニーズについては、連絡帳などを通して意向を把握し反映させています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の実施状況の評価と計画の見直しは、職員会議、クラス会議において定期的に行われています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもに関する保育の実施状況は、各種指導計画や観察・個人記録に適切に記録され、職員間で共有化されています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報保護規程により、子どもの記録の保管、保存、廃棄、情報の提供に関する規程を定めています。個人情報が記載された書類は、鍵付きの書庫で保管し、鍵は園長が管理しています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画は、本部のフォーマットを基本としながらも、地域の実態に対応した保育事業と行事への参加の項目や、特色ある教育と保育の項目などについては、園独自で検討し、主に園長が作成しています。各クラスの目標等については、職員会議にて職員の意見を取り入れ計画に反映させています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが心地よく過ごすことができる環境を整備するため、温湿度計を設置して適切な状態を管理し、保健日誌に記録しています。また、保育所内外の設備・用具や寝具の衛生管理については、日々点検を行い、生活の場にふさわしい環境づくりに努めています。トイレには清掃マニュアルを掲示し、明るく清潔で子どもが利用しやすい環境を保持しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの観察・個人記録や伝達会などから、発達と発達過程、家庭環境などから生じる一人ひとりの子どもの個人差を十分に把握し、尊重しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・基本的な生活習慣の習得にあたっては、子どもが自分でやろうとする気持ちを尊重して援助を行っています。職員は子どもが自分でできるよう声かけをし、自分でできた時は十分に褒めることを繰り返し行っています。また、自分でやりたいとう気持ちを大切にし、少し援助するなどしながら、自分でできたという達成感を味わえるようにしています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・日常の保育の中で、子どもの発語(つぶやき)をよく聴くことで、一人ひとりの子どもを理解し、子どもが自発性を発揮できるよう援助しています。また、朝の会や帰りの会では、「楽しかったこと」や「明日したいこと」などの言葉を拾い、環境を準備することで自発性の発揮につながるよう配慮しています。さらに、お泊り保育などの行事の中でも、子どもたち同士で「何の料理を作りたいか」を話し合い、必要な材料を保育者に伝えるなどの取り組みが実施されています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・0歳児が安心して保育士等と愛着関係が持てるよう、担当制を導入しています。担当制を導入することで、一人ひとりの子どもたちの様子をより深く把握し適切な援助につながるよう配慮しています。また、長時間過ごすことに適した生活と遊び及び環境への工夫として、マットを使用しゆったりとくつろげるスペースをつくったり、サークルや柵などを使用し、個々の発達に合わせた遊びのスペースを確保できるよう努めています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもが自分でしようとする気持ちを尊重するため、個々の状況に合わせたゆとりある保育に努めています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児は、援助されることが多かった乳児クラスから、生活習慣の自立が促される年齢になったことを踏まえ、特に担任との信頼関係の構築に配慮しています。生活習慣の一例として、トイレの自立などについては、個々の子どもの実態に合わせた関わりを大切にしています。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園内には車椅子用トイレが設置されていますが、建物の2階に位置する園へのエレベーター等の設置はなく階段での対応となっています。今後は、玄関なども含め建物・設備面でのさらなる環境整備への配慮が期待されます。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間にわたる保育の内容や方法については、指導計画等に記載し、子ども主体の計画性をもった取り組みにつなげています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画の中には、小学校との連携として、近隣小学校の授業参観及び小学校見学など、小学校との連携や就学に関連する事項が記載され、計画にもとづいた保育が行われています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの健康管理に関するマニュアルが整備されており、健康手帳により一人ひとりの子どもの心身の健康状態を把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・例年、内科健診は、0.1歳児は隔月、2~5歳児は年3回行い、歯科健診については、年1回行っています。健診時に質問があれば事前に申し出てもらうよう、園だよりで保護者に知らせています。健診の結果は個別に記録され、看護師が保護者宛にお知らせの配布をして伝えています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもに対しては、市のマニュアルと書面において、適切な説明と対応を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食に関する豊かな経験ができるよう、栄養士が食育年間行事予定をつくり、食育計画を立てています。また、その都度子どもの様子を観察しながら、箸の使い方などを取り上げ、食事を楽しむことができるよう工夫をしています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・一人ひとりの子どもの発達状況や体調などを考慮した、献立・調理の工夫をしています。一例として、お腹のゆるい子どもには、牛乳のかわりにお茶を提供するなどしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・連絡帳などにより、家庭との日常的な情報交換を行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々のコミュニケーションの積み重ねにより、保護者との信頼関係を築くようにしています。挨拶の際には、連絡帳で伝えている内容以外の子どものエピソードを伝えられるよう、心がけています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・家庭での虐待等権利侵害の兆候を見逃さないよう、子どもの心身の状態、家庭での養育状況について把握に努めています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・日ごろの保育内容については、各種指導計画の保育に対する自己評価で保育内容を見直し、職員会議やクラス会議を通して職員間で共有しています。また、年に2回の園長との面談で使用する、スタッフシートを通して、職員一人ひとりの自己評価を実施しています。面談を通して、園長と自己評価を共有する中で各職員は自らの目標を定めています。 |