横浜市原宿保育園
第三者評価機関名 | ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 |
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名称 | 横浜市原宿保育園 | 評価対象サービス | 2024~ 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 66(利用人数 68) 名 |
所在地 | 〒245-0063 横浜市戸塚区原宿4-22-2 |
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TEL | 045-852-1141 | ホームページ | https://www.wam.go.jp/kokodesearch/ANN010102E15.do?facility=vihafPHSpkG+Lhgd1lBZqg== |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 1974年10月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 横浜市 | ||
職員数 |
常勤職員:13 名
非常勤職員:19 名
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専門職員 |
保育士:23 名
栄養士(内管理栄養士):2(0) 名
調理員(内調理師):3(1) 名
保育補助:4 名
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施設・設備の概要 |
乳児(1、2歳児)室:2
幼児室:3
事務室:1
職員休憩室:1
子育て支援室:1
沐浴室:1
調理室:1
トイレ:4
軽量鉄骨造り 平屋建て:建物延床面積415.44㎡
園庭:315.16㎡
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【保育理念】 ・すべての子どもたちが自分を「かげがえのない存在」と感じ、自信を持って生きていかれるような保育を目指します 【保育方針】 ・一人ひとりが健やかに心地よく生活し、生き生きと活動を楽しみ、豊かな心を育む保育を実践する 【園目標】 ・自分も仲間も大切にできる子ども ・自分で考えられる子ども ・豊かなこころを持つ子ども |
【立地および施設の概要】 横浜市立原宿保育園はJR東海道線、横須賀線、横浜市営地下鉄ブルーラインが交わる戸塚駅の、戸塚バスセンターより神奈川中央交通バスで約18分、横浜医療センター前バス停から徒歩約7分のところにあります。三角広場と呼ばれる大きな広場と学童保育施設に隣接し、自治会の協力を得て駐車スペースを備えています。また、地域防災拠点となっている横浜市立大正中学校が間近にあります。周囲は団地の多い住宅街で、戸建て住宅も増えていますが、宇田川やウィトリッヒの森(横浜市民の森)、大正公園、戸塚西公園ほか多くの公園があり、自然に恵まれた環境です。 園舎は平屋で、3~5歳児の保育室は、パーテーションの開閉でつなげたり、区切ったりすることができます。プールや固定遊具のある園庭の周囲には、ミカンやヤマモモ等の実のなる木が植えられ、小規模ながら畑もあり、秋に乳児がサツマイモ掘りをするなどしています。 【園の特徴】 昭和49年10月に開園し、戸塚区内に3園ある横浜市立保育園の一つとして地域の園のネットワーク事務局の役割を担っています。育児支援室を備え、育児相談や育児講座、交流保育、ランチ交流や園庭開放のほか、地域の親子のひろばに出向いての出前保育等、多様な地域の子育て支援事業を行なっています。横浜市戸塚図書館と連携して約500冊の絵本を備え、「原宿図書館」として貸し出しもしています。 1歳児から5歳児まで、68名(定員66名)の園児が在籍しています。小規模で平屋のため、職員同士のコミュニケーションがとりやすく、毎日の職員ミーティングで子どものエピソードを共有し、クラスを超えて全員で子どもを見守る中で、子どもが自由に園舎の中を行き来するなど、のびのびした家庭的な保育が行なわれています。 |
評価実施期間 | 2024/06/01(契約日) ~2025/01/29(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(2019年度) |
特長や今後期待される点 | ◇特長 1.子ども主体の遊びが豊かな保育の追求 子どもが想像して見立てたり、遊びが発展することを大切にして玩具や制作素材を用意し、コーナーを作って遊びを分け、自由に遊びを選べるようにしています。 幼児クラスでは、話し合いの場を設け、子どもたちの声を実現できるようにしています。年長児の卒園制作として、子どもの希望で絵本に因んだテーブルと椅子を作りました。作成にあたり、予算立てをして、戸塚区と環境活動の友好協定を結んでいる北海道下川町の木材を購入しています。また、日々の保育が行事のためのものにならないよう、行事の内容も子どもと一緒に考え、日々の遊びの中で楽しんでいるものを取り上げ、運動会は親子で一緒に遊ぶ内容に改めました。 保護者には行事に至るまでの取組過程を知ってもらうように努め、園の意図を説明し、理解を求めています。 2.保育の質の向上につながる職員による保育の語り合い 従来の保育会議の開催方法を見直し、全クラスで「今の子どもの姿」がわかる写真を用意して、1クラス3~5分程度、その写真をもとに次月の取組を語るフォトカンファレンスを実施するようにしました。さらに、その中から1つを選び、掘り下げて職員で保育を語り合う時間を十分に持つようにしました。保育会議で自己評価等を伝え合う中で互いの保育を理解し、園として意思統一をすることで、保育実践の改善や質の向上につなげています。毎日のミーティングの中でも、各クラスから特に伝えたい子どものエピソードを発表して共有しています。 3.全職員が園の課題に取り組む自己評価プロジェクト 毎年度末に園の自己評価を実施し、保護者アンケートの結果も踏まえ、課題を抽出しています。そして自己評価プロジェクトを組織し、全職員に投げかけて、課題解決に向けて取り組んでいます。令和6年度は、話しやすい雰囲気づくり、子どもの人権、保育の見える化、保育の質向上について話し合いました。課題改善の取組は、自己評価プロジェクトメンバーが中心となって、年度途中に進捗を確認しながら組織的、計画的に行なわれています。 4.園から小学校への積極的な発信による顔の見える関係づくりの実現 小学校から保育園への発信は少ない現状があるため、幼保小の会議や小学校の運営協議会等の場を活用して、3年にわたり、園長から小学校への希望や提案等の積極的な発信に努めてきました。就学直前だけでなく、その前から訪問させてほしいと依頼し、近隣の小学校とは「いつでも来てほしい」と言われる関係ができました。他の小学校についても、門の前まで訪ねた際に、校庭に入れてもらったりしています。年長児の担任が訪問して小学校教諭と話し合う機会が設けられ、担任が直接、打ち合わせの電話をすることもできるようになりました。地域の5歳児交流の場に校長や児童専任教諭が来訪して、子どもの様子を見てもらうなど、顔の見える関係づくりが実現しています。 ◇今後期待される点 1.転園や退園にあたっての保育の継続性に配慮した対応 転居等で保育所の変更を行なう場合に、横浜市としては個人情報保護の観点から引継ぎ文書は作成していませんが、保育の継続性に配慮し、引継ぎや申し送りの手順、文書を定め、明文化することが望まれます。また、転園、退園、卒園にあたっては、保護者アプリ利用停止の案内や、当園の利用終了後も相談ができる窓口や担当者について記載した文書を渡すことが望まれます。 2.地域の防災対策・被災時対応についての地域住民との協力体制の構築 公立園のため、地域と園で独自の協定を締結することなどはできませんが、地域での合同防災訓練などを通して、防災や災害時の地域との協力体制の確認をしておくことが期待されます。 |
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原宿保育園では、平成31年度以来、5年ぶりに第三者評価を受審しました。前回の受審時から評価票が変わり、運営や保育実践についての項目を一つ一つ読み解き、振り返りを行いました。 勤務体系が様々な職員がいる中で、全職員が関われるよう少人数のグループに分かれ、各項目について話し合いや意見交換をし、保育を振り返り、そしてプロジェクトメンバーが中心になり集約していきました。園の課題について解決に向け取組み、また職員の中での捉え方の違いについては、職員間で共有し、共通認識を確認していく事もできました。保育について語る機会が多くあり、とても有意義な時間になっていたと感じています。 今回、調査員の方の訪問時に話をする中でも、様々な気付きがあり、改善することができました。保護者の皆様への発信の仕方等、工夫していかなければならない部分については、伝わる伝え方という事を意識し、取り組んでいきたいと思います。職員の質向上に今後も努めつつ、運営や保育実践を丁寧に取り組み、保護者の皆様をはじめ、地域の方にもわかりやすく発信していきたいと思います。 最後に、第三者評価受審に際し、ご多忙の中アンケートにご協力いただきました保護者の皆様、ご尽力いただきました評価機関の皆様に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念、保育方針、園目標、保育姿勢は「横浜市原宿保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」、全体的な計画、に記載しているほか、4月のえんだよりにも掲載しています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市および戸塚区により、第5期横浜市地域福祉保健計画(よこはま笑顔プラン)、第2期横浜市子ども・子育て支援事業計画(こども、みんなが主役!よこはまわくわくプラン)、第4期戸塚区地域福祉保健計画(とつかハートプラン)が策定され、少子高齢化の状況、子どもと家庭、地域・社会の状況、地域課題や課題解決に向けた取組が示されていることを把握しています。その内容に沿って、横浜市立保育園としてできることを分析しています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・経営状況や経営課題については設置主体である横浜市が把握・分析を行ない、事業計画を策定しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・平成18年6月に策定された「横浜市基本構想(長期ビジョン)」に基づき、「横浜市中期計画2022~2025」が策定されています。その実現に向けた中期的な方向性・姿勢が「9つの戦略及び38の政策」として明確化され、「戦略1」に子ども・子育て支援に関する6つの政策が明示されています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の長期ビジョンおよび、中期計画の内容を反映し、年度ごとに区政運営方針が策定されています。「令和6年度戸塚区運営方針」の中で、当園を含む横浜市立保育園3園について、どのような保育園づくりをしていくかを明記しています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長が、保育所責任職会議の場で戸塚区区政運営方針について区長から直接、事業説明を受けた後、職員に概要を配布し周知しています。区政運営方針等に基づき園長が作成した「行動計画・評価書(MBO)」は、園の事業計画として職員と共有しています。職員は自分やクラスで何ができるかを考え、園長のMBOに掲げられた重点推進課題・所管業務の中から選択して自身の業務目標を定め、「目標共有シート」を作成して取組事項の計画としています。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園時に「横浜市原宿保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」に沿って、保育、施設、設備等について説明をしています。また、年間行事予定、毎月の園だよりを、保育園業務支援システムの保護者アプリに配信して行事予定を伝えるほか、入園説明会や懇談会で、行事の内容や保護者の参加の有無について説明しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所保育指針の内容に沿った「横浜市立保育園 保育所の自己評価」の冊子があり、会計年度任用職員(日額職)も含む全員で、毎年度末に園の自己評価に取り組んでいます。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長が、年度末に「保育所の自己評価の結果について」として、最終的にまとめています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・運営規程および、横浜市の「保育士分野人材育成ビジョン」に、責任職としての市立保育所園長の役割が明記されています。園長は毎年、「行動計画・評価書」(MBO)を作成し、業務の進め方についての目標の全体像や重点推進課題を明示し、年度始めの職員会議で職員に説明しています。保育士分野人材育成ビジョンは全職員に配付されています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は横浜市立保育所全体責任職会議、戸塚区保育所責任職会議、戸塚区公私合同園長会議に出席して、遵守すべき法令について説明を受けています。また、戸塚区保育・教育施設職員研修において、保育施設長研修を受講しています。園長は、横浜市職員行動基準に沿って根拠となる法令を確認し、物品購入や工事発注等の際には公正に特定の事業者に偏らないように注意しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は、日々保育の様子を見たり、保育日誌や各指導計画の内容、自己評価を確認する中で、保育の現状を把握して、評価・分析を行なっています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市として「ワークライフバランスの推進と超過勤務縮減の強化」を目標として掲げています。保護者の利便性向上と保育士の事務業務の負担軽減を目的として、保育園業務支援システムを導入しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市人材育成ビジョン(全職員版)および、保育士分野人材育成ビジョンが策定されており、人材育成に関する基本方針や研修内容、異動を踏まえたキャリア形成について明示されています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「横浜市職員人事考課実施要領」があり、明確な人事基準が策定されています。目標共有シートにも評価項目が明記され、職員に周知されています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・労務管理は園長と主任で行ない、シフトは主任が作成しています。会計年度任用職員については任用通知書に基づいて勤務日数や勤務時間を管理しています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は毎年、園長の「行動計画・評価書」(MBO)に沿って業務目標を立て「目標共有シート」を作成しています。目標設定時には具体的取組事項の達成時期を定め、それを基に自身の業務の振り返りを行なっています。例年5、6月に園長と面談し、相談しながら職員の職位や経験、能力に合った設定目標となっているか、達成可能な内容か等を確認しています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・保育士キャリアラダーに対応する研修が明確化され、横浜市こども青少年局および戸塚区による年間研修計画が作成されています。令和6年度横浜市保育・教育施設職員等研修・研修年間計画、令和6年度戸塚区保育・教育施設職員研修・研究計画等の計画に沿って参加する職員を調整しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は職員との面談で、保育士キャリアラダー(横浜市モデル2024)および「保育士キャリアラダー研修・研究一覧」を基に、知識・技術水準のステップの段階や研修の受講状況を把握しています。園長はその職員に必要な研修の受講を提案しています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:a】 ・実習生等の受け入れに関しては、次世代の人材育成の機会と捉え、積極的に受け入れを行なっています。実習生受け入れマニュアルを整備し、実習生の育成に関する基本姿勢を明文化しています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市立保育園として、事業・財務等に関する情報は、横浜市のホームページで公開しています。園の概要等の詳細な情報は、園探し専用サイト「えんみっけ!」や横浜市のホームページからWAMNETの子ども・子育て支援情報システム「ここdeサーチ」に移行して確認することができます。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園の事務、経理、契約等は戸塚区との調整で管理・運営を行なっています。園長は管理責任者、主任は検査員として任命され、適正な処理が行なわれているか確認しています。園の予算は横浜市のシステムに入力して管理し、年度末には戸塚区が、財務会計の精査を行なっています。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・横浜市立保育園の保育の基本となる「よこはまの保育」の中で「地域の子育て支援の充実」「地域における子育て支援と保育資源ネットワークの構築」を掲げ、基本的な考え方を文書化し、正規職員に配布し、事務所にも掲示しています。また、「全体的な計画」でも地域のかかわりについて明記しています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・「ボランティア・体験学習受け入れマニュアル」があり、受け入れ時の基本姿勢が明文化されています。登録手続きやボランティアの配置、事前説明等に関する内容が盛り込まれ、受け入れる際の職員側の姿勢や、受け入れ方針についても明記されています。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「子どもの育ちをフォローする関係機関」として、戸塚区こども家庭支援課、横浜市こども青少年局、横浜市南部児童相談所、横浜市戸塚地域療育センター、各種病院等の地域の社会資源のリストを事務所に掲示しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園長は戸塚区子育て支援連絡会や大正小学校学校運営協議会、戸塚区公私合同園長会に参加し地域の福祉ニーズの把握に取り組んでいます。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・育児相談、園庭開放、交流保育、育児講座等、地域での子育てを支援する事業・活動を実施しています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育理念に子どもを尊重した保育の実施について明示し、保育方針と保育姿勢に加え、園目標「・自分も仲間も大切にできる子ども・自分で考えられる子ども・豊かなこころを持つ子ども」を掲げています。それらはすべて子ども一人ひとりの育ちを尊重したものとなっています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・人権の配慮やプライバシー保護のマニュアルを作成しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・理念や基本方針、保育の内容や特性等を記載した園のパンフレットを「とっとの芽」に置いています。また、「ここdeサーチ」保育園探しの情報サイトで情報提供をしています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園説明会で「横浜市原宿保育園利用のご案内(兼重要事項説明書)」を配付し、保育の開始時の注意事項や保育内容等についてわかりやすく説明しています。持ち物等については、実物を提示しながら説明を行なっています。その後、保護者の同意を得たうえで利用契約書を交わしています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・転居等で保育所の変更を行なう場合は、個人情報保護の観点から引継ぎ文書は作成していません。転園にあたっては、保護者と園生活の状況を確認しあって、転園先には保護者から伝えてもらっています。転園先から問い合わせがあった場合は、基本的には保護者の同意を得て、園長が伝えています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・日々の保育の中で子どもの表情や言動、関わり方等から、子どもの満足感や納得していることの把握に努めています。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付担当者は主任で解決責任者は園長です。保護者に配付している重要事項説明書に第三者委員2名の氏名・連絡先とともに、苦情解決の仕組みを図式化して明記しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・保護者の意見・要望は、連絡帳や個人面談、送迎時の会話で把握するように努めています。職員は保護者に積極的に声をかけ、要望等の意見を伝えやすい関係構築に努めています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は送迎時に家庭での様子を聞き、その日の子どもの様子を伝えて、保護者が相談しやすく意見を述べやすいように配慮しています。ミーティングで各クラスのエピソードを伝え合い、担任以外でも保護者にエピソードを伝えられるようにしています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・リスクマネジメントの委員会の設置はありませんが、リスクマネジメントに関する責任者は園長としています。ヒヤリハットや事故報告はミーティングで報告され、事故の対応や再発防止について話し合っています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「感染症ガイドライン(厚生労働省)」および、横浜市作成の「保育園医の手引き」をもとに作成した衛生管理マニュアル、感染症対応マニュアルがあり、園が「排便処理」「嘔吐処理」「プールあそび」などの手順書を作成し、各クラス、事務所に置いています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・正規職員(会計年度任用職員は希望者のみ)の安否確認は、保育園業務支援システムや横浜市の職員安否参集確認システムで行なうことになっています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育所保育指針、「よこはまの保育」「よこはま☆保育・教育宣言」に沿って「原宿保育園マニュアル」、手順書が整備されています。各年齢のデイリープログラムにも時系列に沿った職員の動きや、留意点・配慮点が詳細に明記されています。各クラスに手順書を備え、事務所にはマニュアルを置き、職員はいつでも確認することができます。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・マニュアルの見直しは年度末に、その業務の担当として関わっている職員を中心に検討し、ミーティングおよび職員会議でさらに検討して全職員で見直しています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画作成の責任者は園長です。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・各指導計画は各期間の作成時に園長と主任が確認しています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・児童票、児童健康台帳、入所時面接カードの統一書式があり、子どもの発達状況や生活状況等を把握して記録しています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・記録管理の責任者は園長です。個人情報の保護に関する法律、横浜市個人情報の保護に関する条例、「市立保育所における文書分類・保存年限のめやす」の規程等に基づいて適切な管理に努めています。個人情報を含む書類は事務所内に施錠保管しています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・全体的な計画には、育みたい資質・能力の3本柱や幼児期の終わりまでに育ってほしい姿10項目が記載され、保育所保育指針に沿って作成しています。また、社会的責任として人権の尊重が明記され、児童憲章等、児童に関する各種法令の主旨をとらえて作成しています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・室内ではエアコン、扇風機、空気清浄機、CO2測定器等を利用し適切な状態を保持しています。温度、湿度は天候、活動の状況に応じ管理しています。換気にも気をつけています。ドア開閉の音がしないよう、また指挟み防止に扉にクッション素材を付けています。楽器、音楽CDの音、職員の声の大きさ、トーンに配慮しています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園前に保護者から提出してもらう「児童票」等の書類や、入園前個人面談時の「個人面談票」から、家庭環境や、子ども一人ひとりの状況、個人差を把握しています。子どもの生活のリズムは、連絡帳、保護者との送迎時の会話からも把握しています。1、2歳児クラスは月間指導計画の中に個別の子どもの姿や配慮の記載欄があり、指導計画を作成しています。3~5歳児についても、個人差や発達過程を考慮し、月間指導計画に個別配慮の記載欄を設けています。特に配慮が必要な場合には、個別指導計画を作成しています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子どもの発達、年齢に合わせて、保護者と連携を取り、基本的生活習慣が身につくように援助しています。園での箸の使用は、遊びの中で取り入れ、手首や手指の発達の状態を見ながら個別に行なっています。着替えや手洗い等の基本的習慣については職員が言葉かけしながら一緒に行ない、自分でできたときは十分にほめて、自信が持てるようにしています。また、生活習慣が自然に身につくように子どもの動きに配慮した環境設定を行なっています。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・玩具や素材は自分で手を伸ばして取れるように整理して置き、コーナーを作って子どもが自分で主体的に遊びを選べるようにしています。玩具は子どもの発達や興味に応じて入れ替えています。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:非該当】 0歳児保育を行なっていないため非該当 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりの気持ち、思いを受け止め、無理にやめさせたり、制限はしていません。また、活動に無理に参加させることもありません。自分でしようとする気持ちを尊重し、職員が先回りしないようにしています。子どもがやりたいことを見つけて試せるように、関心に合わせて玩具を入れ替えています。マークや写真等を利用して、収納場所や位置等がわかるようにしています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・3歳児では、一人ひとりが好きな遊びを遊び込むことを大切にしています。別々に遊んでいても自然に一つの集団にまとまることもあり、個々から集団になりかけている姿が見られます。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園舎は平屋で保育園内は段差がありません。施設内にはスロープを利用して入ることができ、廊下には手すりが設置されています。オストメイト対応のトイレがあり、車いすの利用や介助が可能な構造になっています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画、月間指導計画に「長時間にわたる保育」の項目があり、1日を通しての保育の連続性に配慮し、子ども主体の計画性を持った取組を行なっています。乳児クラスは受け入れ時に起床、朝食、睡眠時間を把握し、1日の生活を見通して、家庭との連続性に配慮しています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の「幼保小の架け橋プログラム」を踏まえ、園のアプローチカリキュラムが策定されています。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「健康管理に関するマニュアル」があり、担任が朝の健康チェックを丁寧に行ない、乳児は個人連絡票に当日の体温等を記載して、子どもの体調を把握しています。アレルギーや熱性けいれん、薬の預かり等の情報はリストにして、災害時に持ち出せるようにしています。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・定期的な健康診断・歯科健診の結果は、児童健康台帳、歯科健診票に記載しています。必要な情報はミーティングや会議で職員に周知をしています。当日欠席児は後日嘱託医の所で健診を受けられるようにしています。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・アレルギー疾患のある子どもに対して、「保育所における食物アレルギー対応マニュアル」や「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに作成した園のアレルギー対応マニュアルや手順書に則って対応しています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園全体の「食育・栽培計画」を作成しています。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・横浜市の栄養士が、乳児用と幼児用の献立を作成しています。旬の食材を取り入れた季節感のある献立となっています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・1、2歳児については、保護者アプリに連絡票兼個人記録があり、保護者と毎日情報交換しています。職員は、日々のお迎え時に、できる限りその日のその子どものエピソードを伝えるように努めています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員は、迎え入れ時には、笑顔で挨拶をして、明るく温かい雰囲気を作るように心がけています。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園としての、虐待防止マニュアル、虐待対応マニュアルが整備されています。横浜市こども虐待防止ハンドブックも置いています。マニュアルの内容を踏まえ、園長が事例に基づいて職員に話をしています。マニュアル改訂時には必ず目を通すように伝えています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育日誌および各指導計画に自己評価欄があり、職員は日々活動内容や子どもの様子、保育士の気付き等を様式に沿って記載しながら自己評価を行なっています。 |