社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

かながわ福祉サービス第三者評価推進機構 評価結果検索サイト

明日葉保育園戸塚西口園

2025年02月21日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細
① 第三者評価機関名
第三者評価機関名 株式会社プレパレーション

② 施設・事業所情報
名称 明日葉保育園戸塚西口園 評価対象サービス 2024~ 保育所版
対象分野 認可保育所 定員 60 名
所在地 244-0003
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町167-29
TEL 045-392-4884 ホームページ https://www.ashita-ba.jp/hoiku/totsukanishiguchi/
【施設・事業所の概要】
開設年月日 2021年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 株式会社あしたばマインド
職員数
常勤職員:10 名
非常勤職員:14 名
専門職員
保育士:16 名
看護師:1 名
栄養士:2 名
施設・設備の概要
保育室:5
更衣室:1
事務室:1
子どもトイレ:2
大人トイレ:3
園庭:有
厨房:有

③ 理念・基本方針
【保育理念】
「子どもの明日を育み、今日を支える」
明日葉の花言葉は「旺盛な活動力」
私たちは、子どもが毎日を豊かにすごせる保育を通じて、明日をたくましく生きる力を育みたいと考えます。
そして、子どもの健やかな成長を願うご家庭や地域社会とのコミュケーションを大切にして、よりよい今日をサポートします。
【保育方針】
子どもが今日を最もよく生き、望ましい「明日」を創り出す力の基礎を培う
【保育目標】
・自分も人も尊重できる子ども
・自分で考えて正しいことを選び取れる子ども
・心も体も健やかな子ども
・思いを適切に表現できるこども

④ 施設・事業所の特徴的な取組
食育(PAKUTTO)・体操(DEKITA)・リトミック(flower)・異文化交流(あしたばドア)・英語(friend)のプログラムを柱に子どもたちが主体的に選択できるような保育をしています。

⑤ 第三者評価の受審状況
評価実施期間 2024/06/03(契約日) ~2025/02/04(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 0 回(年度)

⑥総評
特長や今後期待される点 ◇特長や今後期待される点
・たくさんの絵本と出合える環境を整えています
園では、こどもたちの創造性を育むため、絵本の読み聞かせの時間を大切にしています。保育室には絵本コーナーを設け、こどもがいつでも自由に絵本に触れられる環境を整えています。また、園内の絵本は定期的に入れ替えをおこない、こどもが卒園までに最大2200冊の絵本と出会えるよう工夫しています。さらに、玄関付近にも絵本棚を設置しており、保護者がお迎えに来た際に一緒に絵本を読む姿が見られるなど、家庭と連携した読書環境の充実に努めています。

・園のスローガン「みんな違って、それでいい」保育を実践しています
園では、「みんな違って、それでいい」という保育スローガンを掲げ、職員全員が日々の保育に取り組んでいます。本部共通マニュアルである明日葉ガイドラインでは、「一人ひとりの子どもを丁寧に大切に」という子どもを尊重した保育の基本姿勢を明確に示しており、この理念に基づいて多様性を尊重した保育を実践しています。子ども一人ひとりの個性や特性を大切にすることで、安心して成長できる保育環境を提供しています。

・地域との交流、地域貢献が期待されます
園では、こどもたちの地域とのつながりを広げるため、ボランティアや地域の中学生の職業体験の受け入れなど前向きに検討しており、受け入れに関する基本姿勢を明文化し、具体的なマニュアルの整備を進めています。これにより、地域社会における園の役割を高めるとともに、地域貢献の一環として、こどもたちと地域住民との交流を深めることが期待されます。

⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
開園して3年目初めて第三者評価を受け、貴重なご意見や改善点を改めて確認することができ、今までの取り組みを振りかえる良い機会となりました。
この度の第三者評価では、当園の強みである「たくさんの絵本と出会える環境」と『みんな違ってそれでいい』というスローガンを体現する保育にご評価をいただき、誠にありがとうございます。職員一同、子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、温かい保育を実践してきたことが、このような評価につながったと実感しております。
ご指摘いただきました「地域との交流」につきましては、今後の課題として真摯に受け止め、改善に努めてまいります。地域社会との連携をより一層深め、子どもたちにとって豊かな学びの機会となるよう、様々な活動を企画・実施していく予定です。具体的には、地域の高齢者施設との交流会や、地域の方々に保育園運営を理解し地域住民の皆様との交流を深められる食育マルシェなどの企画などを検討しております。
今回の評価結果を励みに、今後もより一層保育の質を高め、子どもたち一人ひとりの健やかな成長をサポートできるよう、職員一同精進してまいります。保護者の皆様をはじめ、地域の皆様からのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
          明日葉保育園戸塚西口園 園長 三本木 幸子

詳細評価PDF

評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織

Ⅰ-1 理念・基本方針
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。

【第三者評価結果:a】

保育理念および基本方針は、入園のしおりやパンフレット、ホームページに掲載し、園内にも掲示することで職員や保護者が常に確認できるよう整備しています。職員には明日葉ガイドラインやクレドを配布し、昼礼や職員会議で定期的に振り返りを実施することで、理念や方針の浸透を図っています。保護者に対しては、園見学や入園説明会、年度始めの懇談会を通じて保育理念を丁寧に説明し、理解を深めてもらう機会を設けており、保育の方向性を共有し、保育の質向上に努めています。

Ⅰ-2 経営状況の把握
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。

【第三者評価結果:b】

本部が主催する施設長会や横浜エリア・戸塚区の施設長会に参加し、社会動向や地域の課題を把握・分析しています。地域の福祉ニーズについては、利用者の声や周辺環境を踏まえて把握に努めています。また、地域との連携強化を進めるため、自治会への参加、近隣保育園との交流、防災拠点の機能を持つ愛児園との連携を図っています。今後は、保育コストの分析や利用者動向の把握の充実を図り、地域のニーズに応える体制づくりの強化を進めています。

【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。

【第三者評価結果:a】

園は本部と連携し、経営や保育園内の状況を把握し、課題や問題点の対応に努めています。経営環境や課題については、本部の施設長会を通じて情報共有をおこない、現状の把握と分析を実施しています。また、職員に対しても経営課題や人材育成、保育の質向上に関する現状を共有し、改善策について議論する機会を設けています。特に保育士不足は重要な経営課題として認識し、保育士に選ばれる保育園づくりに向けて具体的な取り組みを進めています。職員一人ひとりが課題意識を持ち、組織全体で解決に向けた取り組みを強化する体制を構築しています。

Ⅰ-3 事業計画の策定
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

本部として「日本で最もソーシャルサービスを支える企業グループを創る」という中・長期ビジョンを掲げ、計画的に取り組んでいます。園内では、5年から10年を見据えた長期計画として「地域の子育て機能の中心づくり」「大家族のような保育園づくり」「職員の役割に応じた労働環境の整備」を策定しています。中期計画の3年計画では、地域との関わり強化や保育理念にもとづく保育の一貫性、職員の質向上、子育て支援活動の実施を掲げています。今後も地域の子育て拠点となることを目指し、職員と連携しながら計画の実現に努めていきます。

【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

【第三者評価結果:b】

園では単年度の事業計画を策定し、行事予定をはじめ、児童・職員の健康管理、安全・安心対策、虐待防止、給食計画など具体的な項目を立案しています。また、保育理念の浸透、保護者との信頼構築、保育環境の整備、保育の質向上に向けて実施項目を明確にし、計画的に取り組んでいます。今後は、事業計画の内容を職員に可視化し、書面化や掲示によって日頃からの共有を強化していくことを計画し、職員間の共通認識を高め、事業運営の質向上を目指しています。

【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。

【第三者評価結果:a】

事業計画は、前年度の振り返りをもとに職員が話し合いを重ね、次年度の計画を策定しています。会議では、自己評価や月案の評価・反省を基に年間の取り組みを振り返り、改善点や次年度への反映を検討しています。すべての職員がいずれかのチームに参加し、計画策定に関わることで、一人ひとりが目的意識を持てる体制を整えています。また、作成した計画は一覧にまとめ、職員がいつでも確認できるようにしており、職員全体の理解を深め、事業計画の実効性を高めることを目指しています。

【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。

【第三者評価結果:a】

事業計画は入園説明会や年度始めの懇談会で保護者に説明し、行事のねらいや取り組みの様子を分かりやすく伝えています。特に、入園説明会では「こどもまんなか」を念頭に、こどもを中心とした環境づくりや、保護者が意見を伝えやすい関係性づくりなどについても説明しています。さらに、園だよりやお知らせ配信を通じて計画内容を共有し、保護者の理解促進を図っています。運営1年目には園独自のアンケートを実施し、保護者の困りごとや疑問に丁寧に対応し、次年度の計画に反映しました。現在も本部のアンケートを継続的に実施し、保護者の意見を収集しながら改善に取り組んでいます。

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。

【第三者評価結果:a】

保育の質向上を図るため、全体的な計画にもとづいて、年間指導計画や月間指導計画、週案、食育計画、保健計画、行事計画を策定しています。各計画には評価・反省欄を設けて定期的に振り返り、次期計画へ反映しています。また、リーダー会議や乳児・幼児ミーティングを定期的に開催し、課題や問題点を迅速に共有し、改善に取り組んでいます。自己評価については保護者アンケートや主任との話し合いをもとに作成し、必要に応じて乳幼児リーダーとも課題を検討し改善を進めています。さらに、年に一度の施設長面談を実施し、必要に応じて本部マネージャーが同席することで面談結果を本部役員と共有し、人事面からのサポート体制も整えています。

【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。

【第三者評価結果:a】

園では、施設長会で得た情報を迅速に職員と共有し、昼礼を通じて自園の問題点や反省点を明確にしています。また、自己評価の結果は分かりやすい場所に掲示し、職員間で共通認識を持ちながら改善に取り組む環境を整えています。改善への課題は次年度の事業計画に反映して、進捗状況を計画的に管理しています。さらに、定期的な評価を通じて改善の実施状況を確認し、必要に応じて計画を見直すことで、継続的かつ効率的に保育の質向上を図る仕組みを構築しています。

評価対象Ⅱ 組織の運営管理

Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。

【第三者評価結果:a】

施設長は本部の運営計画にもとづき、職務分掌表を作成し、施設長をはじめ各リーダーの役割と責任を明確にしています。職務分掌表は施設内に掲示しているほか、会議では保育理念にもとづく「こども主体の保育実践」に取り組む姿勢を表明し、自己評価や振り返りの重要性、チーム力向上の目標を共有しています。また、施設長は日ごろから職員とのコミュニケーションを重視し、園運営の全体像を職員と共有するよう努めています。

【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

施設長は遵守すべき法令の理解を深めるため、本部研修や戸塚区主催の外部研修に参加し、法令改正や対応策について情報を収集しています。研修で得た内容は職員会議で事例を交えながら共有し、職員にも分かりやすく周知し理解を促進しています。また、「明日葉ガイドライン」や「あしたばの保育ガイド」などのマニュアルを整備し、年度始めに読み合わせを実施し、定期的な職員会議でも内容を確認する機会を設けています。さらに、施設長が各クラスの状況を随時確認し、必要に応じて即時の園内研修や指導をおこなう体制を整え、法令遵守の徹底と実効性を高めています。

【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

施設長は職員会議や昼礼への参加、各クラスの巡回、日誌や指導計画などの振り返りを通じて現場の状況を把握し、課題を分析・評価しています。課題が明確になった際には、職員と共に解決策を検討し、適切な指導をおこなうことで保育の質向上を図っています。また、職員の研修参加を積極的に推進し、主任がシフトを調整することで参加しやすい環境を整えています。さらに、リモート研修の導入により参加機会が拡大し、園全体で保育の質向上に向けた具体的な体制を整えています。

【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

施設長は業務の実効性向上に向けて、主任やリーダーと連携し、安心・安全な保育サービスの提供に必要な環境整備を進めています。適切なシフト管理をおこない、職員へ積極的に声をかけながら休憩時間の確保や有給休暇の取得を促し、業務負担の偏りや残業の削減に努めています。労務環境を整え、職員が働きやすい体制を構築するとともに、組織全体の意識統一と業務効率の向上を進めています。

Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

【第三者評価結果:b】

職員の採用は本部と連携し、施設見学や給食提供を通じて園の特色である食育や雰囲気を伝えるなど、効果的な活動をおこなっています。公式ホームページでは採用情報に加え、独自の研修システムや専門職としての成長を重視する姿勢、園の雰囲気を掲載し、求職者への発信を強化しています。保育士や看護職員、調理師はそれぞれの専門知識を活かし、計画的に業務を遂行できる体制を整えています。また、特別な配慮が必要なこどもには、施設長が自身の経験や研修で得た知識をもとに保育士へ指導をおこなう体制を整えています。

【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。

【第三者評価結果:b】

本部が策定した人事管理制度にもとづき、総合的な人事管理を実施しています。「明日葉ガイドライン」や本部グループの行動指針を通じて期待する職員像を明確にし、職員に示しています。毎年2回、本部主導でキャリアアップアンケートや自己分析シート、目標シートを活用し、職員一人ひとりが自身の業務を振り返り、自己評価と共に面談を実施しています。職員が自身のスキルアップを図り、将来の姿を描けるよう支援しています。

【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。

【第三者評価結果:a】

職員の有給休暇取得状況はデータ化し、常時確認可能なシステムを導入しています。毎月のシフト作成時には職員の希望を聞き取り、可能な限り調整をおこなっています。勤務時間の管理には勤務管理システムを活用し、全体の就業状況を把握しています。また、残業申請書を活用して業務負担の偏りを防ぎ、分業体制の整備やチームワークの向上に取り組むことで、職員が安心して働ける職場環境の構築を推進しています。

【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。

【第三者評価結果:b】

施設長は人事管理制度にもとづき、職員との面談を通じて本部が策定した行動指針を踏まえた育成目標を設定しています。この際、職員の自主性を尊重しながら目標を決定し、進捗状況や達成度を定期的に確認しています。面談では、職員の成長した点や課題を共有し、振り返りをおこなうことで職員の成長を支援しています。さらに、中間面談や年度末面談を通じて目標の進捗状況を評価し、達成に向けたサポート体制を整えています。

【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。

【第三者評価結果:a】

園では、期待する職員像を基本方針や事業計画書に記載し、明確に示しています。職員研修は、経験年数や専門性に応じた役割や目標を設定し、知識や技術の向上を目指して職員育成研修制度を整備しています。また、本部は個々の職員に適した研修機会を提供し、成長を支援しています。さらに、外部研修やICTを活用した研修情報を周知し、職員がいつでも参加できる環境を整えています。取り組みは定期的に評価し、計画やカリキュラムの見直しを必要に応じて実施しています。

【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。

【第三者評価結果:a】

本部では、全体研修や階層別研修、年齢別研修、新卒者や中途採用者向けの新人研修、看護職員向けの専門研修など、多様なプログラムを提供し、職員の知識や技術の向上を支援しています。園では新卒者に対してチューター制度を導入し、個別の人材育成を実施しています。また、外部研修の情報を全職員に共有し、希望者が必要な研修に参加できるよう支援しています。さらに、シフト調整や研修費用の補助をおこない、職員が研修に参加しやすい環境を整えており、職員一人ひとりの成長を促進しています。

【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。

【第三者評価結果:b】

本部が作成した実習生受け入れマニュアルにもとづき、実習生の受け入れ体制を整えています。今後は、地域の公民館や飲食店へのポスター掲示、来園者や職員からの紹介を活用するなど、広報活動を強化していく予定です。また、職員体制を含めた状況を考慮し、実習生がより良い学びを得られる環境づくりを推進します。取り組みを通じて、実習生の受け入れを促進し、保育の専門職育成に積極的に貢献することを目指しています。

Ⅱ-3 運営の透明性の確保
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。

【第三者評価結果:a】

園の公式ホームページでは、保育理念や方針、保育内容を写真や動画で紹介し、施設長のメッセージを通じて園の方針を発信しています。パンフレットには、保育理念、目標、年間行事、一日のスケジュールを掲載し、園の概要をわかりやすく伝えています。意見や要望の申し出窓口は園内に掲示し、寄せられた内容については個人情報に関わるものを除き、事業報告書で公表しています。

【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

職務分掌表をもとに職員の役割と責任を明確化し、運営体制を整備しています。物品購入は購入申請を活用し、施設長と主任によるダブルチェックを徹底することで、適正な取引を確保しています。また、月末には会計残高報告書を作成し、確認後に本部へ提出することで財務の透明性を高めています。事務や経理業務については本部経理部のサポートを受け、円滑な運営を実現しています。さらに、内部監査や外部監査を通じて確認をおこない、現時点で改善を求められる指摘はなく、引き続き公正かつ透明性の高い運営に努めています。

Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。

【第三者評価結果:b】

園の全体的な計画では、地域行事への参加や小学校との連携、地域との関わりを明確に位置づけています。地域交流の取り組みとして、町内会への加入を通じた積極的な活動参加や、スポーツクラブのリーフレットを設置し保護者への情報提供をおこなっています。また、小学校との連携強化を目指し、スポーツイベントでの体育館活用など、新たな交流の機会を模索しています。さらに、地域との関係を深めるため、離乳食講座や明日葉マルシェを企画し、ポスティングやカフェでのチラシ配布を活用した広報活動を実施しており、地域との連携からこどもたちの地域交流を積極的に推進しています。

【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。

【第三者評価結果:b】

本部では「ボランティア受け入れマニュアル」を策定し、受け入れに関する基本姿勢を明文化しています。地域の学校教育への協力については「全体的な計画」の中で明示し、連携の強化に努めています。さらに、地域とのつながりを深めるため、公民館や飲食店へのポスター掲示、来園者や職員からの紹介を活用した広報活動を計画しています。また、職員体制を含めた状況を考慮し、受け入れ体制の充実を図ることで、地域との連携を一層強化し、こどもたちに多様な地域交流の機会を提供していく方針です。

【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。

【第三者評価結果:a】

園では、地域の関係機関や医療機関のリストを作成し、事務所内に掲示やファイリングをおこない、職員間での情報共有を徹底しています。施設長は地域の施設長会議や地域支援会議に参加し、情報収集と連携体制の構築に努めています。また、5歳児担任は幼保小連絡会に出席し、就学支援に向けた調整を進めています。さらに、戸塚区療育センターの巡回訪問を活用し、担当保育士や施設長が中心となってケース会議を実施し、発達支援に取り組んでいます。虐待が疑われる児童に対しては、嘱託医の見解を踏まえ、こども家庭支援課や児童相談所と連携することで、こどもの人権を守る体制を整備しています。地域の関係機関との連携を強化し、こどもたちに対する適切で包括的な支援に取り組んでいます。

【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

横浜市戸塚区の施設長会議や地域の各種会合に参加し、地域の福祉ニーズや生活課題の把握に努めています。また、年2回開催する運営委員会では、民生委員や地域住民との意見交換を通じて、地域の具体的な課題を収集しています。さらに、園見学時にはアンケートの実施しや、対話を通じて地域住民や保護者の要望を把握しており、地域の福祉ニーズに対応する体制を整えています。

【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。

【第三者評価結果:a】

園では、地域とのつながりを深めるため、子育て講座や地域交流を目的とした年間計画を立案し、離乳食講座・おもちゃと発達の活用・リトミック・体操などのテーマを通じた交流保育を実施しています。また、AEDを園内に設置し、掲示板で地域の方々に周知することで、緊急時の対応を支援しています。今後は、自治会の会議への参加など地域福祉とのさらなる連携を計画し、地域住民との協力体制を強化することで、地域福祉への一層の貢献を目指していきます。 

評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

園の理念・方針・目標に加え、明日葉ガイドラインを活用し、「一人ひとりの子どもを丁寧に大切に」というこどもを尊重した保育の基本姿勢を明確に示しています。この基本姿勢は年に一度、職員全体で共有し、全体的な計画や年間カリキュラムに反映させています。また、横浜市こども青少年局の「人権チェックリスト」を活用した研修を実施し、職員が保育内容を振り返る機会を設けています。さらに、性別や固定観念にとらわれず、こどもたちが自由に選択や表現ができる環境づくりを積極的に進めています。

【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。

【第三者評価結果:b】

園では、個人情報の取り扱いに関して重要事項説明書を作成し、保護者から同意を得る形で運用しています。職員には「明日葉ガイドライン」や「業務管理体制整備規定」にもとづく実務の徹底を図り、また「より良い保育のチェックリスト」を年に一度活用して自己評価を実施することで、日々の保育活動の中でプライバシー保護への意識を高める取り組みをおこなっています。さらに、本部主催の研修を活用し、職員の理解を深める機会を設けています。今後は、施設長面談を定期的に実施し、必要に応じて個別指導をおこなうことで、プライバシー保護の意識をさらに高める体制強化を目指しています。

【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。

【第三者評価結果:a】

園では、公式ホームページを通じて保育目標や職員数、園の概要などの情報を公開し、利用希望者が必要な情報に簡単にアクセスできるよう努めています。また、パンフレットを準備し、来園者に配布可能な体制を整えるほか、区のホームページや外部事業者のウェブサイトにも情報を掲載しています。保育園見学については、7月から11月の間に予約制で開催するとともに、それ以外の時期の見学希望にも柔軟に対応できるよう配慮しており、利用希望者に対する情報提供を適切かつ積極的におこなっています。

【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。

【第三者評価結果:a】

園では、重要事項説明書を玄関に常設し、保護者がいつでも確認できる環境を整えています。入園前には、重要事項説明書を解説した動画を提供し、視聴後の面談で保護者の疑問点を解消しながら同意を取得しています。また、持ち物や準備物については年齢ごとに写真付きの資料を作成し、分かりやすく説明することで保護者の理解を促しています。保育内容の変更時には、事前に書面やお知らせ配信を通じて通知し、同意書を取得する運用を徹底しています。さらに、特別な配慮が必要な保護者には、個々の状況に応じた支援をおこない、丁寧かつ柔軟に対応しています。

【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、転園時には要録を送付し、必要に応じて訪問や電話で引き継ぎをおこない、保育の継続性に配慮しています。また、卒園後も保護者からの相談を受けられる環境を整えており、訪問時にも対応しています。さらに、卒園や転園した家庭には、保育施設向けICTシステムを活用して園のイベント招待や情報提供をおこない、継続的な支援を実施しています。

【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、利用者満足度の向上を目指し、入園前の説明会や日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、より良い保育環境の実現に努めています。また、年に一度満足度調査アンケートを実施し、行事ごとにもアンケートをおこない、保護者の意見を積極的に収集しています。さらに、年2回の懇談会や個別面談を通じて意見交換の場を設け、保護者の声を保育に反映する取り組みをおこなっています。保育では、こどもたちの発言や表情、態度を丁寧に観察し、満足感や充実感を得られる環境づくりを推進しており、こどもと保護者の満足度向上に取り組んでいます。

【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。

【第三者評価結果:a】

園では、公式ホームページに苦情受付用の問い合わせフォームを設置するとともに、玄関など保護者が目にする場所に相談窓口や第三者委員の連絡先を掲示しています。また、ご意見箱を設置し、保護者が意見や要望を伝えやすい環境を整えています。苦情や要望が寄せられた際には、苦情対応マニュアルとワークフローにもとづき対応をおこない、必要に応じて本部や園内で共有し、会議で迅速に解決策を検討しています。対応後は配信や掲示を通じて保護者に周知しているほか、記録は適切にデータ化し、園のフォルダで管理しています。

【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。

【第三者評価結果:a】

保護者が意見や相談を伝えやすい環境づくりとして、重要事項説明書に運営委員会や保育施設向けICTシステムの連絡ノートなどを記載し、意見を収集する体制を整えています。さらに、玄関には意見箱を設置し、ご意見やご要望に関する相談窓口の情報を掲示しています。公式ホームページにはお問い合わせフォームを設け、オンラインでの対応も可能としています。また、日々の送迎時に丁寧な声掛けをおこない、保護者が気軽に相談できる雰囲気を大切にしています。相談内容については秘密保持に配慮し、必要に応じて専用の相談室を利用しています。

【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。

【第三者評価結果:a】

職員は、日々の登降園時に保護者と積極的にコミュニケーションを図り、信頼関係の構築に努めています。また、担任のみならず全職員で園児の成長を見守る体制を整え、伝達ボードを活用して情報を共有することで、迅速かつ適切な対応をおこなえる仕組みを構築しています。さらに、苦情対応マニュアルを整備し、対応手順を明確化することで、保護者からの意見や要望に的確に応える体制を整備しています。必要に応じて本部と密に連携し、迅速に区役所への報告や相談をおこなうなど、適切な対応を徹底しています。

【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。

【第三者評価結果:a】

園では、主任を中心に施設長と連携しながら、安全管理を徹底するためのリスクマネジメント体制を構築しています。安全マニュアルは年に一度、職員全体で読み合わせをおこない理解を深めています。また、保育施設向けICTシステムを活用し、日々の業務中にヒヤリハット事例を記録し、昼礼で周知することで、全職員が危機意識を共有しています。重大な事故に繋がる可能性のある事例については、エリア内の施設長会や系列園の施設長との協議を通じて防止策を検討し、本部全体でのリスクマネジメントを強化しています。さらに、救命救急講習の動画研修や、消防署によるAED訓練を実施し、緊急時の対応力向上を図っています。他園の事故ニュースを他人事とせず、その都度、自園で共有し振り返りをおこない、安全意識の継続的な向上に努めています。

【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、施設長と看護師を中心に感染症対策を職員に周知徹底しています。感染防止マニュアルをもとに、嘔吐処理研修やおむつ替えの手順を実施し、蔓延防止に取り組んでいます。また、玩具の消毒は午睡時間を活用しておこない、衛生管理を徹底しています。さらに、本部の看護師研修や区主催の看護師会に参加し、マニュアル内容を最新の状態に更新するとともに、地域での感染症発生状況を把握しています。地域の感染症情報は取りまとめたうえで、掲示や配信を通じて保護者へ迅速に共有し、情報提供をおこなっています。

【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、防災マニュアルを整備し、職員間で定期的な読み合わせを実施することで、緊急時に備えた知識と対応力を高めています。一斉メール配信や伝言ダイヤルを活用した引き渡し訓練を通じて、スムーズな対応体制を確認しています。園が浸水想定区域に指定されていることを踏まえ、避難確保計画を策定し、防災訓練を実施することで安全性の向上に努めています。また、非常食の備蓄は栄養士がリストを作成し管理し、備品類の整備は施設長や主任が主体となって進めています。毎月1回の防災訓練に加え、年に1度は消防署と連携した訓練をおこない、避難用のヘルメットや靴、避難着を各クラスで管理することで、迅速かつ的確に対応する体制を整えています。

Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。

【第三者評価結果:a】

園では、明日葉ガイドラインや手順書、重要事項説明書をもとに、全職員が標準的な保育業務・プライバシー保護・人権擁護に関する方針を共有し、統一的な対応がおこなえるよう努めています。手順書などの内容は日々の振り返りや月1回の職員会議で確認し、こどもの発達や個性を具体的に共有する場を設けています。また、園目標である「みんな違って、それでいい」を大切にし、一人ひとりの個性を尊重した柔軟な保育実践を心掛けており、こどもの豊かな成長を支える環境を整えています。

【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。

【第三者評価結果:a】

園では、保育の標準的な実施方法や関連マニュアルの点検と見直しを随時実施しています。年度末には、全マニュアルをクラス単位や主任を中心に読み合わせし、業務のしやすさや改善点について話し合いをおこなっています。行事の反省事項は保育施設向けICTシステムを活用して全職員に共有し、情報の見落としを防ぐ体制を整えています。さらに、保護者からは年度末や行事ごとにアンケートを実施し、日常的な意見も収集しています。意見を踏まえて必要に応じてマニュアルや指導計画に反映することで、保育環境の継続的な改善活動に努めています。

【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。

【第三者評価結果:a】

園では、指導計画の作成にあたり、入園前面談や面談表を通じて得られた情報をもとに計画を作成しています。進級時には前担任からの引継ぎをおこない、こどもの情報や保護者の意向を適切に反映する仕組みを整えています。個別の指導計画では、栄養士が会議で保護者の意見やアレルギー情報を確認し、医師の生活管理指導票を参考に対応を進めています。また、特別な支援が必要な場合には、横浜市戸塚地域療育センターや発達支援センターの巡回相談から得た情報を活用し、保護者と連携して計画を作成しています。

【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、年間指導計画、月案指導計画、週案を作成し、それぞれに振り返りの仕組みを設定しています。年間計画は期ごとに見直しをおこない、月案や週案については日誌を活用して振り返りを実施し、次期の計画に反映しています。また、週案は、こどもの状況や天候の変化に対応できるよう柔軟に調整し、適切な保育活動を進める体制を整えています。各計画には自己評価欄を設け、こどもの成長や保育実践を記録することで振り返りの質の向上を図っています。さらに、指導計画は職員全員がいつでも閲覧できるよう整備し、会議でクラス報告をおこないながら情報共有を徹底しています。

【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。

【第三者評価結果:a】

園では、こどもの発達状況や生活状況を統一したフォーマットの保育記録や個別記録に記載し、記録の一貫性を保っています。記録内容に差異が生じないよう、記録箇所を統一したうえで、施設長や主任が定期的に確認をおこない、質の管理を徹底しています。また、ICTシステムを活用し、全職員が記録を容易に閲覧・共有できる環境を整備しています。記録には、ヒヤリとした場面や楽しかった出来事を含めて記載し、他クラスとも共有することで、園全体でこどものサポートに取り組んでいます。さらに、園日誌には施設長会や本部からの周知事項を記録し、職員間での情報共有を図っています。加えて、クラスミーティングやリーダーミーティングを通じて情報の更新と共有をおこない、保育の質向上に努めています。

【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。

【第三者評価結果:a】

園では、個人情報保護の方針を重要事項説明書に明記し、保護者に内容を丁寧に説明した上で同意を取得しています。また、職員には入職時に個人情報保護に関する研修を必須とし、退職時には誓約書の提出を義務付けるなど、適切な管理体制を徹底しています。定期的に研修を実施することで、全職員が個人情報保護に関する知識を継続的に習得できる仕組みを整えています。個人情報は施設長が責任を持って管理し、鍵付き書庫で安全に保管しています。


評価結果内容評価

A-1 保育内容
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。

【第三者評価結果:a】

全体的な計画の策定は、児童福祉法や保育所保育指針の趣旨を捉え、本部が保育理念、保育方針、保育目標にもとづいて姉妹園共通の計画を作成しています。園では、こどもの発達過程や地域の特性を考慮し、その計画に必要な変更を加え、保育に関わる職員が内容を確認しています。園では、「みんな違って、それでいい」という保育スローガンを掲げ、職員全員がこの理念を共有して日々の保育に取り組んでいます。計画は毎年、こどもに関わる職員により振り返りをおこない、こどもの成長や変化に応じて柔軟に見直しをしています。

【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。

【第三者評価結果:a】

各保育室は園庭に面しており、適切な明るさと温湿度が保たれる快適な環境を整えています。特に1歳児の保育室では、床暖房と柔らかいフローリングを採用し、安全性と安心感に配慮しています。全体的な計画では「環境・衛生管理」を重要項目として位置づけ、衛生管理マニュアルにもとづき、玩具の消毒やトイレ・手洗い場の衛生管理を徹底しています。さらに、職員はこども一人ひとりが安心して心地よく過ごせる環境づくりに注力しています。こどもたちが自分だけのスペースを感じられるよう、段ボールを活用して遊びの空間を作り、畳のコーナーを設けるなど、リラックスして過ごせる環境を整えています。

【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、入園時に保護者から提出される書類や日々の登降園時のやり取りを通じて、こどもの成長過程を把握し、一人ひとりを尊重した保育をおこなっています。登園時には、保護者から家庭での様子や健康状態を聞き取り、こどもが家庭と同じように安心して過ごせる環境づくりに努めています。職員は、こどもに声を掛ける際、ゆっくりと丁寧な言葉遣いを心掛けており、保育室には声の大きさを動物で表したイラストを掲示するなど、場面に応じた適切な声の大きさを意識しています。日々、こども一人ひとりに寄り添いながら、穏やかで安心感のある保育に取り組んでいます。

【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。

【第三者評価結果:a】

入園時の面談では、こどもの生活リズムを丁寧に聞き取り、一人ひとりに寄り添いながら、基本的な生活習慣が身につくよう援助しています。看護師は定期的にクラスを回り、手洗いやうがいの指導をおこなっており、洗面所にはこどもが安全に使用できるよう踏み台を設置するなど、実践しやすい環境を整えています。日々の保育では、職員が率先して挨拶や片付けをする姿を見せることで、こどもが意欲的に取り組めるよう働きかけています。保護者とは、連絡帳や登降園時の会話から体調や睡眠、食事に関する情報を共有し、家庭との連携を図りながら一貫性のある保育に努めています。

【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。

【第三者評価結果:a】

園では、こどもが主体的に活動できる環境づくりに力を注いでいます。保育室には、絵本やキッチンセットを使ったコーナーを設け、玩具はこどもが自分で取り出しやすいよう整理しています。広々とした園庭には砂場や平均台といった遊具があり、縄跳びや三輪車を使った遊びなど、十分に身体を動かせる環境を整えています。また、異年齢のこどもたちが一緒に遊ぶことで、自然に社会性が育まれています。戸外活動では、公園で身近な自然や季節の変化を感じ取る体験を大切にしており、ルールのある遊びの中で相手を思いやる気持ちや協調性を学ぶ機会を得ています。

【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:非該当】

0歳児の受け入れはありませんので非該当です

【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

1・2歳児の保育では、こどもの発達過程の違いを尊重し、「自分でやってみたい」という意欲を見守る保育を心掛けています。こどもは身の回りのものへの興味が深まり、行動範囲も広がるため、保育室には柔らかいフローリングや、手を挟む危険を防ぐため隙間のある扉を採用するなど、安全に活動ができる環境を整えています。職員は、こどもが自ら挑戦しようとする気持ちを汲み取り、肯定的な関わりを意識した声かけをおこなっています。また、トイレトレーニングでは家庭との連携を密にし、こども一人ひとりの発達状況やタイミングに合わせた援助をおこなうことで、安心して成長できる環境を整えています。

【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

年間指導計画では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい子どもの姿」を見据え、年齢に応じた保育目標を設定しています。3歳児は友だちとの触れあいを通じてコミュニケーション力を育み、4歳児は相手の気持ちを考えながら集団での行動を学び、5歳児は意欲的に集団生活に取り組み、ともだちとの関わりを通して生きる力の基礎を養うことを目指しています。この目標は、月案や週案を通じて具体化され、日々の保育活動に反映しています。また、保育の特色として、外部講師による体操や英会話を取り入れることで、職員以外の大人との関わりを経験し、その中で認められる体験を通じて自己肯定感を育む保育を実践しています。

【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

園内はバリアフリー設計となっており、広い通路や多目的トイレの設置など、安心して生活できる環境を整備しています。配慮が必要なこどもの受け入れに際しては、保護者との面談を通じて個別支援計画を作成し、一人ひとりに応じた適切な援助をおこなっています。施設長は障がい児保育に関する研修を受講し、障がい特性や支援方法についての理解を深めるとともに、職員と情報を共有して保育の質向上に努めています。また、療育センターの職員による巡回時には相談や助言を受けるなど、専門的な支援体制を活用し、こどもが快適に過ごせる環境を整えています。園の保育スローガン「みんな違って、それでいい」を大切にしながら、多様性を尊重した保育を実践しています。

【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

こどもの在園時間を考慮し、一人ひとりの状況に合わせた環境づくりに配慮しています。特に延長保育の時間帯では、異年齢のこどもたちが合同で過ごすため、保育室を分散してゆったりとしたスペースを確保し、こどもがリラックスできる環境を整えています。また、天候やこどもの状況に応じて園庭で過ごす時間を設け、身体を動かせるように工夫しています。職員は、伝言ボードやアプリを活用し、こどもの活動内容や食事、睡眠状況などの情報を共有しており、降園時に保護者への伝達漏れがないよう努めています。

【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。

【第三者評価結果:b】

5歳児の指導計画に「小学校との連携」を明記し、こどもたちが小学校以降の生活に期待と見通しを持てるよう、アプローチカリキュラムを作成しています。日々の保育では、立ったまま靴の脱ぎ履きや、傘の開き方やたたみ方を練習することで、こどもたちの自立心を育んでいます。また、区主催の年長児交流や近隣の姉妹園との交流を通じて、こどもたちの社会的なつながりを広げています。園は、2021年度に開園したばかりであることや近隣に保育園が多い地域であることから、小学校との直接的な交流イベントの実施には課題があり、交流方法を模索しています。保護者には、懇談会や園だよりを通じて、就学後の生活に対する見通しを持てるよう情報提供をおこなっています。

【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、こどもの健康管理に関するマニュアルを整備し、看護師が中心となって健康管理をおこなっています。職員は、登園時に保護者とこどもの健康状態を確認し、全身をチェックすることで異変の早期発見に努めています。また、看護師が保育室を巡回してこどもの様子を確認し、職員と連携を図っています。重要事項説明書にはSIDSへの対応を明記し、家庭でも仰向け寝の習慣化をお願いするなど、園と家庭で一貫性のある取り組みを進めています。さらに、職員は午睡時にこどもの呼吸や寝姿勢、顔色を細かく確認し、SIDSに関する研修や職員会議を通じて知識を深めています。

【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。

【第三者評価結果:a】

園では、全園児を対象に嘱託医による健康診断および歯科健診を年2回実施し、こどもの健康情報を個人の健康管理台帳で適切に管理しています。健診結果は保護者に書面で報告し、家庭での健康管理に役立てられるよう支援しており、健診結果に関する保護者からの問い合わせには、施設長と看護師が連携して丁寧に対応しています。歯科健診を欠席した場合には、後日嘱託医による健診を受けてもらい、歯科健康診査記録票を提出してもらうことで、全てのこどもの健康管理を徹底しています。

【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、アレルギー対応マニュアルを整備しており、食物アレルギー疾患のあるこどもの給食は、医師からの「アレルギー疾患生活管理表」に従って対応しています。除去食の提供にあたっては、保護者に毎月アレルギー対応献立表を確認していただき、同意を得たうえで進めています。職員は、アレルギー対応食の提供時には、専用のエプロンや三角巾を着用し、専用の食器やトレイを使用することで、誤配膳や誤食を防ぐ万全の体制を整えています。また、職員全員が定期的にマニュアルや提供手順の確認をおこない、適切な対応に努めています。

【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。

【第三者評価結果:a】

園では、こどもが食に興味や関心を持てるよう、年齢別に食育計画を作成し、保育活動と連動させた取り組みをおこなっています。給食では陶器の食器を使用し、食器の重さや温かさを感じながら、落ち着いて食事ができる環境を整えています。保護者には給食の写真を発信し、こどもの食事内容を共有するとともに、園内にはドキュメンテーション「もぐもぐニュース」を掲示して、イベント時の給食やこどもたちの食事の様子を紹介するなど、家庭と連携しながら食育を推進しています。

【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。

【第三者評価結果:a】

園では、毎月の献立に2週間サイクルメニューを採用し、こどもの喫食状況を踏まえて味付けや食感、見た目に工夫を施しています。また、本部のグループ会社が運営する農園から産地直送の野菜を使用し、安心・安全な旬の食材を提供することで、食材への信頼性を高めています。さらに、七夕やクリスマスなど季節の行事に合わせた特別な献立のほか、毎月のお楽しみ給食やリクエスト給食を実施し、こどもが食事を楽しめるよう工夫しています。厨房では、給食における衛生管理マニュアルにもとづき、栄養士を中心に衛生管理を徹底しています。

A-2 子育て支援
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では、登降園時の保護者との会話を大切にしており、園や家庭でのこどもの様子を共有しています。施設長は職員と協力しながら、保護者と積極的なコミュニケーションを図り、保護者が気軽に声を掛けられる雰囲気づくりを心掛けています。重要事項説明書には年齢別の保育目標を明記しており、年度始めのクラス別懇談会では、保育の流れやこどもの発達について説明する機会を設けています。また、園だよりや連絡帳を通じて、保育内容や園の方針について保護者の理解を得るための取り組みをおこなっています。

【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。

【第三者評価結果:a】

保護者が安心して子育てができるよう、園ではコミュニケーションを大切にしています。保護者からの相談には、担任だけでなく、施設長や栄養士といった専門性を持つ職員が連携し、園全体で対応する体制を整えています。また、登降園時には保護者の表情や様子に気を配り声を掛けるなど、保護者に寄り添った支援をおこなっています。必要に応じて専門機関と連携し、適切な助言を得られる体制を整えています。

【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。

【第三者評価結果:a】

園では、虐待防止や人権擁護に関するマニュアルを整備し、職員が早期発見・早期対応の重要性を深く理解して保育に努めています。登降園時には、保護者やこどもの表情、声、行動が普段と異なる場合には職員間で情報を共有し、状況を注意深く見守る体制を整えています。また、必要に応じて関係機関と速やかに連携を図り、適切な支援や対応する仕組みを確立しています。施設長は虐待防止に関する研修を受講し、その内容を職員へ共有することで、職員全体の知識や意識の向上を図っています。

A-3 保育の質の向上
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。

【第三者評価結果:a】

園では、保育実践の振り返りを月間指導計画や週案を通じて定期的に実施しており、クラスの状況やこどもの成長に応じて柔軟に計画を見直す仕組みを整えています。年度末には、保育所の自己評価を実施し、次年度の計画や保育方針に反映させ、継続的な保育の質向上を目指しています。保護者には園内に自己評価結果を掲示することで、保育内容の改善に向けた取り組みを共有し、保育の信頼性と透明性を高める取り組みをおこなっています。