(株)メーティス・リル スクルドエンジェル保育園 梶ヶ谷園
第三者評価機関名 | かながわアドバンスサポート |
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名称 | スクルドエンジェル保育園 梶ヶ谷園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 19 名 |
所在地 | 213-0015 川崎市高津区梶ヶ谷4-1-1 |
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TEL | 044-948-5854 | ホームページ | http://kajigaya.skuld-angel.com/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2018年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 株式会社メーティス・リル | ||
職員数 |
常勤職員:8 名
非常勤職員:2 名
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専門職員 |
施設長:1 名
保育士:6 名
看護師:1 名
調理員:2 名
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施設・設備の概要 |
保育室:1
調理室:1
トイレ:4
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【保育理念】 園児・園児の両親・祖父母、スタッフ、地域の人々、園児の将来も含め、日本一笑顔の多い保育園を目指す。 【保育方針】 ① 心の成長、知識の習得、げんきな体作りの3つを柱に子どもたちを育成します ② スタッフの働きやすい環境を作り、資質を高めて質の高い保育サービスを実施します。 ③ 子ども、両親・祖父母、スタッフ、地域の人々が一体となって子育てできる環境を作ります。 【保育目標】 いつも笑顔が絶えない、明るく元気な子 |
【立地および施設の概要】 園は、東急田園都市線梶ヶ谷駅より徒歩8分の所のマンションの1階で周囲も住宅街に立地しています。 東急田園都市線梶ヶ谷駅から都心の渋谷駅までは、電車で20分と、通勤に便利なエリアにあります。 園より子どもの足で5分以内に、自然が豊富で小高い丘や坂もある地形を生かした「梶ヶ谷第一公園」があり、園では頻繁に、子ども達の散歩、園外活動に利用しています。 【園の特徴】 0歳から2歳までの小規模保育園にも関わらず、外国人講師による乳幼児英会話の導入を初め、多彩なプログラムを取り入れ、子どもの成長を促しています。これについては保護者アンケートからも、感謝の言葉が多く述べられています。 |
評価実施期間 | 2023/07/06(契約日) ~2024/02/15(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 初回 回(年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特に評価の高い点 1.“笑顔が日本一多い保育園を目指す”との基本理念 毎年見直しを行い、保育指導計画の基盤とする「全体的な計画」の基本理念に、「園児、園児の両親、祖父母、スタッフ、地域の人々、園児の将来を含め、“日本一笑顔の多い保育園を目指す”」と明記しています。 結果、日々の園内保育の中で、保育士たちの子どもの成長を喜ぶ、明るい笑い声と、子どもたちの歓声が渦巻く、活気に満ちた園の雰囲気がありました。 2.乳児の更なる発達を促す多彩な「発達支援プログラム」 園が実行している発達支援プログラムは、①外国人講師による「乳幼児英会話」、②専門トレーナーによる幼児体操の導入、③心と身体で感性を養うリトミック、 ④自立力を発揮させるための教育法であるモンテッソーリの考え方を取り入れた保育の実践、⑤言語発達の促進(読み聞かせ、パネルシアター、声掛けなど)で、子どもの乳幼児期における限りない発達の可能性を、できる限り支援しようとする姿勢が確認できます。 ◇改善を求められる点 1.明確な目標管理体制の構築 指導計画の振り返り、見直し案の作成、実行など、又、全職員の40項目にわたる自己評価も実施しています。今後はそこから浮かび上がってくる「要改善課題」を事業計画に組み入れ、進捗状況も含めて、管理できる体制の構築が期待されます。 2.専門性を活かした地域子育て支援の実施 全体的な計画に「育児相談」「発達相談」「育児の情報発信」をうたっていますが、見学に来た保護者への対応のみで地域の子育て世代への対応までに至っていませんでした。また、自治会との交流等はしておらず、地域での行事等への参加もまだ行えていません。 今後は、専門性を生かして、子育て支援を全体的な計画や事業計画にも取り入れ、自治会と連携して地域のお祭りや防災訓練への参加に加え、地域の子育て世帯に向けた育児相談など定期的に実施できるような取り組みに期待します。 |
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この度、初めて第三者評価を受けさせていただきました。 細部にわたり、日々の運営や保育内容を振り返る良い機会となり、これをきっかけに職員間で様々な話し合いの場を持つことができました。 当園の良い点として、子どもたちと職員たちの笑い声や歓声が響き渡る活気ある雰囲気と、様々な教育プログラムの取り組みについて、高い評価をいただきましたこと、とても喜ばしく感じています。 一方で、様々な見直しが必要な部分も気づかせていただきました。 より良い方法を検討して今後改善できるよう努めていきます。 保護者の皆様には、お忙しい中アンケートにご協力いただきありがとうございました。 たくさんの温かいお言葉にはお力をいただきました。 厳しいご意見は身の引き締まる思いでしっかり受け止めています。全て職員間で共有し、今後の園運営に生かしてまいります。 お子さま一人ひとりの健やかな成長に繋がる保育を行い、保護者の皆様が安心して大切なお子さまを預けていただけるように努めてまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・近年川崎市では、0歳児の入園希望が減少しているため、来年度の年齢別の人数を変更する申請を行いました。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営状況や保育の内容や設備の整備等、現状を分析し、課題や問題点を明らかにしています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:c】 ・本園は川崎市より「小規模認定保育園」として認可されており、中・長期計画の策定は求められておりません。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:c】 ・本園は川崎市より「小規模認定保育園」として認可されており、単年度事業計画の策定は求められておりません。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:c】 ・本園は川崎市より「小規模認定保育園」として認可されており、単年度事業計画の策定は求められておりません。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間の行事内容と日程は年度初めに、コドモンアプリ(連絡帳アプリ)で保護者にお知らせを配布しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画や月案、週案の評価反省を都度行い、次に反映させています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の振り返り結果は、各指導計画の「自己評価欄」「評価・反省欄」に記録し、課題を明確にしています。各指導計画の振り返りは、関係する全職員で行い、課題の共有は図られています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年度初めや毎月の職員会議等で、園長の方針や取り組みの決定事項を職員に伝達し、理解を図っています。園長が自分の役割について表明した内容は、職員会議などの議事録に記録しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は川崎市の法令遵守関連の研修会、勉強会には出席し、また、地域園長会議などでも情報を得ながら、適切に保育事業を運営しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の質の向上を図るため、職員の意見を吸い上げ環境の改善を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営の改善は、法人本部の人事労務業務のサポートを受けながら取り組んでいます。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・川崎市の保育士の配置基準を満たすだけでなく更に余裕のある配置になるよう、人材の採用の方針が確立しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・採用、昇進、異動、昇給・賞与査定について、運営規程、就業規則、賃金規程、保育園業務マニュアルについての規定があり、職員に周知しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理の園での責任者は園長で、シフトも管理しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、クラスに入って保育の現場に立ち会い、定例の職員会議に参加しています。また、日頃から職員の話に耳を傾けるなど、園の保育や運営の現状について把握し、継続的な評価・分析を行っています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は年度初めの職員会議で期待する職員像を明示しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は連絡帳アプリにより研修案内を見ることができ、それぞれ関心のある分野の研修に参加できる他、行政からの研修案内も掲示し、受講を勧めています。外部研修の案内は休憩室に置いたり、玄関に掲示するなどして参加を勧奨しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:c】 ・非該当(川崎市では小規模保育所では非該当としています) |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園のホームページにはデイリープログラムや年間行事等が公開されています。また、園の保育方針、保育目標を公表しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の体制と職務内容、事務や経理について、年度初めに職員会議で周知しています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画の目標に「子ども、両親・祖父母、スタッフ、地域の人々が一体となって子育てできる環境を作る」と掲げており、「地域等への支援」に「発達相談、育児相談、育児の情報発信」を明記しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ・非該当(川崎市では小規模保育所では非該当としています) |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・川崎市こども未来局運営管理課、高津区児童課、消防署、警察など関係機関・団体等の連絡先を記載して、事務室に掲示をしてすぐに対応ができるようにしています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・川崎市こども未来局運営管理課、高津区児童課、消防署、警察など関係機関・団体等の連絡先を記載して、事務室に掲示をしてすぐに対応ができるようにしています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・毎日のお散歩で出会う地域の方への挨拶やハロウィンの時に近隣のお店に協力をしていただき、子どもたちが訪問してお菓子をもらったり、円滑なコミュニケーションに努めていますが、地域の公的な事業活動に参加や支援等の実施の体制はまだできていません。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・全体的な計画に、「人権を尊重」として「子どもを一人の人として尊重し、自己肯定感を持てるように努める」と明示しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どものおむつ交換や着替えの際、プライバシーを守ることができるスペースを確保して援助にあたり、プール使用時には、水着の着用はせずに洋服になって行い、外から見えない室内で着替えを行い、子どものプライバシーに配慮して保育を行うことを職員間で確認し合っています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「入園のご案内」には、「保育の理念」や「保育方針」、「保育目標」、保育姿勢や保育内容、年間行事、1日の保育の流れなど写真を活用して、子どもの様子をわかりやすく紹介しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時の説明会で、園長が「重要事項説明書」に沿って園生活で必要な内容などについて、ていねいに説明を行い、保護者に同意した旨の署名をもらっています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもが転園する際などについては、必要に応じて電話での申し送りや文書の提供を行っていますが、転園先への引き継ぎ書や準備などの手順を明記したマニュアル等の作成までには至っていません。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登校園時の保護者とのやりとりや、日常保育での子どもの様子や子どもの表情から、子どもの満足度を把握しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:b】 ・苦情解決責任者は法人代表、苦情受付担当者は園長とし、第三者委員を2名設置しています。「重要事項説明書」に、[相談・苦情」として「相談は個別に対応いたします。」と記載し、代表とスクルド本部の連絡先が記載されています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者に対して、入園説明会で「重要事項説明書」を配付し、園長や法人代表、第三者委員に、意見や要望などを気軽に相談できることを伝えています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・全園児に連絡帳があり、毎日保護者から家庭での子どもの状況のほか、相談などを記載できるようにしています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスク管理責任者は、園長が務め、「安全管理マニュアル」に基づき、リスク管理に取り組んでいます。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・感染症対策責任者は看護師で、感染症に関わる研修などは看護師が行っています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・災害時の対応体制は、「避難訓練計画」を作成し、地震や火事などを想定した避難訓練や通報訓練などを毎月実施しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・「業務分担マニュアル」を作成して、職員の業務担当を明記して保育室に掲示をし確認ができるようしています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年間指導計画、月間指導計画、週案、日案等で評価反省を記載し振り返りを実施しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画作成の責任者は園長です。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の作成及び見直しを行う時期や手順は、年間指導計画は期ごとに実施し、月間指導計画は月末、週案は週末に反省・評価を行い、職員会議や昼ミーテングで園長や主任などと意見交換を行い、評価した結果を次月の計画に生かすようにしています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・児童票ファイルに、子ども一人ひとりの発達状況や生活状況などを記載した「児童票」「康記録表」「活様子をお聞かせください」「アルギーチェックシート」などを綴じて、職員間で共有しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・記録の廃棄の時期は、書棚に掲示し誰でもがわかるようにしています。重要事項説明書に「秘密保持」として、当園及び当園に従事する全ての職員は、保育を提供する上で知り得た乳幼児、保護者及びその家族等に関しての情報を第三者に漏らしません。」と明記されています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「全体的な計画」は、スクルドエンジェル保育園の保育理念「心身ともに豊かな人間性の基礎を培う」と「保育方針」を基に、梶ヶ谷保育園としての保育理念「園児・園児の両親・祖父・スタッフ・地域の人々、園児の将来を含め日本一笑顔の多い保育園を目指す」と謳っています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 園では保育理念を、園児・園児の両親・祖父母、スタッフ、地域の人々、園児の将来も含め、日本一笑顔の多い保育園を目指す。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達過程と家庭環境は、入園時に個人面談を行い把握するとともに、その後は日ごろの会話や面談、連絡帳のやり取りから情報を得て、子どもの持つ良さを見出し、子ども一人ひとりの個人差を尊重した保育を行っています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・生活に必要な基本的な生活習慣の習得については、一人ひとりの子どもに十分にかかわりながら、「やってみたい」と思えるような環境を整え、自分でやろうとする気持ちを大切にしています。また、やりたくないという気持ちも受け止めるように配慮しています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・近年川崎市では、0歳児の入園希望が減少しているため、来年度の年齢別の人数を変更する申請を行いました。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営状況や保育の内容や設備の整備等、現状を分析し、課題や問題点を明らかにしています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1、2歳児の保育にあたっては、子どもが自分でやろうとする気持ちを認め、子どもの意思を尊重した対応を心がけています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 ・小規模保育所のため非該当 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・玄関とトイレの入り口は段差がありますが、保育室はワンフロアとなっており段差はありません。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・長時間の保育については、0歳児と1歳~2歳児は17時30分までクラスごとに過ごし、その後は保育室で0~2歳児で合同保育を行っています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 ・非該当 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では「川崎市健康管理マニュアル」に則って、登園時の保護者からの情報取得に始まり、降園時までの子ども一人一人の健康状態を把握し、連絡帳、保育日誌などに記録しています。保育中の発熱が37.5℃までは、全身状態を観察しながら園で様子を見ることにしており、38.0℃以上はお迎えを要請します。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断については、0,1歳児については年6回行い、2歳児については年2回行っています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・水腎症や無熱性けいれんの持病を抱える園児がいるため、治療状況や園での配慮事項について保護者や主治医意見書などから情報を得て対応しています。食物アレルギーに該当する子どもは現在在籍していません。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画や月案、週案の評価反省を都度行い、次に反映させています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画の振り返り結果は、各指導計画の「自己評価欄」「評価・反省欄」に記録し、課題を明確にしています。各指導計画の振り返りは、関係する全職員で行い、課題の共有は図られています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保護者とは、日々の保育内容や、その日の子どもの様子をアプリを通して配信し、情報交換を行っています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度初めや毎月の職員会議等で、園長の方針や取り組みの決定事項を職員に伝達し、理解を図っています。園長が自分の役割について表明した内容は、職員会議などの議事録に記録しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・虐待防止に関するマニュアルは明文化され、全保育士がいつでも閲覧できます。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の質の向上を図るため、職員の意見を吸い上げ環境の改善を行っています。 |