【第三者評価結果：a】

理念、基本方針が明文化されており、職員、保護者等への周知が図られています。職員は入社前事前研修会をはじめとして、全体研修会などで学び、園独自の３つの取り組み 「 雑巾がけ　・なわとび　・歩け歩け散歩 」 などで日常的に理念を実践し、子どもたちの心身の成長を育んでいます。
保護者に対しては、入園のしおりに保育理念・目標などを記載し、新入園児説明会や進級時の保護者説明会などで保育方針と合わせて丁寧に説明しています。パンフレットやホームページ等にも記載し、園内にも掲示され、いつでも見ることが出来ます。

【第三者評価結果：a】

法人は事業経営を取り巻く環境と経営状況を的確に把握・分析し、保育事業を展開しています。現在、認可保育所を２０ヶ所運営しています。
子どもの数・利用者（子ども・保護者）像等、保育のニーズ、潜在的利用者に関するデータを収集するなど、マーケティング部門を設置して、地域での特徴・変化等の経営環境や課題を把握し分析しています。今年は新型コロナ禍で、施設長会議をＷＥＢで実施し情報の共有を図っています。職員は園長を通じて、コストや運営状況について説明を受けています。

【第三者評価結果：b】

経営環境や保育の内容、組織体制や設備の整備、職員体制、人材育成、財務状況等の現状分析にもとづき、具体的な課題や問題点を明らかにしています。特に、保育内容や体制、人材育成は園長、主任、リーダーと連携し課題を共有しています。
産休等で欠員となった職員の補充や、設備の老朽化に伴う不具合の発生、建設当初は想定されていなかった設備の使い勝手の改善等の課題に対し、諸藩の事情により取組が遅れています。特に今年は、新型コロナ禍のさなか人材確保が難しい状況が続いています。

【第三者評価結果：b】

法人は中期計画を策定し、理念や基本方針の実現に向けた目標（ビジョン）を明確にして取り組んでいます。今年は３年間の中期計画の最終年で、来年から５カ年計画がスタートします。　園には法人（ソシオークグループ）全体の中期計画書概要がおかれ、職員はいつでも閲覧できるようになっています。
駒岡園では園長が「自分も人も尊重できる子ども」を始めとする４項目の保育目標を基軸として中期計画を作成し実践していますが、数値目標や具体的な成果等の設定は出来ていません。

【第三者評価結果：b】

単年度の計画は、中期計画を反映して実行可能な具体的な内容として策定されています。今年度の計画は「強い体をつくり、強い心を育てる」をスローガンに、「①雑巾がけ、②なわとび、③歩け歩け散歩」の３つの取り組みを進めています。
０歳児から５歳児までの積み重ねで基礎体力をつけ強い身体をつくると共に、目標に向かって努力し、達成感を味わうことで、自分はできるという自己肯定感を育てています。計画に実施状況の評価が行える数値目標等の設定が十分ではありません。

【第三者評価結果：a】

事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員は内容を十分理解しています。策定に当たっては例年、２月末に全職員が参画し、話し合います。園長は職員の意見等を踏まえ、新年度の保育計画を決めています。
年度末には１年間の振り返りを行っています。午前中に入園説明会を実施した午後に、職員が参画し項目ごとに全ての活動の振り返りを実施しています。事業計画は年度始めの職員会議で説明されると共に、毎月のリーダー会議や職員会議等で実施状況の検討をし、都度見直し取り組まれています。

【第三者評価結果：b】

事業計画の主な内容である保育計画や年間行事計画などは、新入園児説明会や進級時の保護者説明会等で詳しく説明しています。
特にクラス別に実施している懇談会などでは、絵のイラスト入りの説明資料を作り、保護者が分かりやすく理解しやすい工夫をしています。また、各クラス入口にはクラス目標を掲示してあり、いつでも保護者は確認することが出来ます。保護者に対する説明は保育計画が主体です。事業計画全体の主な内容の資料を作成し配布する等の周知の工夫は出来ていません。

【第三者評価結果：a】

保育の質の向上に向けた取組は組織的に実施され、機能しています。全職員の自己評価は毎年定期的に年度末に実施され、本社へ報告されています。保護者からも常に評価してもらう体制がとられています。それらの評価は法人全体に集められ、全体の課題として取り組まれ、また一部は駒岡園独自の課題として、事業計画にリンクして取り組まれています。
第三者評価の受審は定期的に実施され、そのプロセスや結果をもとにして組織的、継続的に保育の質の向上に向け取り組まれています。

【第三者評価結果：b】

評価結果を分析し、保育所として取り組むべき課題については園長と主任が中心となり、職員の参画のもとで改善計画として策定しています。
分析や課題取り組みに当たっては、PDCAの流れに即し取り組まれていますが、課題事項に対する改善計画の策定においては、駒岡園単独で実施が可能な事柄だけでなく、本社での改善計画の立案が必要となる事柄があります。特に、設備に関する事項や人員増による職員体制の強化等の計画は、都度の本社報告・交渉になりがちになり、仕組みとして定着していません。

【第三者評価結果：a】

園長は、園の経営・管理に関する方針と取組、並びに自らの役割と責任について職員会議等で明確にしています。災害・事故等における園長の役割と責任については、平常時のみならず、不在時の主任への権限委譲等を含め明確にしています。
職員に対する指導は年３回以上実施する個人面談をはじめとして、気付いた時はその場で、早めに職員に声掛けし、職員会議やリーダー会議等でも話し合いをしています。非常勤（パート）職員とも２，３カ月毎に「パートさん会議」を実施し、なんでも相談できる体制を作っています。

【第三者評価結果：a】

園長は、法令順守の観点での経営に関する研修会に積極的に参加しています。法令順守やコンプライアンスの推進の一環として、ＩＳＯ２７００１を法人として取得し、職員の情報セキュリティ意識やモラルの向上に取り組んでいます。
ＩＳＯ/ＩＥＣ２７００１は、情報セキュリティマネジメントシステム（ＩＳＭＳ）に関する国際規格です。ＰＤＣAを保育の現場で積極的に活用した運営に取り組み、認定にふさわしい活動内容の定着化に努めています。

【第三者評価結果：a】

園長は、保育の質の向上に常に意欲を持ち、既成の概念に捉われることなく、組織としての取り組みに十分な指導力を発揮しています。職員が直面する保育の課題については、職員と積極的に話し合い、取り組み内容を抜本的に見直しするなど、課題に対して、具体的な指導を行っています。
園では毎朝の朝の会では、ある時期子どもの状況に応じて、思い切って毎朝実施してきた朝の会をやめて、運営の中身を変え、子どもに寄り添った保育に取り組んだこともあります。

【第三者評価結果：b】

園長は組織の理念や基本方針の実現に向けて、職員の人員配置や働きやすい環境整備等に具体的に取り組んでいます。
今年度、園長が職員へ掲げた目標は「保育を楽しむ」です。「安全に配慮し、子供の興味に合わせ週案を変えてみる。まずは先生も保育を楽しんでやろう！」を目標としています。年間の各行事の職務分担を明確にし、年休が取りやすい職場づくりを目指すなど、環境整備等に尽力していますが、今年は新型コロナ禍で、人手不足が解消していません。

【第三者評価結果：b】

必要な福祉人材や人員体制に関する基本的な考え方や、福祉人材の確保と育成に関する方針は確立しています。人材の確保は本社が中心になって行っていますが、今年度は産休・育休や傷病休暇等で、途中で欠ける職員の補充がされないままでいます。採用活動は実施されていますが、結果としては、効果的な福祉人材確保（採用活動等）が実施されているという状況にはなっていません。
保育士に対しては、家賃補助制度や社宅借り上げ制度などの助成策を実施して支援しています。

【第三者評価結果：b】

人事管理については、法人の理念・基本方針にもとづき「期待する職員像等」は明確にされています。今年度から人事基準や処遇の仕組みが見直され、新たな施策が実施されました。
人事基準（採用、配置、異動、昇進・昇格等に関する基準）についてはキャリアアップ（クラスリーダー・幼乳リーダー・主任・副園長・園長等）は手当ても含め、明確にされていますが、昇給・昇進・昇格等の基準は職員等に周知されていない現状があります。

【第三者評価結果：b】

園では職員の有給休暇の取得状況や時間外労働のデータを定期的に確認するなど、職員の就業状況を把握しています。現在残業はなく、仕事の持ち帰りもありません。子どものいる職員には子どもの体調変化に配慮し、休みを取りやすくしてサポートしています。働きやすい職場づくりに取り組んでいますが、課題の人員の補充が出来ていません。
健康診断や予防接種などは各自で受診し、法人から費用補助をしています。家賃助成制度もあります。地元のサッカーやバスケットチームの応援助成制度などの余暇活動支援制度もあります。

【第三者評価結果：a】

組織として、職員一人ひとりの目標管理のための仕組みが構築されています。個別面接を通して「コンピテンシー（ＣＯＭＰＥＴＥＮＣＹ：能力・技能・力量）」と呼ばれる目標管理シートを使い、職員一人ひとりが園長と面談の上、４月の目標設定、６月の経過面接、１２月の振り返り面接を実施し、目標達成度の確認をしています。
職員は自ら設定した目標に向けて、研修やOJT等も活用して、専門性や技能の向上に取り組み、年度末に振り返りをして成長した点、反省点などを園長に伝えています。

【第三者評価結果：a】

職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されています。経験年数、習熟度に応じた役割が期待水準として明文化されています。職員は個人別に職員育成研修計画書が作られ、必要とされる知識や専門技術、専門資格が明示されています。
研修は職場でのＯＪＴ研修と園内研修、外部研修等があります。法人が実施しているキャリアアップ研修は園長が受講者を指名して実施しています。研修は年間で一人６項目受講することを目標としていますが、今年は新型コロナ禍で外部研修は殆ど中止となっています。

【第三者評価結果：b】

職員一人ひとりに対して、階層別研修、職種別研修、テーマ別研修等の機会を確保し、職員の職務や必要とする知識・技術水準に応じた教育・研修を実施しています。
個人ごとの研修目標設定の中で、外部研修への参加を推奨していますが、今年は新型コロナ禍の為、外部研修が殆ど中止されて受講できていません。
また法人内ではパソコン（ＺＯＯＭ）を使用したリモート研修が実施されていますが、職員の人員配置に余裕がないため、十分に参加できていない状況にあります。

【第三者評価結果：a】

実習生等、保育に関わる専門職の研修・育成に関する基本姿勢を明文化し、マニュアルを整備しています。各学校との連携は、法人が一括して担当して取り組み、職員に対して新卒実習生研修を担当するチューター（ＴＵＴＯＲ： 個別指導スタッフ）研修を実施して、専門スタッフを育成しています。
駒岡園ではこれまでも鶴見区内の実習生を受け入れて研修を支援した経験があり、いつでも実習生を受け入れる体制を整備しています。

【第三者評価結果：b】

保育園のパンフレット「あしたば」には保育理念や保育目標、１日の保育スケジュールなどを記載しています。年間行事や、毎月のお誕生日会などの行事、季節の行事も紹介しています。ホームページでは法人の企業理念、ビジョン、関連会社情報等について公表されていますが、財務等の報告は未実施です。
地域では鶴見区主催の子育てイベントに参加して、パンフレットの配布などを通して情報を公表しています。鶴見区駒岡の『親と子のつどいの広場こま～ま』（横浜市補助事業）にもパンフレットを置き、配布しています。

【第三者評価結果：a】

公正且つ透明性の高い適正な経営・運営のための取り組みが行われています。職員には職務分掌を配布し、年度初めに読み合わせをしています。園における事務・経理は担当者が実施し、園長・主任が管理しています。園での金銭の取り扱いは、一時保育などの集金に限られ、本社へ送金しています。
経理処理は本社で一括して担当しています。法人は株式会社組織で監査役や外部監査法人により経営全般にわたり監査を受けています。

【第三者評価結果：b】

園の中期計画に「地域とのかかわりを持ち、地域の子育て拠点の一つになる」と方針を掲げ、地域との交流を広げるための取組を行っています。今年は予定されていた鶴見区保育園交流会が新型コロナ禍で中止となりました。また、横浜市駒岡地域ケアプラザのデイサービスに来られているお年寄りとの交流も出来ていません。
園で開催した夏祭りイベントは地域に案内を配布して、地域の乳幼児が集まり楽しんでいます。また秋には育児イベント「あつまれ！えがお」を開催して、園の様子を紹介し、合わせて入園の案内もしています。

【第三者評価結果：b】

ボランティア等の受け入れに関する基本姿勢は明確にしており、マニュアルに基づいて、園の保育理念、保育目標を説明しています。受入れ前に職員会議で周知し、保護者には玄関に掲示して知らせています。
昨年は、鶴見図書館から絵本の読み聞かせボランティアが来園し、子どもたちは大喜びでした。また、保育士は読み聞かせのコツの指導を受けることが出来ました。また、中学生の職業体験を３名受け入れ、２日間の保育士体験に協力しています。学校に対する窓口は法人本部になっており、園からの取り組みは実施していません。

【第三者評価結果：b】

子どもによりよい保育を提供するために必要となる、関係機関・団体の機能や連絡方法を体系的に把握していますが、十分連携して活動しているという状況には至っていません。区の園長会において地域ケアマネージャーと相談し連携をとっています。また、「親と子のつどいの広場こま～ま」等と連携して子育てママと交流しています。
病院については、地域の病院の一覧を作成し、職員間で情報を共有しています。家庭での虐待等の権利侵害が疑われる子どもについて、園ではまず区の担当課に相談し対応しています。

【第三者評価結果：b】

年２回開催している運営委員会で保護者からの意見や提案を伺っています。委員会には園長、主任のほか、本社から保育園事業部長も参加し、法人としても地域課題を直接把握するよう取り組んでいます。
駒岡地区保育園園長会議には地域ケアプラザのケアマネージャーも参加し、地域課題についての話し合いも実施しています。子育て地域拠点「こま～ま」では地域の母親の意見やニーズの把握に努めています。現在、近隣のマンション住民から音の問題で苦情が寄せられ、今後交流活動を通じての課題解決が望まれます。

【第三者評価結果：b】

駒岡地域ケアプラザや子育て地域拠点「親と子のつどいの広場こま～ま」との交流を実施し、定期的なイベントを行って保育所が有する福祉サービスの提供に関するノウハウや、専門的な情報を提供しています。
地域との交流は福祉分野のみならず、近隣の園芸センターとの交流で、畑のいも掘りイベントやハロウィンでは近隣の工場等からお菓子のプレゼントがあったり、マスクやぬいぐるみの差し入れもあり相互の交流があります。近隣はマンションや工場が多く、近隣からの被災時における支援要請はなく、協議は出来ていません。

【第三者評価結果：a】

保育理念や保育目標等に、子どもを尊重した保育の実施について明示し、合わせて「全国保育士会倫理綱領」を基本姿勢として職員は学び、子どもに寄り添う子ども主体の保育を心掛けています。
園では『にやりほっと』という独自の取り組みを実施し、子どものほほえましい場面、頑張っている姿、友達や異年齢でのかかわりなどを毎日取り上げ、昼礼で共有化して、職員全員で、子ども一人ひとりを理解し、向き合う事を心がけています。『にやりほっと』活動は法人として取り上げられ、現在全明日葉保育園で実践され保育に活かされています。

【第三者評価結果：a】

社会福祉事業に携わる者としての姿勢・責務等を明記した規程・マニュアル等が整備され、職員への全体研修で学び、理解が図られて、プライバシーに配慮した福祉サービスが実施されています。入園に際しては子どもの写真の掲載が、どこまでの範囲で可能か、一人ひとり確認をして、取り組んでいます。
排泄に際しては、乳児に対する対応と幼児の対応は異なり、プライバシーに配慮しています。子どもたちの個人ファイルは事務所から持ち出ししない規定になっており、鍵付きロッカーで保管されています。

【第三者評価結果：a】

利用希望者が保育所を選択するために必要な情報を積極的に提供しています。パンフレットには保育理念や保育目標、年間行事や季節行事等が記載されています。地域のケアプラザや子育て地域拠点『親と子のつどいの広場こま～ま』等に置いています。
保育園見学にも積極的に対応しています。１０月は見学者が集中するため日程を予約していただき、対応しています。見学に際しては丁寧な説明を心がけ実施しています。

【第三者評価結果：a】

入園に際しては「入園のしおり」（兼重要事項説明書）で詳しく保護者に説明しています。障害児保育や医療的ケアが必要な児童の保育についても説明しています。進級者の保護者にも毎年説明会を実施しています。保護者からは延長保育に関する質問や延長時の夕食に対する質問等が多く寄せられています。
年間２回実施されている運営委員会でも説明し、理解を得ています。説明に当たっては、必要な場合は口頭だけでなく、書類を用いて丁寧に説明しています。

【第三者評価結果：b】

保育所の変更にあたり保育の継続性に配慮していますが、文書の作成などは実施していません。また、入園に際しても、文書をお願いし受け取ることもありません。
定められた引き継ぎ文書はありませんが、保育所の利用を終了した後も相談が出来るような案内や窓口を設置しています。数は少ないですが、兄弟同じ保育所に通うための転出等が過去ありました。

【第三者評価結果：a】

日々の保育のなかで、子どもの満足を把握するように努めています。保護者に対しては、利用者満足に関する調査を定期的に実施しています。
運動会や夏祭り、生活発表会などの行事ごとに、都度保護者アンケートを実施して、各行事担当責任者がまとめ、リーダー会議や職員会議で分析・検討しています。合わせて運営委員会における保護者からの意見を受け止め、話を聞く機会を設けて、次につながる保育へと改善していく努力をしています。

【第三者評価結果：a】

苦情解決の体制（苦情解決責任者の設置、苦情受付担当者の設置、第三者委員の設置）が整備されています。園には保護者等に苦情処理の仕組みをわかりやすく説明したした文章が掲示され、園のしおりにも詳しく案内をして配布しています。
苦情があった際には、職員間で共有して、強く意識して行動に起こし、保育内容の振り返りを行っています。苦情に対してはその日のうちに対応することを心がけ、遅くとも翌日までに対処しています。記録はファイルされ、職員に情報共有されてその後の保育に活かされています。

【第三者評価結果：a】

保護者が相談したり意見を述べたい時に、方法や相手を選択できる環境が整備されています。保護者には入園のしおり等で、「ご意見ご要望などの受付」として詳しく説明をしています。日頃の送迎時など職員との会話などでも保護者に伝えて、話しやすい環境づくりを心掛けています。
専用の面会室はありませんが、事務所で落ち着いて話せるように、時間を調整しながら、プライバシーも守られるように対応しています。

【第三者評価結果：a】

保護者からの相談や意見を、ご意見箱やアンケートの実施等により積極的に把握し、組織的かつ迅速に対応しています。保護者からいただいた意見は職員全員で共有し、基本はその日の昼礼で話し合い、昼休みに保護者に連絡をして、都合の良い時間に来ていただき、当日中に事務室などで座って話しをします。先ずは意見を良く聞くようにしています。話しをしただけで解決することも多く見られます。
保護者からの意見に関しては、真摯に受け止め、改善に向けて取り組んでいます。また、マニュアル等の見直しも行っています。

【第三者評価結果：a】

安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネージメント体制が構築されています。事故や怪我が起こった際は、その日のうちにヒヤリハット・アクシデントレポートに起こし、職員で共有しています。事務室内に建物や園庭の見取り図を貼り、事故が起きた場所に事故内容を簡潔に記したシールを貼り、職員にどの場所で事故が起きているかを知らせ、注意を促しています。
看護師はアクシデントレポートを半年ごと年齢ごとにまとめ、園児一人ひとりがどんな怪我をして、どんな傾向が見られるかを写真付きで作成し、職員は保育に活かしています。

【第三者評価結果：a】

感染症の予防と発生時等の対応マニュアルを作成し、看護師が中心となり感染症への対策を職員・保護者に周知徹底し対策しています。嘔吐処理の研修や、ムービーを作成して保護者に伝え、家庭での感染予防に役立ててもらっています。
新型コロナ対策では朝夕、園内のドアノブ・手すり・机・インターホンなど手や指が触れる場所を中心に徹底消毒しています。散歩で公園に行き遊具で遊んだ後は、その場で石鹸で手を洗っています。洗う際は密にならないよう並んで、職員は２リットルのペットボトルを数本持って行き洗っています。

【第三者評価結果：a】

立地条件等から災害の影響を把握し、建物・設備類に保育を継続するために必要な対策を講じています。年間計画にもとづき、地震・火災・不審者・洪水・広域避難訓練などを毎月実施し、振り返りを行っています。火災訓練では消防署の立ち入り検査や煙訓練・水消火器訓練なども実施しています。鶴見川に隣接しているため洪水訓練は垂直避難訓練で全員が２階に避難しています。
ロッカーには簡易トイレやガスコンロなどの防災用品が保管され、食料や水などの備蓄品は２階ロッカーに賞味期限付きリストを扉に表示して保管しています。

【第三者評価結果：a】

感染症、事故防止、個人情報管理、苦情解決など標準的な実施方法が文書化されています。「あしたばガイドライン」に、重点事項を記載しています。
各種マニュアルは、事務所にあり、いつでも確認できます。「あしたばガイドライン」は、全職員が所持しています。マニュアルに基づいた実施方法は、職員会議、昼礼、内部研修で確認し、園長・主任が個別に助言等行っています。標準的な実施方法に基づき実施されているかは、各指導計画の振り返り欄、自己評価チェック表、面談、見回りなどで、園長・主任が確認しています。

【第三者評価結果：a】

マニュアル類は、設置法人担当部署で、年に一度及び必要時に見直しと改定が行われています。園での手順方法や、書類の記録方法などは、適宜話し合いや確認をしています。
保育の標準的な実施方法の検証・見直しは、職員間での気づきや、事例をもとに、修正をしています。また保護者からの意向・提案を参考にし、できるだけ反映させるようにしています。

【第三者評価結果：b】

各クラスの担当職員が、年間指導計画、月間指導計画、週案を作成しています。0～2歳児クラスは個別指導計画を作成しています。看護師が保健計画、栄養士が食育計画を作成しています。指導計画の最終責任者は園長としています。
各指導計画は、職員間で話し合い、検討を行っています。特別の配慮が必要とされるケースや支援困難ケースは、現在ではありませんが、必要に応じ、区の担当課や、療育センターと連携することにしています。

【第三者評価結果：a】

各指導計画に「ねらい」「振り返り」「自己評価」の欄を設け、振り返りと見直しをし、課題を抽出して、次の計画に繋げています。職員会議、リーダー会議、乳児・幼児会議、クラス会議、昼礼でクラスごとの指導計画の内容や変更点を報告しあっています。
天候、子どもの状況、体調等により、指導計画は柔軟に変更しています。変更部分は、赤字で指導計画に書き込んでいます。昼礼等で、確認しあい、議事録を残しています。事務所に指導計画一覧を掲示し、変更部分が一目でわかるようにしています。

【第三者評価結果：a】

子どもの発達状況や生活の状況は、児童票、健康の記録、個別指導計画、午睡チェック表、体温記録表、週案、連絡帳、保育日誌など、統一した様式に記録しています。入園後の子どもの成長の記録は、0歳は毎月、1、2歳児は3か月ごと、幼児は半年ごとに児童票に記録しています。身長・体重は毎月、測定しています。
帳票類の書き方は、入職時に研修があります。園では、主任が助言、指導をしています。園内での子どもに関する事や業務連絡は「保育日誌」「昼礼議事録」、毎日の昼礼、口頭で情報共有しています。

【第三者評価結果：a】

個人情報保護マニュアルがあります。子どもの記録の保管、廃棄、取り扱い等は「運営規程」に記載されています。情報管理、開示等は「重要事項説明書」に明記しています。個人情報に関する書類は事務所の鍵付き書棚に保管管理しています。子どもに関する記録管理はクラス担当とし、最終責任者は園長です。
職員には、個人情報書類持ち出し禁止、記録記入は事務所内で行う、守秘義務など徹底しています。パソコン上データは職制による権限を設けています。個人情報取り扱いについて保護者に入園時に説明し、同意を得ています。

【第三者評価結果：a】

全体的な計画は、児童福祉法、保育所保育指針の趣旨をとらえ、設置法人の保育理念、保育方針、保育目標に基づき作成しています。全体的な計画は「地域の特性」「地域との関わり」「園の特色」「保護者・地域等への支援」「小学校との連携」などの記載欄があり、子どもの発達過程、家庭環境、地域の実態を考慮した内容となっています。
全体的な計画は、全職員が参画し、数年かけて話し合いを重ねて作り上げた「保育課程」を土台としています。新たな保育所保育指針の内容を踏まえ、「乳児期の３つの視点」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に、配慮し、策定しています。全体的な計画は、年度末に、振り返り・見直し後、追加修正等をし、次の作成に生かしています。

【第三者評価結果：b】

室内ではエアコン、加湿器、空気清浄機、扇風機を利用しています。定期的に窓を開け換気をしています。０歳児クラスに床暖房があります。楽器、音楽CDの音量、保育者の声の大きさに配慮しています。　園内外の設備、用具は日常的な清掃と安全チェックを行っています。園庭の砂場は、毎日掘り起こしています。今年度は特に、新方コロナ感染症予防のため、おもちゃ、備品類の消毒を徹底しています。送迎時の保護者や来園者に手指消毒・体温測定をお願いしています。
家具・遊具の素材は安全性に配慮しています。子どもがくつろいで過ごせる場として、マットの用意やコーナーを利用していますが、幼児クラスでは、更なる工夫が期待されます。
その日の活動を考慮し、活動、食事の場を分けたり、机、仕切りなどでコーナーを工夫しています。手洗い場、トイレは子どもが使いやすい高さで、職員が見守り、安全に使用できるようにしています。

【第三者評価結果：a】

入園前に保護者から提出してもらう「児童調査票」や入園前の面談から家庭環境や子ども一人ひとりの特徴を把握しています。入園後は、担当職員が生活パターンを連絡帳や保護者との会話から把握したり、日常生活から把握しています。0～2歳児クラスは個別指導計画を作成しています。幼児についても個人差や性格を考慮しています。
日頃から、子どもの個性や状況を職員間で共有しています。子どもが安心して、気持ちを表現できるような関係づくりをしています。
自分を表現する力が十分でない子どもは、態度や表情から判断したり、代弁するなどし、気持ちを汲み取っています。子どもの話をよく聞き、まずは気持ちを受容してから対応するようにしています。
子どもには、ゆっくりと分かりやすい言葉で、活動の目安やルールなど話しています。イラスト、時計の数字にシールを貼ったり、絵ボードなど利用し、視覚でもとらえやすいようにしています。

【第三者評価結果：a】

子どもの年齢、発達状況に合わせ、保護者と連携をとり、基本的生活習慣が身につくようにしています。着替え、靴着脱、手洗い、うがい、片付けなど時間がかかっても、自分でやろうとする気持ちを尊重し、見守りや援助をしています。日課の時間は余裕を持たせ、職員が先回りしてやってしまったり、日課の順番を優先しないように心がけています。
季節、活動内容、個々の心身の状況に応じて、休息や午睡の時間を調整しています。眠くない子には横になり、体を休める事が大切であると伝えています。年長児は年明けから午睡を一斉活動とせず、静かな活動をしたり外遊びをしています。
日常保育の中で、看護師が生活習慣や病気について、子どもに、話をしています。栄養士が食育を通じ、健康と食生活について、子どもに伝えています。手作りの紙芝居や、寸劇、絵本、イラスト、写真等を使用し分かりやすいようにしています。

【第三者評価結果：b】

保育室内に年齢、発達に応じた玩具、絵本類、素材が準備されています。さらに自主性が発揮できるような環境の工夫が期待されます。毎日の散歩では、行先の公園やコースを工夫しています。縄跳びも皆で楽しんでいます。室内では、リトミック、運動用キットの利用や広い廊下を使って、体を動かす遊びをしています。毎日の雑巾がけで体幹や足腰が鍛えられています。
合同保育時間帯、園行事で異年齢で交流するほか、日常的に異年齢で活動するプログラムがあります。友だちと話したり、遊びを一緒にしています。クリスマスの出し物や、異年齢で遊ぶ企画を子ども達で話し合い、作り上げています。
園外活動の際、交通ルールや公共のマナーを学んでいます。立地条件により、商業施設や地域住民との交流がしにくい状況です。園外活動で自然を触れています。野菜、花の栽培や畑で芋堀りをしています。かぶと虫、メダカ、バッタを飼育しています。

【第三者評価結果：b】

一人ひとりの生活パターンや体調を把握し、個別に対応しています。活動、食事など子どものペースを重視しています。保育室内の備品、おもちゃ保管場所の整理、配置のさらなる工夫が期待されます。入園直後は慣れ保育を行い、同じ保育士が一対一で対応しています。子どもの表情、仕草をよく見て、子どもの思いや意向を汲み取るようにしています。ゆったり子どもと関わり、十分にスキンシップをとっています。
肌ざわりの良い布製おもちゃ、ぬいぐるみ、音を楽しむおもちゃ、手作りおもちゃ、手指を使うおもちゃ、絵本などを用意しています。
一人ひとりの、はう、つかまりだち、歩くなどの時期に応じ、安全性に配慮し、机、低い棚を置いたり、小スペースを作ったりしています。廊下を遊びや運動の場に使うこともあります。保護者とは、毎日の連絡帳、送迎時の会話、個人面談で連携を図っています。

【第三者評価結果：b】

子ども一人ひとりの気持ちを受け止め、無理にやめさせたり制限はせず、助言や見守りを心がけています。保育室内で自由遊び時間帯に、好きな遊びをしています。おもちゃ等の保管場所の工夫が期待されるクラスがあります。戸外活動の公園などで、走り回ったり、季節を感じたり、虫、草花に触れたり、探索するなどしています。
子どもの自我の育ちを受け止め、個々に対応するようにしています。友だちとの関わりには、必要以上には立ち入らず、さりげなく子どもの気持ちを代弁したり声掛けをして、一緒に楽しく活動できるようにしています。
合同保育時間、園行事、日常的な交流で異年齢の関わりがあります。調理担当職員や看護師がクラスに入ったり、子どもと関わっています。事務職員が行事等の写真撮影係をしています。保育参加で友だちの保護者がクラスの活動に入っています。仕事体験として中学生が来ています。

【第三者評価結果：a】

月に一度、異年齢合同での活動日があります。泡（シャボン玉）パーティ、お店屋さん、リズム遊びなど毎回テーマを設けて、楽しんでいます。
3歳児の保育では、自分の興味を持った遊びや活動に積極的に取り組めるように、スペースの確保やコーナーを設置しています。4歳児の保育では、友だちと一緒に楽しめるように、活動の目的やルールを説明しています。年長児へのあこがれや、目安を持ち、自信につながるように援助しています。5歳児の保育では、一人ひとりの個性を活かし、物事に意欲的に取り組めるようにしています。友だちと話し合ったり、協力しあう場面が多くなっています。年下のお友だちへのいたわりや、面倒をみる場面も増えました。
子どもが取り組んできた活動等は、作品や、取り組んでいる様子の写真・コメントなどを園内に掲示したり、おたよりや懇談会で伝えています。近隣の各保育園同士で壁新聞を交換し合いました。

【第三者評価結果：b】

園玄関、共有部分、保育室に段差はありません。室内エレベータがあります。多機能トイレがあります。障害のある子どもの受け入れ時には、障害の特性を考慮した個別指導計画を作成します。（過去に事例あり）
個別指導計画に基づき、看護師・職員間で具体的な対応を確認し、援助することになっています。クラスの友だちと一緒に、同じ空間で生活することを大切にし、職員が仲立ちとなったり、子ども同士協力できるよう配慮しています。
保護者の意向や気持ちに寄り添いながら、様子を伝えたり、情報共有をしています。必要に応じて、東部療育センターや、臨床心理士と連携し、助言を受ける体制となっています。
職員は、障害や発達の遅れなどのテーマの外部研修で学びを深めています。障害のある子どもの保育の方針を重要事項説明書に明記しています。子どもの実際の保育の情報を、ほかの保護者に伝える事はしていません。

【第三者評価結果：b】

登園から降園まで、連続性に配慮し、無理がないように日課を作成しています。その日の状況、体調を把握し、柔軟に計画を変更しています。保育室内に、畳、マット、区切られたコーナー、時間により家具配置変更などがありますが、常時落ち着いて過ごせる環境についてのさらなる工夫が、期待されます。
日常的に異年齢で交流しています。延長時間帯は現在、利用人数が少ないため、ゆったりとした時間を過ごしています。保育時間の長い子どもに配慮し、給食、おやつ、夕方おやつを提供しています。
子どもの状況について「年間指導計画」「月間指導計画」に長時間保育についての記載欄があります。職員間の引継ぎは、クラスの保育日誌を利用するほか、毎日昼礼を行っています。保護者とは、連絡帳、送迎時会話、懇談会、個人面談、運営委員会等で、連携をとっています。

【第三者評価結果：a】

全体的な計画に「小学校との連携」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を記載しています。5歳児年間指導計画に「小学校との連携」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の目安、実施内容を記載しています。
地域の小学校を年3回程度訪問し、小学生と交流したり、展覧会を見たりしています。地域の年長児交流会に参加しています。園長や職員が幼保小連絡会議や駒岡地区意見交換会等に参加して得た情報を、保護者に懇談会、個人面談、おたよりなどで伝えたり、冊子を配付しています。
年長児担当職員が「保育所児童保育要録」を作成しています。園長・主任が確認後、就学予定行へ郵送しています。郵送前に、小学校へ出向き、引継ぎや確認、情報交換を行っています。

【第三者評価結果：a】

健康管理に関するマニュアルがあります。健康状態は毎朝の保護者からの聞き取り、連絡帳、看護師の観察、保育日誌、昼礼での報告で、把握しています。子どもの体調悪化時は、保護者に連絡し、迎えに来てもらっています。軽症や、小さなケガは、降園時に伝え受診を勧めたり、翌朝、様子を確認しています。
看護師が保健計画を作成し、期ごとに見直しています。入園後の既往症、予防接種は、保護者に前もって配付の用紙に記入して持参してもらい、看護師が取りまとめています。
保護者に、入園説明会、懇談会で「重要事項説明書」をもとに、健康に関する方針等伝えています。保育の中での、子どもの健康に関する取り組みは、園だより、給食だより、保健だよりなどで伝えています。乳幼児突然死症候群について、職員は研修等で学んでいます。予防策として、呼吸チェックを実施・記録しています。保護者には、入園説明会で説明しています。

【第三者評価結果：a】

内科健診、歯科健診は年2回実施しています。健診結果、子どもの健康状況、身長・体重の記録はクラスごとにまとめ、看護師が管理しています。内科健診の結果は、連絡帳や口頭で伝えています。歯科健診結果は書面で渡しています。個別に伝えることがあれば、看護師が口頭で説明しています。
保健計画をもとに、毎月の計画、目標を立てています。健診結果を参考にし、保護者に受診を勧めたり、状況により、感染症予防対策の徹底、手洗い指導など保育に反映させています。内科健診時に、低年齢児では、不安になったり泣き出してしまう事があったため、「健診ごっこ」を遊びに取り入れ、動作や場に慣れるような工夫をしました。

【第三者評価結果：a】

アレルギー疾患について、かかりつけ医の判断に基づき対応しています。食物アレルギーは、保護者、調理担当職員、看護師、担任と連携をとり、完全除去食を提供しています。慢性疾患のある場合や、アレルギー予防薬の必要がある場合には、かかりつけ医の判断のもと、看護師、担任と話し合い、対応することとしています。
除去食提供時、配膳時に職員間で確認しています。除去食は、専用のトレイにのせ、専用の椅子、机（目印付き）、タオルを使用しています。食事をする位置を決めています。そばに職員がついて、誤食防止をしています。
アレルギー疾患、食物アレルギーなどの外部研修に職員が参加しています。今年度、食物アレルギーの配慮が必要なのは、0歳児クラスなので、他の子どもに伝える事はしていません。年齢・発達に応じて、他の子どもに理解を図るために伝えることにしています。

【第三者評価結果：a】

年間食育計画があり、野菜の栽培や、旬の野菜に触れたり、おやつ作りなどを楽しんでいます。食事は机を配置し、友だちと一緒に食事しています。職員や栄養士が、マナーや食材の話もしながら、年齢に応じて、援助したり、皆で楽しく食べられるようにしています。
食器は、陶器を使用しています。年齢に応じた大きさや、深さの違う皿を準備しています。少食や苦手なものがある場合は、少しでも食べられたらほめています。初めから量を減らす場合もあります。職員は子どもに行事食や、献立名、旬の食材などの話をしています。
玄関ホールや園内に、食育の取り組みのイラストや写真、クイズ、おたよりなどが掲示されています。給食の人気レシピを持って帰れるように、用意してあります。保育参観日に、保護者が給食を試食できる機会を設けています。

【第三者評価結果：a】

献立は2週間ごとのサイクルメニューとなっています。子どもの食べる量や好き嫌いはクラス担当職員が把握しています。残食は調理担当が記録しています。給食会議でクラスの様子や、献立などについて話し合い、メニューに反映させるようにしています。献立は、季節の食材を用い、行事、郷土料理など取り入れています。また今年度は世界の料理もメニューに加えています。
調理担当職員がクラスをまわり、食事の様子を見ています。子ども向けに、栄養素や行事食について話をするなどしています。食材は設置法人系列の業者から、搬入され、衛生管理・食材管理を徹底しています。

【第三者評価結果：a】

登園時に職員が保護者から家庭の様子を聞いています。降園時に、園でのその日の様子、トピックスなど口頭で伝えています。0～2歳児クラスは毎日連絡帳を活用し、日々の様子、活動内容、家庭での様子を保護者とやり取りしています。
保育の意図、目標、内容等は、重要事項説明書に記載してあります。クラスだよりや行事案内、懇談会、個人面談などで分かりやすく説明しています。行事ごとのアンケートや年度末アンケート、運営委員会で、保育内容についての理解度を把握したり、意見等を聞いています。
おたよりや、掲示された子どもの作品にコメントを入れるなどし、保育内容や、成長が伝わるようにしています。保護者が参加しての園行事、保育参加、保育参観など、子どもの成長を共有できる機会となっています。年2回のクラス懇談会で、クラスのこれまでの様子や、現在の様子、これからの目安などを伝え、皆で成長を感じられるようにしています。

【第三者評価結果：a】

保護者とは、日ごろからコミュニケーションを良くとるように努めています。保護者が、担任以外の職員とも、話しやすい雰囲気を作っています。個人面談時以外でも、いつでも保護者からの相談を受け付けています。
保護者からの相談には、迅速な対応を心がけています。就労の時間に配慮し、夕方空いた保育室でゆっくり話せるようにしています。相談内容は、相談記録簿に記録しています。昼礼等で職員間で共有しています。内容により、園長・主任が、相談を受けた職員に助言したり、保護者に対応する場合もあります。

【第三者評価結果：b】

虐待対応、人権尊重に関するマニュアルがあります。「重要事項説明書」「スタッフ研修マニュアル」にも虐待防止や人権を尊重する事を明記しています。登園時に、子どもの様子、保護者の様子を観察したり、着替え時に身体状況をさりげなく確認し、家庭での養育の状況把握に努めています。
虐待の疑いや、虐待が明白になった場合には、鶴見区こども家庭支援課と連携をとる体制になっています。見守りや、家庭支援が必要な場合には、保護者の心身状態をみながら、声掛けを工夫したり、気持ちに寄り添い、ゆっくり話せるような機会を作るようにしています。
虐待や権利侵害について、法人の全体研修を受講していますが、さらに園でも、学びを深めたり、確認し合う機会が必要と、園長は考えています。

【第三者評価結果：b】

職員は「年間指導計画」「月間指導計画」「週案」で定期的に振り返り、見直しをして記載欄に記入しています。振り返りの中で、自己評価を行い、配慮事項、子どもの姿、今後に向けての援助などを見直し、記録しています。子どもの心や意欲、つぶやき、取り組む姿勢などを丁寧に拾い、記載しています。
職員は、年度末に「自己評価シート」で項目ごとの振り返りを行っています。毎日の昼礼で、クラスの状況や、子どもの意欲、取り組みのエピソード（二ヤリホット）、ヒヤリハットを話し合っています。職員の子どもへの対応や言葉かけ、活動の進め方など気づいたこと（二ヤリホット）も話し合いお互いに、信頼し合い、チームとして保育をしています。昼礼で話し合われたことは、記録に残し、確認しあうことができます。
職員の自己評価や話し合いから、保育所としての課題を抽出しています。