熊谷乳児園
第三者評価機関名 | かながわアドバンスサポート |
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【保育理念】:・子どもの一人一人を大切にし、保護者からも信頼され、地域に愛される保育園を目指す 【保育方針】:◇自然と親しみ、楽しい生活の中で強い心とからだを作っていく、◇子ども達に本当の体験、本当の文化を伝える、◇子どもたちの自主性を重んじ、自立心を養う、◇大人は専門性を高め、黒子として子どもたちの輝く毎日を援助する |
園は【保育目標】を、「◎心身ともに豊かな子ども、◎意欲を持つ子ども、◎思いやりのある子ども」として、“園では子ども時代にしかできない日常経験の中でつよい心が育つ手伝いをしていきます”をモットーとして打ち出し、1976年に「0歳児預かり」からスタートした保育事業経験から、子ども一人一人と向かい合う保育哲学を持って、保育事業に当たっています。 |
評価実施期間 | 2019/11/01(契約日) ~2020/03/23(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 回(年度) |
特に評価の高い点 | 1.泥んこ遊びと長距離散歩での身体作り 園長の半世紀にわたる乳児専門の保育経験から出した保育方針、「自然に親しみ、楽しい生活の中で強い心と強いからだを作ってゆく」が顕著に表れているのが、泥んこ遊びと長距離散歩です。106㎡の園庭に赤土を30センチの高さに盛土し、築山を作り、泥んこになって裸足で走りまわります。お散歩は、多摩川の土手まで1.5キロを1歳児から歩きます。泥んこ遊びは、最初は嫌がっていた子も誘われて近づき、泥に入るようになっています。 そして2歳児は一人を除いて全員が、“泥んこあそび絶好調”と表現されるように、自然の中に溶け込む姿が「評価反省」欄にあります。自然と親しみ身体を強くした1歳児は、近くの公園まで全員歩いて行けるまでになっています。 2.全保育士が楽しく仕事できる場をつくること 園長は自らの役割を、「全保育士が楽しく仕事できる場をつくること」として、「園だより」や、クラス懇談会において保護者に表明しています。その結果園は、「かわさき☆えるぼし」という、「女性の活躍できる職場」として、認証企業認定を受けるに至っています。 3.保育方針は園長が45年に及ぶ乳児専門の保育で培ったノウハウの蓄積 保育方針は具体的で、園長が45年に及ぶ乳児専門の保育で培ったノウハウを蓄積したもので、本園の5つある保育方針は保育プログラムと密接にリンクしており、それらをこなしてゆけば、保育目標に到達するよう設計されています。例えば「自主性を重んじる」項では、子どもが納得せず動かない時でも、忍耐強く30分は待ち自分から行動を起こすことを期待しています。次の行動へせかさず、自ら気づくまでま待つのです。これらこどもの自主性を重んじるシーンは随所にあらわれています。 |
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改善を求められる点 | 1.利用前の説明の仕方にわかりやすい工夫 保護者アンケートによれば、「過去11年間以内に利用を開始され、利用前に説明を受けた方に」の設問の項では、約38%の保護者から、良否について「どちらともいえない」という返事をもらっています。よって、新入保護者への説明に関して、今一歩の園の工夫が望まれます。 2.保護者からの苦情・不満の受付に前向きな対応 玄関に掲示してある「熊谷乳児園」のA4文書には、「苦情等の受付先は下記の通りです」とあり、担当者、連絡先、受付時間の表記が小さく表示しています。しかし、これが苦情解決の表示と見るには注意力が必要です。さらに、アンケート調査でも、「要望や不満はきちんと対応されているか」の設問で、約31%の保護者から「どちらともいえない」「いいえ」の結果が寄せられています。 重要事項説明書の「苦情相談窓口」に関する記載は、川崎市の記載要領では小規模保育事業所では、「不要」とされていますが、重要事項説明書に記載し入所希望者に説明し、園として「苦情・要望を歓迎します」という前向きな姿勢を、保護者に表明することが期待されます。 |
今回、はじめて第三者評価を受審いたしました。 当法人の提供している保育サービスの質について、専門的かつ客観的な立場から評価をいただきました。 私たちが日ごろ行っている保育を客観的に評価していただき、高評価の点については職員の自信につながります。 また、改善の余地がある点については十分検討した上で努力すべき具体的な指標となりました。 今後も園長以下職員一同が一丸となって地域の子育て支援のための施設としてより良いサービスの向上に努力していきたいと思いました。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園では、保育理念を「子ども一人一人を大切にし、保護者からも信頼され、地域に愛される保育園を目指す」とし、保育方針を「心と身体の自立を促し、豊かな人間性を持った子どもを育成します(◇自然と親しみ、楽しい生活の中で強い心とからだを作っていく、◇子ども達に本当の体験、本当の文化を伝える、◇子どもたちの自主性を重んじ、自立心を養う、◇大人は専門性を高め、黒子として子どもたちの輝く毎日を援助する)」として、全体的計画の基盤とし、玄関にも掲げています。保育理念、保育方針は子どもの成長・自立を第一として、保育を進めており、園の使命や方向を表しています。全職員はこの理念、方針を保育の行動規範として保育に当たっています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・設置法人の役員会議では、系列園の地域の園長会議や大師支所から得られる情報を共有し、地域の保育事業の動向について把握しています。また、川崎市や川崎区の保育園担当に直接書類を届けたり、問い合わせる等で現状や動向に関して情報収集を行っています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・設置法人の役員会では、契約税理士、社労士からの意見も取り入れ、現行の保育園経営にかかわるあらゆる問題点を抽出しています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・3年間の中期計画を、「保育園運営事業」「子育て支援事業」に分け、「きめ細かく、地域ニーズに対応しながら進める」として打ち出し、単年の事業計画に結びつけています。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・年間の中期計画を、「保育園運営事業」「子育て支援事業」に分け、「きめ細かく、地域ニーズに対応しながら進める」として打ち出し、単年の事業計画に結びつけています。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・単年度の事業計画は、年度初めの第一回職員会議にて保育総括により説明され、職員の意見も受け入れて見直しも行います。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度初めの保護者懇談会では、単年度の事業計画内容を、分かりやすく、プリントにまとめ、配布し、保護者に説明しています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:b】 ・主担任会やクラス会議で関係する職員は、PDCAサイクルを使い、保育結果を振り返り(チェック、Check)、対策を策定し(対策、Action)、実行計画を立て(計画立案、Plan)、実行し(実行動、Do)の各段階について話し合いを行い、対応しています。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・指導計画の振り返り結果は、各指導計画の「自己評価欄」「評価・反省欄」に記録し、課題を明確にしています。各指導計画の振り返りは、関係する全職員で行い、課題の共有は図られています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・園長は自らの役割を、「全保育士が楽しく仕事できる場をつくること」として、「園だより」や、クラス懇談会において保護者に表明しています。その結果園は、「かわさき☆えるぼし」という、「女性の活躍できる職場」として、認証企業認定を受けるに至っています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は川崎市の法令遵守関連の研修会、勉強会には出席し、また、地域園長会議などでも情報を得ながら、適切に保育事業を運営しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は「運営委員会」において、保育の現状について報告し、メンバーによる討議を行っています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園長は、顧問社労士、顧問税理士、事務長の意見をもとに、保育所運営の現状を把握し、分析を行い、課題を抽出しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・設置法人において、保育士人材は一年中募集しており、人員基準を上回って保育士を採用しています。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では「職能資格等級制度表」があり、入職後の年数による「職能基準(キャリアパスに応じた期待される職員像)」を明確に打ち出し、人事管理を進めています。園ではこの制度に伴い、職員の専門性や職務遂行能力、職務に関する成果や貢献度等を評価しています。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・シフト表作成は園長が責任者として行い、職員の勤務状況について深く把握し、職員の意向も取り入れ、進めています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では「職能資格等級制度表」があり、入職後の年数による「職能基準(キャリアパスに応じた期待される職員像)」を明確に打ち出し、人事管理を進めています。この期待される「職能資格等級制度表」に則り、職員は年間キャリアアップ目標を定め、自己研鑽に励んでいます。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の「職能資格等級制度表」は入職後の年数による「職能基準(キャリアパスに応じた期待される職員像)」を明確に打ち出しています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では職員一人一人の知識、技術水準、専門資格の取得状況等を把握しており、園長は「職能資格等級制度表」の期待する職能と比較しながら、個人面談に臨んでいます。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園のように、0歳~2歳の小規模保育事業は、保育専門学校の修学単位とはならないため、学校からの実習要請はありません。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園のホームページには、園の保育方針、保育目標を公表しています。事業計画や決算内容については内閣府に毎年提出するNPOの事業報告書に記載して、内閣府のホームページ上で公開されています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・全職員は入職時に新人研修を受講し、就業規則や保育所運営に関するマニュアル類を学んでいます。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園では全体的な計画で地域との連携を具体的に、「地域町内会への行事参加」「地域公園清掃行事への参加」「連携保育園との保育交流」を挙げています。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は0~2歳児の保育所で、小規模保育事業の乳児園であるため、小学校への進級クラスがなく、直接的には地域の学校教育施設等とのコンタクトの必要性がありません。したがって小学校への体験計画は実施していません。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園の保育統括が保有する資格「発達支援コーディネーター」の会議が年三回川崎市で開催され発達障害のこどもの現況や保育方法について職員と情報を共有しています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園が年4回開催している運営委員会では、運営法人が認可保育所を2019年4月に新規開所し、この園を提携園としたこと、その園との交流強化案などや地域の福祉ニーズ、災害時の取組みなど議論されています。立地する街の町内会長が園長の親族であるため意見を容易に把握することができています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育理念に「地域に愛される保育園を目指す」と表明し、全体的な計画に具体的な行動を明記しています。近隣のママさんたちの赤ちゃんのオムツ交換 授乳ができるベビーステーション「赤ちゃんの駅」を本園が開放しています |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育方針は具体的で、園長が45年に及ぶ乳児専門の保育で培ったノウハウを要約したもので、その保育方針を実際の保育現場でのプログラムで実現しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園では保護者より個人情報保護のための同意書をもらっています。具体的に「ホームページにスナップ写真を掲載しない」「園だより等で写真を使う時には正面からの写真は避け、横顔を掲載する」など、プライバシー保護に深く配慮しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・玄関に置かれている本園の紹介はやさしい表現で、「おうちのようなたたずまい、リズム、泥遊びでからだをいっぱい動かし、広いテラス、緑の沢山ある園庭で、季節を感じながら家族のようにくらしています」。この1文は本園の特色を余すところなく伝えています。川崎市が提供する保育園紹介で1枠をもらい、やさしく書いた表現になっています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:b】 ・入園説明会では「重要事項説明書」を配布説明して、「同意書」をもらい、同時に配布する「熊谷乳児園の手引き」では、詳細な園生活上の注意事項が書かれています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は0歳児から2歳児までの乳児専門の保育園です。3歳児以降の保育園の受け皿として同運営法人が「つめくさ保育園」を近所の開設し、これを提携園としたので、本園の園児はつめくさ保育園へ自動的に進級でき、保育の継続性が保証されています。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園児全員が個人としてもつ連絡帳には毎日の出来事や成長の兆候などが詳細に書かれ、保護者からのコメントも詳しく書かれており、満足度が図ることができます。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:c】 ・本園には第三者委員は設置されていません。小規模保育事業の川崎市の認可要綱では「設置は不要」とされています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:c】 ・苦情相談受け付ける旨の文書を玄関に掲示しています。本園は少人数なため、口頭で担任や園長に相談や意見を直接話してくださる家庭が多く、そういった話し合いの際は事務室または和室を使い、他の保護者や職員に話が聞かれない様に配慮しています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は勤務シフト上、担任は週2回は保護者と会う機会があり、コミュケーションをとっています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は川崎市の臨港地帯の中の戸建て住宅やマンションが多い地域です。事故発生が予測されるのは散歩ルートです。滋賀県での歩道への突っ込み事故を教訓に5つの散歩ルートのチェックを行い、道路上での注意事項など写真付きで保護者へ伝えてあります。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本調査時に新型コロナウイルスの猛威で、防止策として厚労省通達で「37.5℃、24時間は発熱」の症状で登園禁止など実際のケースでチェックでき、感染症対策を身をもって体験していました。玄関で「ジェルによる手指の消毒」「手洗いの励行」「保護者は入室禁止、玄関での子ども受け渡し」など感染防止策を講じています。マニュアル「感染症」のなかの「流行性疾患の罹患状況把握、記録、予防措置」がありますが、厚労省、神奈川県の通達が優先していたようです。現実に感染症が日本中に蔓延している事態をうけて、「予防対策を真剣に行わなければ自分もこどもも感染する」という非常事態に遭遇し、感染症の予防、対症方法について保護者ともども真剣な取り組みを行っていました。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園が想定している災害は火災、地震、洪水です。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・本園の保育マニュアルは長年にわたる乳児専門の保育経験から編み出されたもので、保育士には具体的で簡潔で分かりやすいものとなっています。「丁寧な言葉使いで、目を見て正面から話しかける」「ひとりひとりのペースを守り、こどもの時間に合わせる」などです。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・個別指導計画は月次、週案、日案と3種類作成されています。月次計画の個人ごとの保育指導計画の内容は、個人差を反映して皆異なる内容になっています。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は川崎市公立保育園用の「全体的な計画」フオームに基づいて、2歳までの保育計画を園長と保育統括が作成しています。アセスメントは児童票、健康台帳、面談の結果をもとに作成されており、園児全員の個別指導計画も作成されています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間指導計画、月間指導計画、週間指導計画・日誌が個人ごとに記録されています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園では指導計画、個別指導計画、週日指導計画・日誌は、すべて統一した様式で記録され、「観察・個人記録票」は園長研究部会で作成され各園で採用されている書式を使っています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・鍵の付く引き出しで個人記録は保管されています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・本園の全体的な計画は、川崎市公営保育所の書式にそって園長、保育統括が作成しています。川崎市には「子どもの権利条例」があり、その趣旨も生かされています。園の保育の根本には、51年からの長い歴史の中で乳児一筋に培われた経験があり、「極力家庭環境に似た保育」を目指すことにあります。保育理念、方針、目標もこの考えで貫かれております。変化してしまった川崎の工場地帯の実情から、近隣の住宅がマンションに代わり、高齢者の増加、若年世帯の減少が進み、それらに配慮した計画になっています。遠距離通勤の人向けに朝7時開園し、夜8時までを保育時間としています。各職員も運営委員会で意見を述べる機会があり、園長も柔軟に対応しています。本園の5つある保育方針は保育プログラムと密接にリンクしており、それらをこなしてゆけば、保育目標に到達するよう設計されています。例えば「自主性を重んじる」項では、子どもが納得せず動かない時でも、忍耐強く30分は待ち自分から行動を起こすことを期待いしています。次の行動へせかさず、自ら気づくまでま待つのです。これらこどもの自主性を重んじるシーンは随所にあらわれています。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園の立地は隣が空き地、裏が工場ですが交通量も少なく閑静な場所です、小規模な保育園用に自宅を改良して5年前に建て替えられています。イエローの外観で近隣の薄灰色の家が多い中で目立っています。裏に100㎡の園庭があり、赤土の土山を作り、泥んこ遊びができ、季節にはジューンベリがたわわに実り、ジャムを作り食べたりしています。大根、 キューりなど野菜も作り、きんもくせいなど常緑樹も植え、生け垣もあり、緑豊かな園庭になっています。木造の家の内部は殆ど木で作られ、フローリング、間仕切り用の柵、壁、天井、はては時計まで木製です。保育方針にある「自然に親しみ・・」「本物の体験を」の趣旨に沿った配置です。室温は22~25度、湿度は加湿器2機、裏は園庭に通じ、広い木製のテラスがあり、生け垣を通して風は入ってきます。子どもが使うおもちゃは毎日次塩酸塩素水で消毒しています。「安全点検チェック表」に毎日のチェック状況が記入され、担当者の名前も入っています。本園は子どもにとって「第2の居場所」として家でゆっくり、くつろげる場所として使えるよう作られています。テラスでの一人遊び、8畳ある和室はスライド式のドアのため容易に入り込め一人になれます。トイレ部屋は中に個室のトイレがありプライバシーは保たれています。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの個人差は毎日の遊びの様子の記録、週間単位の記録、月間の評価反省記録で適格に把握されています。各6名づつの少人数に2人以上の常勤保育士が付き、きめ細かな保育が行われています。毎週の個別計画表にはその週のねらいと保育士の支援、配慮が記入されており、週末にはその達成のレベルが反省されています。子どもが何をしたいかを見るときには3つぐらいの選択肢を見せて、子どもが興味を示すまで保育士は待ちます。子どもの気持ちを焦らせないように 、強制しないようにしているのです。園方針の「一人一人のペースを守り、子どもの時間の速さに合わせる」に則り、子どもが安心して自分の気持ちを表現できるようにするためには、園は「保育士自身が楽しくリズム・うた・手遊びを沢山する」「こどもをバカにしたり、子どもの悪口をいわない」「ゆっくりと丁寧な言葉使いで同じ目線で正面から話しかける」など、園長の45年に及ぶ乳児保育経験からのにじみ出た方針を生かしています。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子どもの生活上の基本的習慣は排泄、着脱、食事、睡眠ですが、子ども自身が意欲的に身辺自立を行えるように子どもの発達意欲に合わせた目標を設定をして、保育士は黒子に徹して強制することなく、主体性、自立性を重んじています。梅雨時には体調を崩す子が多く、遊びはその日の体調に合わせ臨機応変に変えたり、排泄では0歳児は快、不快の気持ちがあるので、それを敏感に感じ取り、オムツ交換しています。1歳児になると、面倒くさがらずにトイレに行くような、目標設定をします。子どもは他の子どものパンツを見ることにより、トイレに意識がゆくようになり、これに挑戦するようになってきます。半年もたたないうちに、これができるようになっています。2歳児の10月には“全員トイレトレーニング成功、パンツとなる”という喜びの言葉が、10月保育計画の反省欄にみることができます。自分で人のふりを見て 考えて行動するようになってきています。ここでの保育士の役割は園方針にある通り「黒子に徹して、子どもたちの輝く毎日を援助する」ことです。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・本園最大の特色は泥んこ遊びと多摩川土手までの遠距離散歩です。裏の園庭には遊具を1つも置かずに、土山と砂場、 樹々、野菜栽培の土地があり、100㎡の庭にはダンプで搬入された赤土が30センチの高さで敷き詰められ、子どもたちの泥んこ遊びの場になっています。赤土は裸足で走れ、団子やケーキなどの造形に利用できる土です。土山の頂上から溝を作り、そこにバケツで水を2人で運び流す、その溝を滑り台にして遊ぶ。仲間と全身泥んこになりますが、最初は躊躇して入っては来ませんが、やがて仲間の子が泥んこになって遊ぶのを見て、自分も泥んこになって仲間入りします。園方針の「自然と親しみ・・」「本当の体験を伝える」を最も具体化した遊びです。また園庭で「焚火」をして本物の火の熱さ、燃える速さを体験しながらイモを焼いたりします。火の粉が勢いよく飛ぶのを追いかけたり、さまざまな反応をみせます。オペラ「森は生きている」の歌「12つき」をともに唄い、キャンプフアイヤーの楽しさを味わっています。また「強いからだを作る」という園方針のもと、多摩川の土手まで晴れた日には1.5キロを歩いて往復します。途中の交差点や信号待ち、歩く時の並び、職員の位置取りなど、「散歩の注意点」のマニュアルを遵守し、ルールを教えています。土手には「干潟館」があり、魚が沢山展示されています。子どもの興味やその日の気持ちを酌んで、7か所ある行き先を決めています。近隣の人たちとの交流は、近くにある他の保育園と交流したりしていますが、園児たちが3歳になってから進む「つめくさ保育園」には毎週行き交流し、年長児になる期待に夢を抱いているようです。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園のスタートは昭和51年、45年前の0歳児専門の託児所です。現園長はNPO理事長も兼任し、毎日子どもたちの中に入り、子どもの成長を見守る毎日です。0歳児の個別指導計画書には、一人一人の子どもの成長度合いに応じた、目標と保育士のサポート方法が書かれています。4月の入園月には「保育園に慣らせる方法」とありますが、月齢の高い子は外遊びが好きな子が多く、低い子は午前寝をしながら室内でゆったりとすごす子が多いようです。それが6月にはハイハイしながら探索活動を楽しむ子、つかまりたちよりも這いずりを楽しむ子に成長し、10月には自分でやってみようとする子、散歩や戸外遊びで体を十分に動かす子、園庭で砂や泥など自然に触れながら遊ぶ子になっている姿を、計画書の「評価・反省」は描写しています。そして運動会のあった11月には「運動会に向けて交流会やいろいろな遊びをしたりしてきたが、みなそれぞれ成長して対応できるようになった」とあります。成長のスピードがはやい0歳児の保育に自信を感じているようです。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1歳2歳の子どもは主体的に生活し活動できる時期にきています。園の保育方針も子どもの主体性を大切にした具体的な関わりの内容になっており、「自然に親しみ、楽しい生活の中で強い心と強いからだを作ってゆく」との方針に顕著に表れています。室内で行われる「リズム」は0歳、1歳、2歳の子どもが自分たちの体を使って動く激しい運動です。リトミックの応用版で円を描いて回ったり、反り返ったり、うさぎ跳び、カメ、アヒル、イモムシ、こま、お馬の親子などのかっこうをしながら、体の筋肉のあらゆる部分をリズムにのせて動かす運動です。保護者が共に体験した時、「実際にやると複雑な動きが多くて、びっくり」というほど体を動かします。戸外の遊びでは園庭で6月から毎日泥んこ遊びをして、赤土で団子やケーキなど好きな食べ物の形を作り楽しみます。1歳児は、まだなじまずに背を向ける子もいますが、仲間の子が泥んこになってはしゃいでいるのに刺激されて、少しずつ誘われて近づき、泥に入るようになっています。そして2歳児は、一人を除いて全員が”泥んこあそび絶好調”と表現されるように、自然の中に溶け込む姿が「評価反省」欄にあります。自然に親しみ、体を強くした1歳児は近くの公園まで、全員歩いて行けるまでになっています。2歳児は片道1.5キロの道を多摩川の土手まで往復できるまでに成長しています。体の成長と共に自我の目覚めもあり、友達とケンカ、仲たがいもあります。自我の育ちでは、本人が気持ちを固めるまで何分でも待ちます。散歩のときでも10分は待ちます。せかさないのが園の方針です。集団生活の中で、人に迷惑をかけてはいけないということも、時には教えています。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 小規模保育所のため非該当 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園は0~2歳児までの小規模保育A型タイプで、乳児園用に設計されており、佇まいは普通の住宅です。肢体不自由児向けのバリアフリー設計ではありません。本園の常勤で保育統括は発達支援コーデイネーターの資格を持ち、また同法人経営の「つめくさ保育園」には常勤の看護師がおり、本園との兼任です。複数の発達障害を持つ子が在園しています。個別計画を作成していますが日常の生活には支障がなく仲の良い友達で、一緒に散歩したりして、目立った異常な行動は見受けられません。保護者とは必要に応じて面談し、園長、保育統括、クラスリーダー、担任、看護師とのケース会議が不定期に開かれ、指導方法を検討しています。川崎南部地域療育センターの巡回相談もあり、相談し助言をもらい、また園独自で臨床心理士に依頼して発達支援を行っています。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・本園には朝7時から預ける子が4人います。夕方は6時半には引き取られています。通勤距離の長い保護者には、便利な保育園となっているようです。園長の「極力、家庭に近い保育」の基本方針が貫かれています。夕方4時過ぎから部屋は非常に広く感じるほどの空間となります。小さい園なので、長時間対応の保育士と担任とは、常に連絡を密に取り合って引き継ぎを行っています。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:c】 ・0、1、2歳児対象の小規模事業所のため、小学校連携は非該当 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・園では「川崎市健康管理マニュアル」に則って、登園時の保護者からの情報取得に始まり、降園時までの子ども一人一人の健康状態を把握し、連絡帳、保育日誌などに記録しています。保育中の発熱が37.5℃までは、園で様子を見ることにしており、38.0℃以上はお迎えを要請します。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:b】 ・健康診断は年3回、歯科健診は年1回来園診察を行っており、医師作成の「検診記録表」により、健康診断は「連絡帳」に転記し、必要なら医師の「意見書」とともに口頭説明して、保護者に手渡しています。歯科健診に関しては、園看護師により「歯科健康診査表」を作成し、「歯科健康診査結果のお知らせ」を、必要ならば「精密検査要望書」とともに保護者に手渡します。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・食物アレルギーのある子については「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」をもとに、、医師の「除去食申請に対する主治医意見書」を「川崎市健康管理委員会」に提出し、認定を受けて取り進めています。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・園では食育として園庭で子どもたちが、「インゲン」「とまと」「キューリ」「なす」「ピーマン」「ししとう」「大根」などを栽培し、管理栄養士はそれらの食材を給食に生かしています。また、園庭では「ジュンベリー」という、小粒の果実が育つため、子どもたちも一緒に収穫して、ジャムにしました。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・子ども一人一人の体調などにも配慮し、食材の刻み方など調理方法に配慮して提供しています。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・家庭との連絡については、保護者からの連絡および園からの連絡はは、双方向で毎日の個別の連絡帳で一人ひとりの様子を伝えています。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・保護者との信頼関係は、保護者との接触度を多くすることでき築いています。常勤保育士はシフト上、週2回は保護者と顔を合わせるように組まされています。また園児全員がもつ連絡帳には園での出来事、様子が詳細に記入され、保護者も家庭内での生活の模様を細かく書いています。フエイスツーフエイスと連絡帳の細かな伝えあいが信頼関係を生んでいます。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・虐待防止に関するマニュアルは明文化され全保育士がいつでも閲覧できるように提示されています。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園の自己評価は年に1回実施し、前年の反省と今年度の目標を記入し、園長と面談して目標設定を行います。保育士の目標設定は運営委員会で検討された12項目、例えば「遊びのレパートリー」「子どもたちを否定しない」「あいさつをする」など、園の保育方針に沿ったものが多く、これらの中から保育士は自己の目標として設定していることが議事録から窺えます。 |