横浜市 芦穂崎保育園
第三者評価機関名 | かながわアドバンスサポート |
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名称 | 横浜市 芦穂崎保育園 | 評価対象サービス | 2022~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 120 名 |
所在地 | 230-0051 横浜市鶴見区鶴見中央2-13-29 |
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TEL | 045-501-5389 | ホームページ | https://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 1955年07月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 神奈川県横浜市 | ||
職員数 |
常勤職員:22 名
非常勤職員:32 名
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専門職員 |
園長:1 名
保育士:40 名
看護師:1 名
事務員:1 名
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施設・設備の概要 |
保育室:8室
ホール:1室
産休明け保育室:1室
厨房:1室
園庭:865.48㎡
敷地面積:1473.28㎡
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【保育理念】 ○こどものあるがままを愛し、慈しみ、こどもが自分を「かけがえのない存在」であると感じ、自分らしく主体的に生きていくことができるように保護者と共にこどもの育ちを支えます。 【保育方針】又は【基本方針】 ○保護者や地域と協力し合ってこどもの人権と最善の利益を守り、こどもと真摯に向き合い、その成長を適切に援助できるよう保育します。 【園目標】 ○夢中で遊ぼう、一緒に楽しもう 【保育姿勢】 ○「じぶんがすき、みんながすき」と感じられるよう、一人ひとりの思いを受け止めこどもの心に寄り添います。 ○豊かで多様な環境を整え、こどもの「やってみたい」気持ちに応えます。 ○保護者とこどもの成長を喜び合い、協力して子育てをしていきます。 |
【立地および施設の概要】 横浜市芦穂崎保育園は、1955年(昭和30年)7月に定員60名で開設され、1997年(平成9年)に増改築を行い、定員を120名として再スタートし、現在に至っております。現在の在籍児童数は、109名です。 園はJR鶴見駅より歩いて8分のところに立地し、建物は鉄筋コンクリート2階建てで、建物の総面積は608㎡です。敷地面積は1,473㎡であり、建坪を300㎡とすれば、園庭は1,100㎡以上となり、かなり広い面積を有しております。 園庭には、みかん、柿、キウイなどや野菜畑があり、子どもが喜んで遊びまわっています。 【園の特徴】 子どもが「やってみたい」という行動を大切にする保育姿勢に則って、子ども達は広い園庭で自由に遊んでいます。 園の保育目標「夢中で遊ぼう、一緒に楽しもう」を目標に、のびのびとした子どもの姿が、園庭でも観察されています。 園では地域の子育ての中心となる施設として、園庭開放(身体測定、水遊び、絵本貸し出し、おたのしみタイム)、育児相談、育児講座(プレパパプレママ講座など)、交流保育、育児支援イベント「あつまれえがお」や、一時保育の受け入れを積極的に行っています。 |
評価実施期間 | 2023/05/08(契約日) ~2023/12/26(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 3 回(2018年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特に評価の高い点 1.保育の「見える化」に注力し、保護者からも評価されている 園は、保護者が子どもをお迎えの際に必ず目を通す、「子ども全員の日中の遊び、活動の写真とコメントからなるドキュメンテーション」を掲示し、迎えに来た保護者が手に取って、子どもの昼間の活動を実感することが出来るようにしてあり、保護者の方々からも評価されています。 2.「KJ法」を用いた「保育内容」の「見える化」 職員たちは、自分達の保育の質に関して絶えず向上を目指しており、カリキュラム会議の際に職員一人ひとりの意見を模造紙に書き込み、関連する内容を線で結び、子どもの活動とそれにかかわった保育士の働きかけを可視化しています。この数多く書き込まれた模造紙を各クラスの壁に貼りだし、保護者にも見てもらっています。職員からの説明で、保護者も保育者の保育の視点を確かめることが出来ます。KJ法の利点は、①アイディアの可視化、②考え方の論理的整理、③少数意見の活用、④問題点の洗い出し、⑤参加メンバーでの情報の共有などです。 3.職員会議、カリキュラム会議は、メンバーを入れ替え4回開催 職員数54名の大型園であるため、勤務時間の異なる多くの職員の出席を得るため、各会議の内容を、時間をずらし、メンバーを入れ替えて、4回も開催し、情報の共有化を図っています。 ◇今後更なる努力を期待される点 1.大型園での職員の情報共有に更なる努力を、ICT活用の促進 本園は園児120名の大型園であるため、職員数も54名で保育にあたっています。各職員はそれぞれ、勤務時間が異なり、雇用形態が異なるため情報の共有が難しいところがあります。ICT活用による情報共有など活用拡大が期待されます。 |
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芦穂崎保育園は、平成30年に第三者評価委を受審し、5年ぶりの受審となりました。職員数が多いため、準備に時間を要すると考え、園長、主任そして職員同士のグループごとに自己評価票の内容を確認し、話し合いを重ねていきました。各グループの話し合いでは、職員の一人ひとりの考えを確認しながら、保育の取り組みやお互いの気づきを出し合い、その後、会議で全グループの評価内容のすり合わせを行いました。話し合いでは、職員が日々の保育で大切にしている事や園での工夫事例などをあげて園の良い点や課題などを出し合いました。その中で職員それぞれが園に対しての理解が深まり新たな気づきの機会にもなりました。また、話し合いでは意識して声を出すことの大切さと、職員皆で共有することでチームワークにつながり大変、有意義な時間となりました。これからもさらに職員間の連携を深め、子どもたちの健やかな成長と、安全、安心保育を行なうために「保育の語り合い」と「風通しの良い環境づくり」を目指しより一層、職員一同力を合わせていきたいと思っています。 最後に、受審にあたりご尽力いただきました評価機関の方々、そして、保護者の皆様にはご多忙中にも関わらず、たくさんのアンケートへのご協力をいただきましたこと心より感謝申し上げます。 皆様からいただいたご意見を真摯に受け止め職員で話し合い園運営を進めていきたいと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市立芦穂崎保育園は保育理念を、【○こどものあるがままを愛し、慈しみ、こどもが自分を「かけがえのない存在」であると感じ、自分らしく主体的に生きていくことが出来るよう保護者と共にこどもの育ちを支えます】とし、こどもの存在に対し最大限の支援を約束しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市立芦穂崎保育園は横浜市中期計画、子ども子育て支援事業計画、鶴見区政運営方針など行政方針に沿って保育園運営を行っています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では横浜市、鶴見区の方針や、地域の状況を踏まえて、毎年度運営計画(事業計画)を策定し、課題改善に取り組んでいます。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市こども青少年局の掲げている中・長期ビジョン「市立保育園のあり方に関する基本方針」に基づき、保育園運営を進めているが、園としては、子ども達の健やかな成長を願って、理念・基本方針の実現を目標にして保育園運営を進めています。また、地域ニーズに基づいた役割や機能を活かして福祉サービスに取り組んでいます。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の中長期計画に則り、鶴見区においては毎年「区制運営方針」を打ち出し、これについて全職員に説明を行っています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度の当初に、区長から直接職員に向け「区政運営方針」の説明を受け、園長の目標をもとに、職員が業務担当(職位、事業内容)をもとに目標をたて業務を進めています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者に対しては事業計画の具体的な内容は、園長から、入園説明会(重要事項説明書)で説明しています。また、クラス懇談会では資料配布し、またクラス掲示し、園だよりでは毎月掲載し周知しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園では毎年度、「保育所における自己評価」を実施し、課題抽出を行い、保護者についても結果を公表し、組織的なP(計画立案)D(実践)C(振り返り)A(対策)サイクルで取り組んでいます。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の自己評価と保護者アンケートの結果を踏まえ、職員間で評価点と課題を明確にし、年度末に保護者向けに掲示して周知を図っています。その取り組みについては、保護者にも随時示し、園だよりなどでもお知らせし、取り組みについてもわかりやすく伝えています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は、職員に対して会議やミーティングでMBO(行動目標、行動計画書)を説明し、職員に年度ごとに方針や、取り組み内容について提示しています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市のコンプライアンスの基本方針は、法令遵守だけではなく、市民社会からの要請に全力で対応を行うこととしています。園はこの基本方針に沿って園運営を行っています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は保育室への巡回や日誌の確認、、ドキュメンテーションを見たり、職員への声掛けを通して、代行保育者をはじめリーダー保育者と連携し、保育について日々の保育や行事について把握しています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は年度始めに入園児童数、職員の状況を含めた分析を行うとともに、横浜市、鶴見区からの財務計画を把握しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については、横浜市の市職員採用施策をもとに適正な人員確保が行われています。会計年度任用職員については、鶴見区の公募によって採用を行い、園の状況に合わせた体制確保を行っています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「横浜市保育士分野人材育成ビジョン」があり、職位に応じた「期待される職員像」や役割などが明確に定められており、毎年職員に周知しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の労務管理に関する責任者は園長で、主任保育士と共に、職員一人ひとりの就労状況や超過勤務の状況、有給休暇の取得状況を把握しています。職員の休暇状況については「やすみちゃん」を活用し、状況によっては個別に声かけし休みやすい環境づくりをしています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の市立保育事業には「職員行動基準」があり、職員に応じた「期待される職員像」を明確に示されています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育士分野人材育成ビジョン」には、保育士職に求められることと、職位ごとの役割り・能力・知識について明示されています。また、こども青少年局で行われる、保育・教育施設職員研修・研究年間計画、区の年間研修計画などが明示され、「期待される職員像」を明確に打ち出しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員個別面談時には、「目標共有シート」や「保育士キャリアラダー」を活用し、これまでの業務経験、研修受講状況を記録するとともに、今後の目標設定に役立て、それぞれの保育の専門性や質の向上につながるようにしています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生の対応は、「実習生受け入れマニュアル」に基づき行われ、受け入れに関する姿勢を明文化し、指導しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市のホームページに園の理念・基本方針などを掲載しています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市で定められてる財務会計のマニュアルをもとに、事務、経理、取引に関するルールなど明確に決められています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・市立保育園として、地域の関わり方について園の重要事項説明書にも地域支援に対する考え方を明示しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画には、社会的責任としてボランティア、職業体験の受け入れ、高校生インターシップ受け入れが記載されており、職業体験、ボランティア受け入れマニュアルが策定されています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・鶴見区内近隣保育園、鶴見区福祉保健センター、横浜市の児童相談所、横浜市の域療育センター、近隣の病院等のリストを作成しています。リストは事務所に掲示すると共にファイルとして綴られ対応できるようにしています。必要な場合は、連携機関と相談のうえカンファレンスを行っています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・地域の子育て支援施設(わっくん広場等)に保育者が参加し地域の情報、困りごとの情報を把握しています。内容によっては子育て支援員、ケースワーカー等にも繋げています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・把握したニーズにもとづき、「育児支援事業年間計画表」を作成し取り組んでいます。計画表に基づき、園庭開放、育児相談、園独自の育児講座を年2回、交流保育を年10回、プレママパパ講座を年3回行っています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「よこはまの保育」に示されている基本姿勢を基に保育理念・保育方針・園目標が作成されています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・個人情報取り扱いマニュアルの中にプライバシー保護に関する規定が作成されています。職員は月に1度、子どもの人権に関するチェック表を使い読み合わせを行うと共に職員が必要に応じて各自で確認しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園のパンフレットは区役所に置かれ、希望する人が手に取ることができるようになっています。子ども・子育て支援情報公表システム「ここdeサーチ」に園の理念や保育内容等の情報提供を行っています。コロナ禍中には園内見学ができないため、鶴見区独自の取り組みとして、映像制作を学ぶ学生の協力により、園内の様子や保育の内容の動画を作成し、市のホームページやSNSで公開しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育の開始、変更にあたり、入園説明会、年初懇談会において、重要事項説明書を説明し同意書の提出を受けています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育所の変更に伴う文書提供は個人情報の観点から難しい状況にあります。文書としてはありませんが、引継ぎが必要な子どもには保護者の同意を得られた場合のみ転園先の園に配慮事項を伝えたり、必要に応じて区役所を通して連絡しています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は個別支援計画に書かれている経過記録、月間指導計画、週案等に書かれている保育士の振り返り、自己評価子どもの姿、日々の子どもの表情等から、子どもの満足度を把握しています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情解決責任者を園長、苦情受付担当者を主任保育士又は担任保育士、第三者委員を2名定め、重要事項説明書に記載するとともに玄関に掲示しています。保護者には入園時、進級時に重要事項説明書を配付し説明しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者が意見や相談をする窓口として、相談・苦情の窓口、第三者委員、横浜市福祉調整委員会等の複数の相談先があり、面接や電話、文書等により受け付けていることを重要事項説明書に掲載するとともに、事務所前掲示板に掲示しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は送迎時の短い時間でも保護者との会話を大切にしています。比較的ゆっくり会話のできる夕方は、子どもの一日の様子を直接伝えて保護者が話しやすい雰囲気になるよう努めています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・課題解決プロジェクトチームを結成し様々なリスク、課題に対応しています。新型コロナウィルスが5類に移行後の行事の取り組み、園内の環境等子どもの安全を脅かす事例を収集し検討しています。各クラスのヒヤリハットや小さなケガ、打ち身などもミーティングで伝え、対応方法も含めノートに記載し全職員に周知しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・看護師を中心に感染症に対する管理体制を整備しています。毎日の手洗い、うがい、換気、衝立の使用、室内外の玩具の消毒等を行い感染予防をおこなっています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では定期的に様々な場面を想定した避難訓練を行い、災害時における安全確保について話し合っています。年に1度行われる大規模防災訓練では、地域避難場所である中学校まで避難し、同日に園で引き取り訓練を行っています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育を行う上での標準的な実施方法について、各種マニュアルが作成されており、職員が一定の水準の保育を提供できるようにしています。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育の内容の見直しについては各計画の実施後、PDCAサイクルで検討し次の計画に活かしています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に提出された児童票、健康管理台帳、面談で子どもの家庭環境、身体状況や生活状況について把握しアセスメントを実施し、入園後のアセスメント情報は毎月行われるカリキュラム会議で子どもの姿を把握しています。また、何かあれば担任が園長に伝えています。子どもの姿や保護者のニーズを踏まえて各指導計画が作成されています。指導計画作成時には必要時応じて、子育て支援員、児童相談所、療育センターなどと情報共有し作成することもあります。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・クラス単位で各指導計画の振り返りと評価をし、見直しを行っています。変更、検討がある場合はカリキュラム会議で話し合っています。出席できなかった職員に対しては、「2回目会議」と称し内容をコンパクトにした会議を4回本会議後に行い、職員全員が共有できるようにしています。各指導計画は子どもの姿をもとに次の計画に反映しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・児童票、児童健康台帳等に、子どもの発達状況を把握・記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの記録等の個人情報に関するもの(カメラ、SDカード)は事務所内の鍵のかかる引き出しで保管管理をしています。保存や廃棄については、横浜市の定めた個人情報取り扱いチェックリスト沿って適正に扱っています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市立芦穂崎保育園は保育理念を、【○こどものあるがままを愛し、慈しみ、こどもが自分を「かけがえのない存在」であると感じ、自分らしく主体的に生きていくことが出来るよう保護者と共にこどもの育ちを支えます】とし、こどもの存在に対し最大限の支援を約束しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市立芦穂崎保育園は横浜市中期計画、子ども子育て支援事業計画、鶴見区政運営方針など行政方針に沿って保育園運営を行っています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では横浜市、鶴見区の方針や、地域の状況を踏まえて、毎年度運営計画(事業計画)を策定し、課題改善に取り組んでいます。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市こども青少年局の掲げている中・長期ビジョン「市立保育園のあり方に関する基本方針」に基づき、保育園運営を進めているが、園としては、子ども達の健やかな成長を願って、理念・基本方針の実現を目標にして保育園運営を進めています。また、地域ニーズに基づいた役割や機能を活かして福祉サービスに取り組んでいます。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の中長期計画に則り、鶴見区においては毎年「区制運営方針」を打ち出し、これについて全職員に説明を行っています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年度の当初に、区長から直接職員に向け「区政運営方針」の説明を受け、園長の目標をもとに、職員が業務担当(職位、事業内容)をもとに目標をたて業務を進めています。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者に対しては事業計画の具体的な内容は、園長から、入園説明会(重要事項説明書)で説明しています。また、クラス懇談会では資料配布し、またクラス掲示し、園だよりでは毎月掲載し周知しています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では毎年度、「保育所における自己評価」を実施し、課題抽出を行い、保護者についても結果を公表し、組織的なP(計画立案)D(実践)C(振り返り)A(対策)サイクルで取り組んでいます。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育所の自己評価と保護者アンケートの結果を踏まえ、職員間で評価点と課題を明確にし、年度末に保護者向けに掲示して周知を図っています。その取り組みについては、保護者にも随時示し、園だよりなどでもお知らせし、取り組みについてもわかりやすく伝えています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、職員に対して会議やミーティングでMBO(行動目標、行動計画書)を説明し、職員に年度ごとに方針や、取り組み内容について提示しています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市のコンプライアンスの基本方針は、法令遵守だけではなく、市民社会からの要請に全力で対応を行うこととしています。園はこの基本方針に沿って園運営を行っています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は保育室への巡回や日誌の確認、、ドキュメンテーションを見たり、職員への声掛けを通して、代行保育者をはじめリーダー保育者と連携し、保育について日々の保育や行事について把握しています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は年度始めに入園児童数、職員の状況を含めた分析を行うとともに、横浜市、鶴見区からの財務計画を把握しています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の採用については、横浜市の市職員採用施策をもとに適正な人員確保が行われています。会計年度任用職員については、鶴見区の公募によって採用を行い、園の状況に合わせた体制確保を行っています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「横浜市保育士分野人材育成ビジョン」があり、職位に応じた「期待される職員像」や役割などが明確に定められており、毎年職員に周知しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員の労務管理に関する責任者は園長で、主任保育士と共に、職員一人ひとりの就労状況や超過勤務の状況、有給休暇の取得状況を把握しています。職員の休暇状況については「やすみちゃん」を活用し、状況によっては個別に声かけし休みやすい環境づくりをしています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市の市立保育事業には「職員行動基準」があり、職員に応じた「期待される職員像」を明確に示されています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「保育士分野人材育成ビジョン」には、保育士職に求められることと、職位ごとの役割り・能力・知識について明示されています。また、こども青少年局で行われる、保育・教育施設職員研修・研究年間計画、区の年間研修計画などが明示され、「期待される職員像」を明確に打ち出しています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員個別面談時には、「目標共有シート」や「保育士キャリアラダー」を活用し、これまでの業務経験、研修受講状況を記録するとともに、今後の目標設定に役立て、それぞれの保育の専門性や質の向上につながるようにしています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・実習生の対応は、「実習生受け入れマニュアル」に基づき行われ、受け入れに関する姿勢を明文化し、指導しています。 |