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相模原古淵雲母保育園

2025年01月06日公開
評価結果報告書 第三者評価詳細
① 第三者評価機関名
第三者評価機関名 株式会社プレパレーション

② 施設・事業所情報
名称 相模原古淵雲母保育園 評価対象サービス 2024~ 保育所版
対象分野 認可保育所 定員 60 名
所在地 252-0344
模原市南区古淵4丁目2番1号
TEL 042-768-8065 ホームページ https://www.kirara-hoikuen.com/about/hoikuen/sagamiharakobuchi/
【施設・事業所の概要】
開設年月日 2019年04月01日
経営法人・設置主体(法人名等) 株式会社モード・プランニング・ジャパン
職員数
常勤職員:15 名
非常勤職員:1 名
専門職員
保育士:13 名
栄養士:2 名
管理栄養士:1 名
施設・設備の概要
保育室:4室
事務室:1室
調乳室:1室
子どもトイレ:10
大人トイレ:3
園庭:有

③ 理念・基本方針
一緒にほっこり!
~大好きなもうひとつのおうち~
子どもたちはもちろんのこと
保育園をめぐる人たちみんなが、
ほっとできるような環境に。
そして、子どもたち一人ひとりがありのままの姿で
いろいろな思いをあたたかく受け入れてもらえるように
相模原古淵雲母保育園はみんなにとって
もうひとつの我が家でありたい。
信頼関係を築いてこそ得られる安心感。
丁寧な関わり、丁寧なまなざしを大切にしていきながら
居心地の良い環境を作っていきたいと考えます。

④ 施設・事業所の特徴的な取組
1、健康な心と身体を育む
雲母保育園では「健康な心と身体を育む」ことを保育方針としております。
具体的には、子どもの最善の利益を追求し、将来の自己実現へ向けた基礎を培う。家庭及び地域との信頼関係を築きながら、保護者が自ら子育てをする力を発揮できるように支援するという姿勢を全体的な計画に定めています。

保育目標として以下の子ども像を掲げています。
「自らの心と身体の健康を大切にできる子ども」
「まわりの人々の思いに気づき、社会の一員としての生活を目指せる子ども」
「自ら考えたことを表現し、様々な人と親しみをもって関わり合おうとする子ども」
「主体的な意思に基づいて行動し、探究心をもって考えられる子ども」

2、食育
「食との出会いから心身ともに健康で豊かな人を育てる」をスローガンに食育に取り組んでいます。
管理栄養士・栄養士を2名以上配置し、毎月テーマを決めて展開されるサイクルメニューではない園独自献立、毎日園で調理される給食、きめ細やかな離乳食対応などで安心安全なだけでなく楽しみになるような給食の提供を行っています。
日々の保育の中でも栽培活動やクッキング保育、「先生」のひとりである管理栄養士・栄養士との関りが子どもたちの食への関心を培う機会となっています。
毎月の給食だよりでの情報提供や、年に2回姉妹園と合同での食の祭典「給食フェア」は子ども達だけでなく保護者の皆さまからも好評いただいています。

3、きらら教室
きらら教室では、パズルやぬりえから言語やさんすうまで、様々なプログラムを通して生活に必要な能力を身につける活動を行います。
言語やさんすうと言ってもむずかしいことを勉強するというものではありません。丸暗記や機械的な学習ではなく、工夫や発見・感じたことを言葉や形にすることで考える力を養います。
保育士とじっくり向き合い、一人ひとりの成長を見守り援助します。楽しみながら集中して考えるため、基礎力・理解力・学習に対する意欲が育ちます。

4、保護者の方々との連携
雲母保育園では園と保護者の方々とのコミュニケーション・信頼関係構築を大切に考えております。毎日お迎えの際に5分間お時間を頂戴し、職員とじっくりお話をさせて頂くことをお願いしています。また年2回以上の個人面談、年3回の保護者会や行事、毎日の連絡ノート・栄養ノートを通し連携を密にとっていきたいと考えております。 また、園で行う様々な行事には保護者の方々のご協力が必要です。

5、安全管理
安全計画の策定、定期的な防犯防災訓練の実施、危険箇所をピックアップしたお散歩マップの作成など、日ごろより安全面に関しては細心の注意を払っておりますが、当園では万一の時に備えてセコムのセキュリティシステムを導入しております。職員不在時の園内への不審者侵入時や職員による非常ボタンでの要請により、すぐさま警備員が駆けつけるようになっています。
カメラ付インターホンの設置、職員は生体認証での入退出管理を行うなど、徹底した安全対策を実施しており、安心してご利用いただけます。

6、アレルギーへの対応
食物アレルギーに関しては対応マニュアルを整備しており、医師の指示に基づいてアレルゲン除去の給食の提供や、アレルゲンへの接触に配慮した環境整備を行います。専門知識をもった管理栄養士・栄養士がご相談も承ります。
園内環境としても日頃より清潔を保ちアレルゲンの除去につとめております。毎日の清掃はもちろんのこと、おもちゃは毎日洗浄し、消毒を行っております。シックハウス症候群などの原因となる化学物質(※)は一切使用しておりませんのでご安心下さい。(※ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・スチレン等)

⑤ 第三者評価の受審状況
評価実施期間 2024/05/23(契約日) ~2024/12/20(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 0 回(年度)

⑥総評
特長や今後期待される点 ・「食」に関する取り組みに力を注いでいます
こどもが食べることの大切さ・楽しさを知り「食べる意欲」を育めるよう食育に取り組んでいます。園では栄養士が保育に携わっていることから、こどもの発達状況や興味関心を踏まえ「食べる意欲」を引き出す献立作りをしています。各年齢の食育計画を作成し、旬の野菜を触る・皮むき・種取り・ピーラーを使っての皮むき・包丁を使って切るなど年齢に沿った活動を取り入れています。保護者には給食参観や法人主催の給食フェアのレシピ提供など、「食」に関する取り組みをお伝えしています。

・充実した研修体制があり、人材育成に取り組んでいます
本社として研修体制が充実しており、3年間のビジョンで「人材の育成」に取り組んでいます。キャリアパス体制を明確にし、職員が自己評価チェックリストで評価・反省をおこなっており、園長と面談を定期的に実施する中で、今後の目標設定をおこないやすくなっています。また、園外研修についても積極的に参加し、個々がスキルアップをできる環境をつくり、保育の質の向上につなげられる人材育成になっています。

・丁寧な保護者対応を心がけています
入り口にこどもたちがクラスで作成した作品やおたよりなどを掲示し、こどもたちの日常がわかりやすく伝わるようにしています。また、降園時におこなっている「5分間対応」では、園内でのこどもの成長を伝えたり、保護者に寄り添い家庭でのこどもの様子を聴くなどコミュニケーションを大切にし、保護者が安心してこどもを預けられるように努めています。

・地域との交流の拡大に期待します
開園後1年程度でコロナ禍となり、地域との交流が難しい状況になり大変な時期となりました。社会情勢が日常に戻りつつある中で、近隣の消防署や郵便局の訪問や園外でおこなう行事の際に、地域の方と積極的な挨拶を実施するなどし、地域の方々に受け入れてもらえる関係性を構築しています。今後は近隣の保育園と関りを増やしていく他、園庭開放なども検討しており、より多くの地域の方と関われる機会を整えていく予定です。

⑦ 第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回相模原古淵園で初めて第三者評価を受審いたしました。
各種マニュアルの内容や保育活動について、改めて職員同士で確認する機会となり保育園全体で共通理解を深めることができました。
また評価日当日、評価機関の方に保育園内を案内した際に、我々現場で働く職員とは異なる視点から、保育園の魅力をいくつも挙げて頂きました。我々にとって当たり前だと認識している内容も、強みとして評価して頂き嬉しく感じております。改めて保育園の強みを職員全員で認識し、より伸ばせるよう取り組んで行きます。
さらに、調査項目を一つずつ確認していく中で、我々の改善すべき点も明確にすることができました。是非職員と話し合いを重ね課題に取り組んで参ります。

詳細評価PDF

評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織

Ⅰ-1 理念・基本方針
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。

【第三者評価結果:a】

保育理念、基本方針は明文化し入園案内やホームページなどに明記しています。保護者に対しては、入園前見学時や入園説明会、保護者会等で入園案内を用いて説明をおこなっています。職員には入社時に研修で園長から伝える他、職員全員が閲覧できるように事務所内にマニュアルを設置し共通の認識のもと日々の保育をおこなえるようにしています。

Ⅰ-2 経営状況の把握
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。

【第三者評価結果:a】

本社は日本子ども育成協議会に加入し、事業計画の基本として保育業界のニーズを把握し、時流の変化について分析し運営方針の参考としています。園長は、行政の園長会に参加をし地域の情報を確認し状況を把握する他、職員もテーマ別の研修に参加し、最新の保育内容の動向や情報の収集をおこなっています。それぞれが得た情報については、園長会議で本社と定期的に共有をしています。

【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。

【第三者評価結果:a】

本社と連携し、保育園内の状況を把握し課題や問題点の対応を行い改善に努めています。園長が行政の連絡会などの会合に参加し地域の保育園や行政と連携をとり運営をおこなっています。保育園内の状況や経営については、本社社員やリーダー施設長が定期的に巡回し把握している他、姉妹園との人的交流や情報共有をおこなうこともできており、時宜に即した対応をおこなっています。

Ⅰ-3 事業計画の策定
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

「健康な心と身体を育む」という保育方針のもと、「一緒にほっこり!~大好きなもうひとつのおうち~」という保育スローガンを掲げ、中長期計画を策定しています。具体的な内容としては、「人材の育成」「地域の環境を活かした保育活動」「地域に貢献する活動」を掲げており、本社と施設長を中心に園の運営状況にあわせて、必要に応じて計画の見直しを実施しています。

【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。

【第三者評価結果:a】

中長期計画をもとに、単年度計画を策定しています。人材育成の他、地域の特性を活かした活動や地域との関りも含まれた内容で作成している為、具体的に実行可能であり、状況の把握や振り返り評価など適宜おこなうことができるようになっています。

【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。

【第三者評価結果:a】

作成された内容については、法人内共有アプリで全職員が確認できるような環境になっている他、事業計画について内容を理解する園内研修を実施しており、職員が理解できるような取り組みをおこなっています。年度末に運営委員会・園評価で振り返りを実施し、ここから出された意見を次年度の事業計画策定に反映しています。更新された事業計画は、新年度の職員会議で共有され職員が共通認識のもと保育にあたることができるように努めています。

【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。

【第三者評価結果:a】

保護者に対しては、年度始めに年間行事予定を周知するほか、入園案内の配布や定期的に実施される面談で個別に説明をするなど丁寧に対応をしています。また内容の進捗やわかりにくい事柄に対しては、園だよりなどを活用にして適宜情報共有をおこなっています。

Ⅰ-4 福祉サービスの質の向上への組織的・計画的な取組
【8】Ⅰ-4-(1)-① 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。

【第三者評価結果:a】

年間指導計画にもとづき、月案・週案を立て、保育をおこなっています。年間指導計画・月案・週案については保育施設向けICTシステムにて管理をおこなっており、園長の確認の他、本社でも確認がとれる体制になっています。それぞれの計画については、月1回実施している幼児会議・乳児会議において振り返りをおこない、次月の計画作成につなげ、必要な場合は適宜修正をおこなえるようにしています。また職員の自己評価チェックは年に2回実施しており、保育の質の向上に向けた取り組みの体制を整えています。

【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。

【第三者評価結果:a】

職員は年に2回自己評価チェックリストにもとづき、園長と面談をおこない振り返りの機会を設けています。職員の振り返りや日常の生活の中であがってきている改善点や意見なども踏まえ、年度末には園長が当年度の園評価をおこない、次年度の計画改善につなげる仕組みができています。

評価対象Ⅱ 組織の運営管理

Ⅱ-1 管理者の責任とリーダーシップ
【10】Ⅱ-1-(1)-① 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。

【第三者評価結果:a】

園長は本社の運営方針を理解し、安定した保育園の運営に努めています。入園案内やホームページなどで園長が運営方針を示し、自身の役割などを表明しています。また、年度始めには職務分掌表を作成し園内に掲示をし、園長不在時に災害などの有事が発生した場合に、職員が自身の役割を認識し率先した行動がとれるようにマニュアルも整備し、体制が整えられています。

【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

定期的に行われる園長会議で、行政からの通知やマニュアルを定期的におこなう以外にも、適宜遵守すべき法令等の理解を深めるよう努めています。また園長をはじめ職員が外部研修に参加した場合は、研修レポートを作成し園内研修で情報を共有し、組織全体で法令遵守に努めています。

【12】Ⅱ-1-(2)-① 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

年に2回職員の自己評価チェックを実施し、職員の個人の保育の質の向上の糧となるよう園長面談を実施しています。また、キャリアアップ研修や行政の研修など職員全体に周知し参加を促し、スキルアップにつながる研修に参加できるよう研修計画を立案しています。リーダー研修も定期的に実施し、保育の質の向上にむけ日々の取り組みを検討し職員全体に周知しています。その他、園内全体で職員同士または園長やリーダーなどに相談しやすい環境になるよう心掛けています。

【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。

【第三者評価結果:a】

経営課題や業務効率の分析などは本社が対応し、園長と共有を適宜おこなっています。園長は業務の実効性を高めるべく職員が外部の研修にも参加できるよう立案しており、本社は人事や休暇取得管理などの労務など職員が働きやすい環境の整備に努めています。

Ⅱ-2 福祉人材の確保・育成
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。

【第三者評価結果:a】

採用や人材の配置については、園長と連携し本社が一括して実施しています。採用は本社が行い人材育成は園でのOJTの他、外部研修や姉妹園研修などもおこなっています。求人については既存職員からの紹介優遇制度の整備、自宅から1時間以内で通勤できる園への配置、栄養士の実技試験、先行前の園見学などを実施し採用強化にも取り組んでいます。

【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。

【第三者評価結果:a】

社訓、スローガンは入社前の案内や入社後の園内研修などで職員には周知をし、本社・園としての方向性を職員に示しています。また、職員とおこなう自己評価面談などについては、本社が定めているキャリアパスにもとづいて一人ひとりの判断をおこなっています。異動や昇格については本人からの希望も受け付けており、柔軟に対応しています。

【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。

【第三者評価結果:a】

職員の時間外労働の管理や有給取得状況など就業状況の労務管理は、本社でおこなっています。健康診断、ストレスチェックや産業医の設置などの健康面の管理の他、社宅制度、栄養士の資格支援など福利厚生の充実など職員が働きやすい環境設定につとめています。また、必要に応じて園長面談、本社面談を実施するとともに、問題があった際のホットラインも設置して対応しています。

【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

本社でキャリアパスを作成し、職員一人ひとりが目標を設定しやすい環境にしています。職員は保育所保育指針などにもとづいて定められている自己評価チェックリストをもとに年に2回園長と面談をおこない、現在の状況を確認し課題や目標などを話し合っています。またと時宜に応じて面談などをおこない、年間を通して課題や目標についてのサポートをおこなっています。

【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。

【第三者評価結果:a】

保育園で研修の基本方針を策定し、職員は年1回以上の園外研修の他、毎月1回の園内研修の実施を目安に研修計画を立案しています。
日々の保育の中で学ぶ必要があるべき事項があった場合など、適宜研修計画の見直しをおこない保育の質の向上にもなるべく体制にしています。また、園内研修では園外研修で学んできたことの成果発表も園内で実施しています。

【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。

【第三者評価結果:a】

新任職員には必ずOJT研修を実施しています。研修期間を設け仕事の習熟度や経験により柔軟に対応をしています。市行政や関係機関からの研修については、職員に周知し希望を募る以外にも、園長から個人に声掛けしスキルアップに繋げられるよう配慮をしています。また年1回以上、職員が必要な分野の園外研修に参加できるよう研修計画を立案しています。

【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。

【第三者評価結果:a】

実習生の受け入れは採用の一環と捉え、養成校と連携し対応をしています。各行政や養成校からの養成を受け入れ、保育士を目指す学生を中心とした実習生の受け入れを積極的におこなっています。また、業務マニュアルが整えられており、それに則って守秘義務などを明示した誓約書の提出を求めています。基本的に実習生の対応は園長が主におこなっています。

Ⅱ-3 運営の透明性の確保
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。

【第三者評価結果:a】

ホームページや行政のホームページなどで保育園の情報公開をおこなっています。また入園希望の方への見学対応や問合い合わせの対応は、随時おこなっています。保育園運営の透明性を確保する為にさまざまな情報公開ツールを利用して適正な情報公開をおこなっています。利用者からのご意見や苦情、相談などの対応フローは入園案内などで明示しています。第三者評価の結果は、2024年度に初めて受審をしました。WAM NETなどの機関を通じて公表予定です。

【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

本社として公正かつ透明性の高い適正な経営・運営の為の取り組みとして業務マニュアルを定めており、職務分掌や権限責任についても明確に職員に周知しています。また、年1回の内部監査の実施し適正な運営に取り組んでいます。行政指導、監査を受けており監査結果にもとづく改善提案等については、随時実施しています。

Ⅱ-4 地域との交流、地域貢献
【23】Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。

【第三者評価結果:b】

地域交流に関する指針は、業務マニュアルに定めてありそれにもとづいて対応をしています。しかし開園後一年ほどでコロナ禍となり、しばらく地域との交流が難しい状況が続きましたが、今年に入り行事でこどもたちが近隣の施設をまわったり、近隣のスーパーに買い物に行くなどを始めています。その他にも行政と連絡をし、情報を得たうえで地域課題の解決に向けて協力できる内容は積極的に対応しています。

【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。

【第三者評価結果:a】

ボランティアの受け入れについては、本社で業務マニュアルを定めており、それにもとづいて対応しています。対応するにあたって事前に園長がオリエンテーションを実施し、法令遵守や安全対策の理解を深めたうえでこどもたちをスムーズに関わることが出来るよう体制を整えています。

【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。

【第三者評価結果:a】

保育園の事務所内に地域の関連機関の連絡先等を掲示し、緊急時など職員が確認し対応をおこないやすいようにしています。また所属する園長会や行政の関連機関とも連携をとり、地域の情報収集や課題解決に向けて協力体制をつくっています。気になるこどもについては、本社と常に連携し虐待等権利侵害が疑われるこどもに関しては、園長が児童相談所や市へ通報をおこなうなどの連携体制を整えています。

【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。

【第三者評価結果:a】

園長が市の園長会に参加をし、情報交換や地域の情報を収集しています。また年1回運営委員会を開催し、第三者委員・保護者代表者・保育園職員・本社担当者をメンバーとしており、地域の福祉ニーズ等を把握する為の取り組みのひとつとしています。また、地域の情報サイトやホームページに寄せられた問い合わせに対応する他、地域の子育て家庭からの育児相談があれば受け入れる体制を整えています。特に保育園見学の際に相談があった場合は園長が詳細に伺って丁寧な対応を心がけています。

【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。

【第三者評価結果:a】

保育児童の受け入れと安定した保育サービスの提供により地域に貢献するよう努めています。近隣の消防署訪問、地域の方の畑をお借りしての芋ほりなどを実施し、交流をしています。また園外で地域の方と会う機会には職員もこどもたちも積極的に挨拶をするなどして地域の方々に受け入れてもらえる関係性を築いています。近隣の施設によってはコロナ禍の対応が継続されているところもある為、無理のない対応をしていくようにしています。また今後は近隣の保育園との連携も密にしていきたいと考えています。

評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
Ⅲ-1 利用者本位の福祉サービス
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

職員は、本社が定めている業務マニュアルにもとづき、共通認識のもと日々のこどもたちを尊重した保育に取り組んでいます。園長は日々の保育の様子を確認し、職員やこどもたちの様子を把握しています。また園内研修も実施しており職員が個々の保育を振り返ることができる体制もできています。保護者に対しては、園だよりなどの発行物やドキュメンテーションを掲示する以外にも懇談会などの機会を通じて情報共有をおこなっています。

【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。

【第三者評価結果:a】

保育園ではこどものプライバシー保護について業務マニュアルが整備されており、職員も常時閲覧をできるような体制になっています。園内研修も実施しており、正しい情報を職員が共有しています。日々の保育の中でもこどもの着替えやおむつ替えなどプライバシーにも配慮しています。また職員は毎年プライバシーマークテストを実施し、個人情報の取り扱いに関する学ぶ機会がつくられています。保護者に対しては、園だよりなどの発行物や懇談会で共有をおこなっています。

【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。

【第三者評価結果:a】

保育園や行政のホームページ、SNSを活用し保育内容や1日の流れなど分かりやすく発信しています。保育園見学は、随時受け付けをおこなっており希望の日程で対応をしています。見学の際には園長が対応し入園案内を利用し一人ひとり丁寧な対応を心がけています。

【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。

【第三者評価結果:a】

入園の際に、児童票を記入していただき、それにもとづき成育歴や家庭状況、配慮事項などを詳しく聞き取りをしています。入園の説明をおこなう際には、具体的に写真やイラストを利用しながら保護者が分かりやすいように丁寧な対応を心がけています。また重要事項説明と個人情報の取り扱いをおこなったうえで、写真掲載への同意書の提出をお願いしています。必要に応じて各家庭の言語や文化などの配慮した対応をおこなうよう努めています。

【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

事情により転園が生じた際は、転園先に応じた対応をこどもの保育の継続性に配慮しおこなっています。転園先からの問い合わせについては、保護者の同意のうえで情報を提供する体制を整えています。また保育園の利用が終了した後も、保護者や卒園児などから相談を受けることができる体制になっています。

【33】Ⅲ-1-(3)-① 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

園長が日々の保育の中でこどもたちの様子を把握している他、職員もこどもたちが満足できる保育をおこなえるよう研修などで学びを続けています。保護者には行事後のアンケートの実施や個人面談、懇談会や送迎時のコミュニケーションなどで満足度を把握するようにしています。また、年度末に運営委員会、園評価を実施し施設長やリーダー層で分析をし、次回の行事や取り組みに反映させています。

【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。

【第三者評価結果:a】

利用者からの苦情解決に向けた体制を整備しており、入園案内に明示いている他、同様の説明図を玄関に掲示をしています。また保護者とは降園時に「5分間対応」の取り組みを実施しており、さまざまな情報を共有する他、苦情になる前の段階でご意見を吸い上げられるように努めています。継続した苦情については苦情記録簿を用意し本社へ報告をし、連携し対応をおこなっています。ご意見や苦情に関しては申し出た保護者等に配慮のうえで公表し、保育園全体として改善策を検討し保育の質の向上に取り組んでいます。

【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。

【第三者評価結果:a】

職員が降園時に保護者に5分間対応を実施しており、保護者が気軽に要望が伝えやすい環境を心がけています。その為、苦情になる前のご意見の段階で吸い上げをすることができています。苦情解決の体制については整備しており、入園案内に明示し説明をしています。また玄関掲示も周知をおこなっています。

【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。

【第三者評価結果:a】

相談やご意見を伺った際は園長に報告し、本社へ共有する体制が整えられています。地域の環境の変化や法令やルールの変更などがあった場合は、本社と連携しスムーズな改定を適宜おこなっています。降園時の5分間についても、各家庭の事情などにも配慮してコミュニケーションを図るよう努めています。

【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。

【第三者評価結果:a】

業務マニュアルにリスクマネジメント体制は定められており、こどもたちへ安心・安全な福祉サービスの提供をおこなう為に本社と連携し対応をおこなっています。ヒヤリハットや事故記録簿の作成の他、姉妹園の事例なども一例として内容を確認し、職員会議などで共有し対応等を検討や確認をおこない全体的な安全対策をおこなっています。AEDの使用方法は、園内研修も定期的に実施しており、姉妹園の看護師が撮影した動画での学びの他、姉妹園と合同で実際に学んで経験するなど積極的に安全対策に取り組んでいます。また、こどもたちのお散歩マップは安全確認も含めて、毎年見直しをおこなっています。

【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。

【第三者評価結果:a】

業務マニュアル・看護マニュアル・事業継続計画でこどもの体調不良・感染症発症についての対応方法を定めています。また、マニュアルは職員がいつでも閲覧できるように保管をしており、適宜見直しをおこなっています。また園内研修を実施し、具体的な事例を共有し注意喚起を図っている他、園内環境の消毒や換気など適切に感染症予防対策に取り組んでいます。実際に感染症が発生した際には、園だより、玄関掲示で保護者へ情報提供や関連機関への適切な連携によりケースに応じた対応をおこなうよう努めています。

【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。

【第三者評価結果:a】

事業継続計画の策定や業務マニュアルにより、こどもの安全確保のための取り組みは職員に周知されています。保護者には入園案内に避難場所を記載しており、緊急時の対応について説明をしています。また年に1回程度引き渡し訓練を実施、消防署の方を招いての消火訓練など組織的な取り組みをおこなっています。備蓄品については、食料品やヘルメットなど準備をしてあり、本社にて必要量を算出して整備しているほか、園長が定期的に消費期限の管理をおこなっています。

Ⅲ-2 福祉サービスの質の確保
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。

【第三者評価結果:a】

保育について業務の標準化を図る為に、手順書や規約がこどもを尊重する姿勢を念頭に定められています。職員は業務マニュアルを社内共有アプリでいつでも確認できる状態になっています。園長が、職員の保育の様子を日常的に確認していることに加えて、リーダー施設長の巡回でも保育状況の確認をおこなっています。

【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。

【第三者評価結果:a】

業務マニュアルなどは年度末の職員会議など適切なタイミングで評価と振り返りをおこなっています。その場であげられた内容をもとに、来年度以降の指導計画に内容を反映させています。検証や見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案が反映されるような仕組みが整えられています。

【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。

【第三者評価結果:a】

全体的な計画は本社がベースを作成し、それをもとに指導計画をたてています。指導計画はこどもたちの特性を踏まえて、各クラス担当者が個別支援計画を策定し、最終的に園長が承認をする体制となっており、客観的な評価・査定がおこなえるようになっています。主としてクラス担当者が策定はするが、主任、栄養士、看護師の意見も取り入れ作成しています。支援困難なケースへの対応については、積極的かつ適切な保育の提供をおこなっています。

【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。

【第三者評価結果:a】

指導計画の見直しについては、見直しをおこなう時期・検討会議への参加職員・保護者の意向把握など組織的な体制が整えられています。見直しをされている内容については、職員会議や昼礼などを利用して職員に共有をしています。保育園の指導計画の評価・見直しについては、保育の質の向上に関わる課題などが明確にされ次の指導計画の作成に活かしています。

【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。

【第三者評価結果:a】

こどもの情報は、本社で定めている児童票や発達記録にて保管し全職員で情報を共有しています。児童票は必要に応じて行進をし、指導計画に振り返りを記録しています。記録内容は最終的に園長が確認をしており、確認方法に個人差がでないように必要に応じて指導をおこなっています。指導計画などは、社内共有アプリやのデジタルツールや引継ぎのノートなどを利用し情報共有をおこなう仕組みが整備されています。

【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。

【第三者評価結果:a】

本社として個人情報保護管理規定、業務マニュアルを整備しています。個人情報関連の書類は全て事務所内で施錠してある書庫で管理をしており、園長が責任者になっています。本社がプライバシーマークを取得しており、職員も年1回個人情報保護の研修とテストを受け、個人情報保護の意識の向上を図っています。保護者に対しても入園児に個人情報の取り扱いについて説明をし、個人情報取り扱い同意書の提出をお願いしています。


評価結果内容評価

A-1 保育内容
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。

【第三者評価結果:a】

法人では保育理念・保育方針にもとづき、保育所保育指針などの趣旨をとらえて姉妹園共通の全体的な計画を策定しています。園では地域の特性を鑑みて変更を加え、園の保育スローガン「一緒にほっこり!~大好きなもうひとつのおうち~」と掲げ、職員会議や園内に掲示して周知しています。職員は全体的な計画からこどもの姿に合わせて年間指導計画・食育計画へ落とし込んで作成しています。

【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。

【第三者評価結果:a】

保育室には大きな収納スペースがありロッカーを壁側に配置することで、広々と安全に楽しめる環境を整えており、こどもたちは活動・食事・睡眠と場面を展開して過しています。職員はこどもの活動に合わせ保育室の温度調整や換気をおこない、寝具は通気性のよいお昼寝用のコットを使用し快適な環境設定・衛生管理に努めています。乳児の使用する手洗い場には、こども用の踏み台の設置や手洗いのイラストを掲示して、こどもの成長段階に合わせて利用しやすいよう工夫しています。

【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。

【第三者評価結果:a】

園では送迎時に保護者との5分間対応から、こどもの家庭での様子や健康状態について把握しています。職員会議ではこどもの姿を共有して、日々変化するこどもの気持ちを汲み取り、全職員がこども一人ひとりに寄り添った保育をおこなっています。保育室には声の大きさを動物で表したイラストを掲示して、職員はこどもに声をかける時はゆっくり・丁寧な言葉で話すことを心掛けており、危険がない限り制止の言葉を用いないようにしています。

【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。

【第三者評価結果:a】

法人共通のガイドラインを軸に、こどもの発達過程や個人差を考慮しながら基本的な生活習慣が身につくよう援助しています。こどもには生活絵本を活用して、手洗い・うがいの大切さを年齢に応じた声かけや働きかけをおこなっています。幼児の保育室には朝起きてから顔を洗う、朝ご飯を食べる、歯を磨く、夜は早く寝るまでの1日のサイクルをイラストにして掲示しており、こどもが自然と1日の生活リズムを理解できるよう工夫しています。トイレトレーニングは一人ひとりの成長に合わせ家庭と連携して開始しています。

【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。

【第三者評価結果:a】

園ではこどもたちが主体的に活動できるよう、興味や関心を持って取り組める環境を整備しています。廊下は広くこどもが身体を動かせる十分なスペースがあり、雨の日などは平均台やマットを並べてサーキット遊びをおこなっています。戸外活動では近隣の公園に出かける際は、並んで歩く・間隔を開けずに歩く・白線の内側を歩くなどの交通ルールを学び、近隣の人と挨拶を交わすなど社会的ルールを身につける機会にしています。

【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

0歳児が長時間過ごす保育室の床は柔らかいフローリングを使用するなど安全面に配慮しています。こどもの言葉で伝えられない気持ちに寄り添い応答的な関わりを大切にしています。こども一人ひとりに合わせた保育をおこなっており、保育室の探索活動や園庭に出る機会を持ち、活動・食事・睡眠と生活リズムが整うよう援助してます。保護者とはお迎え時の5分間対応や連絡帳・栄養ノートにより園と家庭での様子を共有しています。

【A7】A-1-(2)-⑥ 3歳未満児(1・2歳児)の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

1・2歳児の保育ではこどもの発達過程や家庭での生活状況などの違いに配慮し、自分でしようとする気持ちを尊重したり、甘えたい気持ちを受け止めたりしています。職員はこどもの興味関心に合わせ、粗大運動や微細運動を取り入れ、自発的な活動につなげています。自我の育ちを受けとめながら、こども一人ひとりの様子に合わせ適切な関わりをしています。

【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

3歳以上児の保育では、集団の中で活動に取り組める環境を整えています。年間指導計画では幼児期の終わりまでに育ってほしい子どもの姿を意識し、3歳児は友だちとの関係を深める、4歳児は相手の気持ちに気付き集団活動を楽しむ、5歳児は集団生活の中で自主的・意欲的に活動することを保育目標に掲げ月案・週案に落とし込み、保育をおこなっています。園の保育で取り組んでいる、きらら教室では遊びを通して塗り絵・パズル・文字などに触れ、20~30分間椅子に座って取り組むことで集中力を育てています。保護者とはお迎え時の5分間対応にてこどもの姿を共有しています。

【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

園内はバリアフリーで通路が広く安心して生活できる環境を整備しいています。配慮の必要があるこどもには個別指導計画を作成し、クラス活動の際は保育者が側で見守ったり、仲立ちしたりして友だちと関わりが持てるよう援助しています。職員は障がい児保育に関する研修を受講して障がい特性や支援方法の理解を深めています。療育センターの職員による巡回時には相談や助言を受けるなど、こどもが安心して過ごせる環境を整えています。保護者とは面談などコミュニケーションを多くとり、園や家庭での様子を情報共有しています。

【A10】A-1-(2)-⑨ それぞれの子どもの在園時間を考慮した環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。

【第三者評価結果:a】

全体的な計画に長時間にわたる保育の項目を設け「生活リズム及び心身の状態に十分配慮しておこなう」としています。延長保育の時間は異年齢のこどもが合同保育となるため、0歳児はパーテーションを使用するなどこどもが安心して過ごせるよう環境設定をしています。職員はこどもがゆったりと過ごせるよう、ぬいぐるみやブロックなど落ち着いて遊べる玩具を用意しています。保護者への5分間対応では、職員間での引き継ぎや連絡ボードを活用して伝達漏れがないよう情報共有しています。

【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。

【第三者評価結果:a】

全体的な計画にて「小学校との連携」の項目を設け、5歳児担任は幼保小連携会議にて「入学まで身につけておくとよいこと」を把握して指導計画に組み入れています。5歳児はこども同士で発表会の演目や運動会のプログラムを話し合うなど、友だちの前で自分の思いや気持ちを言葉にすることを経験しています。保護者には懇談会では小学校交流会の様子を伝え、就学後のこどもの生活に見通しが持てるよう情報提供しています。保育所児童保育要録は5歳児担任が作成し、園長が確認しています。

【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。

【第三者評価結果:a】

健康管理マニュアルにもとづき、朝の受け入れ時にはこどもの様子や顔色などの健康状態を確認しています。保護者から聞いたこどもの様子は、連絡ボードに家庭での食欲や機嫌など気になることを記入して職員間で情報共有しています。入園時には保護者と面談をおこない、こどもの既往症やアレルギー疾患の有無、予防接種の接種状況を把握しています。園ではSIDSに関する取り組みは面談や保護者会で説明し、ポスターを掲示して周知しています。職員は午睡時にこどもの呼吸・寝ている姿勢・顔色など確認しており、SIDSに関する研修の受講や職員会議をおこない理解を深めています。

【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。

【第三者評価結果:a】

健康診断、歯科検診結果は家庭での健康管理に活かされるよう保護者に伝え、園では個人記録にて管理しています。歯科健診に欠席した場合は、後日嘱託医にて健診を受け歯科健康診査記録票を園に提出してもらい管理しています。身体測定は毎月実施しており、保育計画や保健計画に反映させています。こどもには健康診断や歯科健診の前に絵本を用いて身体の仕組みや健康の大切さを伝え、担任が手作りの歯の模型を作り歯磨き指導をおこなっています。

【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。

【第三者評価結果:a】

入園前面談にてアレルギー疾患のあるこどもの食事の提供について説明しています。保護者とは食事の提供開始前に栄養士と面談し詳しく聞き取りをしながら、医師による「アレルギー疾患生活管理指導表」にもとづき適切な対応に努めています。アレルギー疾患のあるこどもへの給食は、事前に使用する食材を明記した献立表を保護者に確認いただいてから提供しています。給食時にはアレルギー対応食とわかるように、専用のトレイ・食器・食具・布巾を用意して誤配膳・誤食を防ぐため、栄養士と職員でダブルチェックしています。

【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。

【第三者評価結果:a】

園ではこどもが食に興味関心が持てるような食育活動を保育に取り入れています。毎月の献立は園の栄養士が、月ごとに「カルシウムたっぷり」「色々な豆・大豆製品を食べよう」などとテーマをもって作成しており、さらに今日の食材として見た目や食感を変えて昼食とおやつで提供するなど、栄養士と保育士が連携して食育活動に取り組んでいます。給食は友達とグループになり楽しい雰囲気のなか、個々の食事量に合わせた盛り付けに配慮し無理強いすることなく、好きな量を食べられるようにしています。保護者には、玄関に実際の給食を展示して食材の大きさや分量など見ていただいています。

【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。

【第三者評価結果:a】

園では栄養士が保育に関わることで、こどもの発達状況や健康状態を把握することができ、食材の大きさや固さなどの調理方法に生かしています。0・1歳児の保護者と栄養士は栄養ノートのやり取りを通して、家庭での食事量の把握や離乳食の移行のタイミングを共有しています。また、栄養士は近隣の商店に食材の買い物に行き、旬の食材を使用し季節感のある献立を取り入れています。保育室には食物アレルギー緊急時対応マニュアルを掲示して安全対策に努めており、厨房の衛生管理は「衛生管理マニュアル」にもとづき適切に対応しています。

A-2 子育て支援
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。

【第三者評価結果:a】

保護者とは毎日のお迎え時の5分間対応や連絡帳で、家庭でのこどもの様子を尋ねたり、園での様子を伝えたり情報共有をしています。玄関には保育時の写真を掲示して、保育内容やこどもの表情をみていただけるようにしています。運動会はこどもの成長を見ていただく機会と捉えており、保護者には玄関に運動会の演目時のこどもの立ち位置を掲示して保護者にお知らせしています。個人面談で把握した保護者の要望やこどもの家庭での様子は個人記録に記録して、必要に応じて職員間で情報共有し保育に反映しています。

【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。

【第三者評価結果:a】

日頃から保護者とのコミュニケーションを大切にし、気軽に話しやすい雰囲気づくりを心掛けています。保護者から相談を受けた際は、担任だけではなく、園長・栄養士など専門性を活かし、こどもに関わる職員と連携を図り園全体で対応しています。園では、こどもに関する相談だけではなく、送迎時の保護者の表情や様子から声を掛け面談するなど保護者に寄り添った支援をおこなっています。相談内容によっては必要に応じて専門機関から助言や連携を図るなど適切に対応しています。

【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。

【第三者評価結果:a】

園では年度初めに必ず園内研修をおこない、虐待等権利侵害の早期発見・早期対応について理解を深めて保育に努めています。朝の受け入れ時や着替えやおむつ換え時にこどもの様子に注視して、家庭での養育状況を把握しています。登降園時に保護者やこどもの表情や声、様子などが普段と違う時はすぐに職員間で共有を図り注意して見守り、必要に応じて関係機関と連携を図る体制を整えています。

A-3 保育の質の向上
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。

【第三者評価結果:a】

職員は年2回自己評価をおこない自身の保育の振り返りをしています。自己評価結果と日々の保育の評価・振返りをもとに園長と面談をおこない、助言や気づきを得ています。園の自己評価は年度末におこない、職員会議にて課題や改善策を検討し次年度の取り組みや研修のテーマなど計画に反映しています。保護者には園内に「保育園の自己評価」を掲示し、園全体で保育の質の向上に向け取り組んでいます。