藤沢市立柄沢保育園
第三者評価機関名 | 株式会社ケアシステムズ |
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名称 | 藤沢市立柄沢保育園 | 評価対象サービス | 保育所版 |
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対象分野 | 認可保育所 | 定員 | 119 名 |
所在地 | 251-0003 藤沢市柄沢1-6-5 |
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TEL | 0466-26-1355 | ホームページ | http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/ |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 1976年08月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 藤沢市・藤沢市長 鈴木 恒夫 | ||
職員数 |
常勤職員:22 名
非常勤職員:9 名
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専門職員 |
保育士:26 名
保健師(本課に配置):3 名
栄養士(本課に配置):2 名
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施設・設備の概要 |
保育室(6)・ホール・事務室・調理室・休憩室:園庭(大・小2か所)プール・砂場・すべり台・鉄棒・ジャングルジム
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「笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる」というまちづくりのテーマを示しています。次代を担う子どもたちの誰もが、夢と希望をもち、健やかに成長できるよう子ども子育て家庭に寄りそっていきます。 市民や関係団体と行政が連携・協力して、子ども・子育ての取り組みを進め、子ども・子育て支援事業計画の将来像である「未来を創る子ども・若者が健やかに成長する子育てにやさしいまち」の実現を目指します。 それを受けて、子どもたちが安心して生活が送れるよう、また自主的に遊びが展開できるように環境を十分に整えると同時に、一人一人の個性を大切にしながら、感性豊かで思いやりの心を育んでいけるよう、職員一同連携して保育を行っています。保育園、家庭、地域と手を取り合って連携し、豊かな未来を担っていく子どもたちの健やかな成長を願い、よりよい保育をすすめてまいりたいと思います。 |
・園舎は中庭を囲んだ平屋建てで、全園児が日常的に交流できる環境となっています。昼寝後などに、中庭で異年齢同士交流することもあります。園庭は2か所あり、1か所では主に乳児が遊び、もう1か所の園庭では、主に幼児が、かけっこ、鬼ごっこ、ボール、縄跳び、竹ぽっくり、石垣登りなどの運動遊びを楽しみ、それによって体の使い方が上手になっています。砂場では団子づくりや、山づくりに熱中しています。 ・「なかよしの日」という幼児クラスの縦割り交流の日には、さまざまなのコーナー遊びを異年齢で体験し、年上の子どもの模倣をしたり、年下の子に優しく接したりしています。 ・子どもの成長や興味に合わせた主体的に遊べるような「環境作り」を各クラスで見直しを行いながら進めています。 ・用務員と一緒にプランターや畑に野菜や花の種まきや苗植えをし、育てています。収穫した野菜は調理員がメニューに加えています。収穫物を使ったクッキング保育では、カレー・ピザパン作りを行い、食育へとつなげています。大切に育てた花に名前を付けたり、絵を描くなどの活動にもつなげています。 ・「あいあい」など地域の子育て支援に力を入れており、園での体験保育・イベントにも多数の参加があります。計画については、職員で話し合って決めています。 |
評価実施期間 | 2019/06/12(契約日) ~2020/03/20(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | 2 回(2012年度) |
特に評価の高い点 | ・保育の実践を言語化することで保育を見直し、展開と充実を図ることを目的に「実践の言語化年間計画」を作成した。4期ごとに配慮事項の策定と保護者・市民へ発信しており、保育士一人ひとりが専門的な知識を高め、保育の質を向上させていくことを目指している。 ・人権について、子どもにも分かりやすく伝えるために「替え歌」を作り一緒に歌うことにしている。本年度は2番の歌詞を作成し各クラスに掲示している。 ・園舎は平屋建てで中庭を囲んで保育室があり、異年齢の子どもたちが日常的に交流できる環境にある。中庭では用務員も関わり花や野菜の栽培活動に取り組み、食育にもつなげている。日当たりの良い園庭は広く、特徴的な傾斜では石垣のぼりをする子どもも見られている。地域支援事業としての園庭開放や高齢者施設との交流も継続的に行われ、地域に根差した保育園である。 |
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改善を求められる点 | ・職員一人ひとりの育成を更に充実することを目的に、取得資格、研修実績、スキルなどを一覧できるような仕組み作りが望まれる。研修計画策定や管理の充実を図るために、分かりやすい可視化ツールの作成を検討されたい。 ・利用者(保護者)に対して、保育目標を周知するための工夫を検討されたい。 ・市の児童福祉に関する中長期計画を受け、園としての個別事情を踏まえた中長期計画の策定が望まれる。 |
・保護者アンケートについては、改善できる内容から対応を行っています。関係機関との調整が必要な内容については連携を図り、また、保護者にご理解いただくためには保育の目標を含め、説明方法についても検討していきます。 ・研修会・講習会参加記録で、一人ひとりの受講した研修は把握できており、今後も専門的な知識を高め、保育の質の向上につなげていきます。ご意見をいただきました、人事評価制度については、職制としての人事評価制度は行っていますが、保育関係の研修を受けたことによる人事評価の体制にはなっておりません。 研修の成果については今後も保育に生かし、研修の在り方についても検討していきます。 ・中長期計画については、公立園であり、園固有の課題や、実情を反映した中長期計画の策定に、園が独自で取り組むことが難しいですが、市の方針、財政状況、保育のニーズをふまえ、保育指針をもとに継続した保育の取り組みの検討していきます。 ・今回、第三者評価を受けたことにより、保育事業全般、保育内容について丁寧に振り返りと見直しを行うことができるとともに、職員一人ひとりの自信にもつながっています。今後も、園の職員、公立保育園、地域を含む各機関との連携を図り、保育事業についての取り組みを進めてまいります。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・市のホームページには公立保育園の保育目標とともに、園ごとに園目標が掲げられており、各園の紹介の中に示されている。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・市の子育て企画課・保育課、市公立保育園長会などから、市、市の社会福祉事業の内容と動向が説明され共有されている。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市の福祉や子育ての課題は、市をはじめ園長会などで分析し、各園で共有している。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・市では「藤沢市公共施設再整備基本方針」及び「第2次藤沢市公共施設再整備プラン」に基づき「藤沢市保育所整備計画(ガイドライン)」また、保育所保育指針を踏まえた「藤沢市保育計画」を作成している。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・子ども青少年部及び保育課の目標を踏まえて柄沢保育園の単年度の園目標を立てている。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 ・年度初めの職員会議において、前年度の反省をもとに事業計画を策定している。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:b】 ・園目標、年間保育計画、月間保育計画及び月のねらいを掲示し、年度初めの懇談会で保護者に説明している。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・アンケート調査を実施しており、結果を集計し保護者に公表するとともに職員間で分析・振り返りをし、質の向上に取り組んでいる。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 ・毎年公立保育園で統一した「保育に関するアンケート調査」を実施しており、結果を分析して課題の抽出に取り組んでいる。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:b】 ・園長の責務は運営方針や、保育園の規則で定められている。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・市の藤沢市内部統制推進のための運用ガイドラインを理解して行動するように努めている。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・目標設定シートで保育の現状把握(年3回のヒアリング)を通して保育の質向上につなげている。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市で行う職員の意向調査をもとに異動やクラス希望を確認して、クラス編成に生かしている。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・公立保育園であることから、新卒職員は藤沢市の採用計画に従って行っている。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市人材育成基本方針において、公務員として「期待する職員像」「標準職務遂行能力」が示されている。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:a】 ・就業状況は市の勤務管理を利用しており、残業や年休の取得が集計され分析可能になっている。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・目標管理シートを用いて職員一人ひとりの育成に取り組んでいる。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・市として必要な階級別基本職員研修が行われ、園では保育士としてマンツーマン研修を実施している。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・研修会・講習会参加記録では職員がどの研修に参加しているかが把握されている。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-①実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 ・実習生のしおりがあり、オリエンテーション時の説明に利用している。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・保育の目標等を市のホームページ、市内公立保育園共通の「ほいくえんだより」、各保育園の便りを通知、掲示している。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・公立保育園として定期的に県・市の監査を受けている。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・近隣保育園の年長児間で遊ぶ機会を設け、子どもが地域との交流を広げられるよう取り組んでいる。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:b】 ・保育体験・ボランティアの実施について園長会で主旨を定めている。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:b】 ・全庁的な体制を整備し、藤沢市地域子ども・子育てネットワーク体制を整備している。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・園庭開放、人形劇や保育士による地域の親子向けインべントを行っており、継続的な参加者も見られている。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・独居の高齢者を対象に世代間交流をしている。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育の手引きで藤沢市立保育園の目標が記されている。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 子どものプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 ・ホームページ等に掲載する写真については書面による同意を得て使用している。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 ・藤沢市ホームページやふじさわ子育てガイドにより、関連施設への共通の周知及び案内をしている。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園面談では保育園のしおりを使用して保育目標や行事、食事、健康について丁寧な説明を心がけている。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・市内公立保育園間では、転園の際に児童調査票を送付し子どもに関する情報を共有できるしくみとなっており、保育の継続性に配慮した対応が可能となっている。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・毎年12月に公立保育園統一で実施する「保育に関するアンケート調査」を実施している。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 ・苦情受付担当者、保育園利用者相談室(第三者委員会)の設置についても掲示し利用者への周知を図っている。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。 |
【第三者評価結果:a】 ・意見箱は、職員には見えにくい場所に設置し、匿名で気づかれずに意見を入れられる配慮をしている。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:a】 ・面談での相談と対応は、児童票に追記し流れを確認できるようにしている。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 ・「業務記述書兼リスク管理表」には、保育園の具体的業務に関する実施者・作業の流れと具体的チェック方法・確認者・根拠法令等・注意点が記載されており、年2回チェックする流れとなっている。(藤沢市公立保育園共通書式) |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 ・感染症マニュアルに基づいて、整備と取り組みは保健担当職員を中心に行っている。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・緊急時組織図は職員室に掲示し職員間で周知、確認できるようにしている。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・藤沢市の研修、保育センターの研修に参加し学ぶ機会を得ている。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・職員会議で各クラスの反省と評価、話し合いを経て翌月の指導計画「子どもの姿」につなげている。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別的な個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:a】 ・指導計画策定の最終確認と責任者は園長であり、業務を統括する職務であることは柄沢保育園規則に明示されている。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保育計画に基づき、会議を実施し期ごとに指導計画の振り返りが行われている。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 ・子ども一人ひとりに関する必要な情報を記録するしくみがあり、適切に保管している。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 子どもに関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:a】 ・ファイリングシステム及び藤沢市行政文書取扱規定により文書管理をしている。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 保育所の理念、保育の方針や目標に基づき、子どもの心身の発達や家庭及び地域の実態に応じて全体的な計画を作成している。 |
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【第三者評価結果:a】 ・「藤沢市保育計画」の理念・方針に基づき園目標・各クラス目標などを作成している。改定にあたっては、全体研修を実施し学び合い、今まで以上に需要的、応答的関わりの強化に向けて、日々の保育に落とし込むように努めている。 |
【A2】A-1-(2)-① 生活にふさわしい場として、子どもが心地よく過ごすことのできる環境を整備している。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市保健指針、保育の手引き、安全衛生管理マニュアルなどに沿って定期的な安全確認を行い、保育室内外の清潔や安全確保に努めている。保育の手引きは非常勤職員を含む全職員に配布し一人ひとりが活用できるようにしている。 |
【A3】A-1-(2)-② 一人ひとりの子どもを受容し、子どもの状態に応じた保育を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・入園までの生活記録(保護者提出)の内容を把握、職員間で共有し同じ対応ができるようにしている。子どもや家庭の状況等が変更になった場合は会議などで周知している。 |
【A4】A-1-(2)-③ 子どもが基本的な生活習慣を身につけることができる環境の整備、援助を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・「藤沢市保健指針」を基に年間保健計画を作成し、年齢ごとのねらいに沿って生活習慣などについて子どもにわかりやすく伝えている。乳児は、担当とともに一人ひとりのペースに合わせて落ち着いて行えるようにしている。 |
【A5】A-1-(2)-④ 子どもが主体的に活動できる環境を整備し、子どもの生活と遊びを豊かにする保育を展開している。 |
【第三者評価結果:a】 ・平屋で中庭がある利点を生かした保育として、子どもが主体的に行き来して中庭で他のクラスの遊びに加わるなど、年齢を超えた交流につなげることができている。 |
【A6】A-1-(2)-⑤ 乳児保育(0歳児)において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・年間計画、月案、週案に沿って保育を進めており、入園当初は、一人ひとりのペースに応じて対応し生活リズム(遊び、食事、睡眠)を整えることを目指し、コーナー設定して遊びや食事、睡眠のスペースをわけ、ゆっくり休めるようにしている。 |
【A7】A-1-(2)-⑥ 1歳以上3歳児未満の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・1,2歳児クラスは落ち着いて過ごすことができるように少人数制保育を行っており、月齢だけでなく子どもの動きや相性なども考慮してクラスを3つのグループに分けている。グループは状況に応じて入れ替えるなどしている。 |
【A8】A-1-(2)-⑦ 3歳以上児の保育において、養護と教育が一体的に展開されるよう適切な環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿に向けて、子どもにとって必要な環境設定や保育について検討を重ねている。 |
【A9】A-1-(2)-⑧ 障害のある子どもが安心して生活できる環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・個別支援計画の作成と記録により一人ひとりに合わせて目標を設定し、より細かい配慮ができるようにしている。職員会議で内容を周知することで個々の障害に応じた対応や環境について、クラス以外の職員も共有し同じ対応ができるように努めている。 |
【A10】A-1-(2)-⑨ 長時間にわたる保育のための環境を整備し、保育の内容や方法に配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝夕は合同保育としており、子どもは担任以外の職員と過ごしたり日中とは違う保育室で過ごしているが、子どもが安心して過ごせるような職員配置や環境設定の配慮をしている。どの年齢でも楽しめるような玩具やコーナー設定をするとともに、小さな玩具は片づけるなど乳児に配慮し安全に努めている。 |
【A11】A-1-(2)-⑩ 小学校との連携、就学を見通した計画に基づく、保育の内容や方法、保護者との関わりに配慮している。 |
【第三者評価結果:a】 ・幼保小中特支援学校連携会議の開催や取り組みにより、近隣の小学校との連携が図られている。小学校見学も計画的に実施し、内容をまとめた冊子も作成している。 |
【A12】A-1-(3)-① 子どもの健康管理を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・登園時には視診により子どもの様子を観察するとともに、保護者に口頭でも確認している。おたより帳に、体温、睡眠時間、家族の健康状態の記入があり確認している。 |
【A13】A-1-(3)-② 健康診断・歯科検診の結果を保育に反映している。 |
【第三者評価結果:a】 ・健康診断、歯科検診、視力検査の結果はおたより帳で家庭に知らせており、通院の必要がある場合は個別に声掛けをしている。 |
【A14】A-1-(3)-③ アレルギー疾患、慢性疾患等のある子どもについて、医師からの指示を受け適切な対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市立保育園食物アレルギー対応の手引きに基づき、入園時に保護者より必要書類を提出してもらい、除去食などの対応をしている。アレルギー用献立表を保護者に渡し、毎月確認をお願いしている。 |
【A15】A-1-(4)-① 食事を楽しむことができるよう工夫している。 |
【第三者評価結果:a】 ・食育年間計画を作成し「おいしく食べる、楽しく食べる」ことを目標に、4期にわけ乳児と幼児それぞれのねらいを定め、配慮事項に留意しながら計画をすすめている。 |
【A16】A-1-(4)-② 子どもがおいしく安心して食べることのできる食事を提供している。 |
【第三者評価結果:a】 ・藤沢市(本庁)の栄養士が作成する献立を使用し、衛生管理マニュアル、調理業務マニュアルに沿って安全な食事を提供できるように努めている。 |
【A17】A-2-(1)-① 子どもの生活を充実させるために、家庭との連携を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・家庭状況は児童票により把握し、日々の保護者と子どもの様子は動向表に記載し周知に努めている。 |
【A18】A-2-(2)-① 保護者が安心して子育てができるよう支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 ・送迎時やおたより帳を通して子どもの様子を共有したり、保護者からの質問や相談にも応じている。子どもの体調等に変化がみられた場合などは、速やかに保護者に連絡している。 |
【A19】A-2-(2)-② 家庭での虐待等権利侵害の疑いのある子どもの早期発見・早期対応及び虐待の予防に努めている。 |
【第三者評価結果:a】 ・朝の受け入れ時に子どもと保護者の様子を確認しているほか、日中の子どもの様子や着替えの際にも観察し変化に気づけるように取り組んでいる。 |
【A20】A-3-(1)-① 保育士等が主体的に保育実践の振り返り(自己評価)を行い、保育実践の改善や専門性の向上に努めている。 |
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【第三者評価結果:a】 ・年間保育実施計画、月間保育実施計画、週(日)保育実施の内容について日誌に記録している。年間計画は期ごとに、計画に基づいて実施できているかについて自己評価を行い、評価と反省をいかした計画づくりに向けて取り組んでいる。月、週、日単位においても振り返りを行い、翌日、週、月に反映できるようにしている。 |