鎌倉市児童発達支援センターあおぞら園
第三者評価機関名 | 株式会社フィールズ |
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名称 | 鎌倉市児童発達支援センターあおぞら園 | 評価対象サービス | 2022~ 障害者・児福祉サービス版 |
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対象分野 | 児童発達支援センター | 定員 | 30(30名) 名 |
所在地 | 248-0027 鎌倉市笛田2-38-20 |
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TEL | 0467-32-0739 | ホームページ | http://www.tomoni.or.jp/aozoraen/index.html |
【施設・事業所の概要】 | |||
開設年月日 | 2021年04月01日 | ||
経営法人・設置主体(法人名等) | 社会福祉法人 県央福祉会 | ||
職員数 |
常勤職員:13名 名
非常勤職員:10名 名
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専門職員 |
理学療法士:1 名
言語聴覚士:1 名
社会福祉士:3 名
看護師:2 名
保育士:4 名
幼稚園教諭:3 名
公認心理師:2 名
臨床発達心理士:1 名
特別支援学校教諭:1 名
小学校教諭、中学校教諭、高校教諭:各2 名
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施設・設備の概要 |
指導室:4
言語訓練室:2
遊戯室:
肢体訓練室:
厨房:
父母控室:
事務室:
会議及び静養室:
職員休憩室:
ロッカー更衣室:男女別
医務室:
教材室ほか:
冷暖房:
床暖房:
シャワー設備:
園庭:
送迎車両:3台
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県央福祉会およびあおぞら園は、発達につまずきのある児童や障がいのある児童の基本的人権の尊重と権利擁護に努め、誠意のある謙虚な態度と笑顔を忘れることなく、児童とそのご家族が安心して相談できる場を提供します。また、ご家族の状況や必要に応じて関係機関への働きかけを行い、円滑な地域生活が送れるように支援します。 (1)児童発達支援計画に基づき、利用児の心身の状況に応じて、その者の支援を適切に行うとともに、指定児童発達支援の提供が漫然かつ画一的なものとならないように配慮します。 (2)指定児童発達支援の提供に当たっては、懇切丁寧を旨とし、通所給付決定保護者及び利用児に対し、支援上必要な事項について、理解しやすいように説明を行います。 (3)当法人は、その提供する指定児童発達支援の質の評価を行い、常にその改善を図ります。 (4)あおぞら園は、御本人が安心して、心身ともに健やかに成長できる環境及び支援を以下のように提供します。 ①御家族に対する相談も重視し、安定した家族関係が得られるように努めます。 ②関係機関と連絡を取り合い、必要な連携を図ります。 |
魅力あるプログラムの提供 ①TEACCHプログラムを支援に取り入れ、利用児の強み(ストレングス)を発見し、それを育て、社会の中で自信ある行動ができるよう、わかりやすい指示の提示と、利用児の発達段階に合わせた療育を展開します。 ②ムーブメント教育を取り入れ、児童の個の発達、活動性や集団行動を獲得するために、児童の自主性, 発達性を尊重しながら、子ども自身が動くということを学び、その動きを通して、思考性そして感受性の発達を促す療育をします。 ③利用児やその保護者が元気に明るく活動に参加し、日々の生活を送っていけるよう、魅力あるプログラムを提供します。 ④子ども達への関わり方を学び、子ども達の成長を促したり、生活がスムーズに行えるようにするために、保護者に向けて、研修会を実施します。 |
評価実施期間 | 2023/05/23(契約日) ~2023/11/01(評価結果確定日) |
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受審回数(前回の受審時期) | - 回(-年度) |
特長や今後期待される点 | 1)働く親への支援や緊急性の高い子どもの保護に積極的に取り組んでいます 働く親でも障がいをもつ子どもを安心して育てられる社会を作りたいという思いから、当園と保育園両方に通う子どもたちを対象に、園の車両で送り迎えするサービスをしています。朝、保育園に登園した子どもを園の車で迎えに行き、通園療育を受け終わると保育園まで車で送っています。また、緊急に保護を要する子どもを行政と連携して積極的に預かっています。指定事業所として求められている以上のサービスにも積極的に取り組んでいます。 2)個別支援の振り返りを丁寧に積み重ね、次の改善につなげています 利用児ごとに異なる発達過程や行動の様子を把握して、丁寧な個別支援を行っています。子どもたちが生活の見通しを持ちやすくするために、TEACCHプログラム(自閉症児とその家族や支援者を包括的に支援するプログラム)による個別スケジュールの導入、個別課題の実施、部屋の構造化に取り組んできました。そこで明らかになった課題について、スーパーバイザーからのアドバイスを受けながら見直しをしています。また、ムーブメント教育(子どもの自主性、主体性を尊重し、あたま、こころの調和のとれた発達を援助するプログラム)についても、プログラムが固定化してきたとの反省から、新しいプログラムの構築が課題との認識に至っています。支援内容について常に評価と課題解決を怠らず、改善を図っています。 3)退園や卒園の支援終了後も、児童や保護者との関わりを継続しています 支援終了時には、その後も相談等ができるようメールアドレスを交換し、電話でも応じることを伝え、その後の関わりが継続しています。「入学おめでとうカード」を送り、納涼祭に卒園児を招待して卒園後の様子を聞き、新生活へのエールを送っています。また、卒園児から放課後等デイサービス利用の希望やきょうだいの療育相談も受け付け、地域の拠りどころとしての役割を果たしています。支援終了時には、その後も相談等ができるようメールアドレスを交換し、電話でも応じることを伝え、その後の関わりが継続しています。「入学おめでとうカード」を送り、納涼祭に卒園児を招待して卒園後の様子を聞き、新生活へのエールを送っています。また、卒園児から放課後等デイサービス利用の希望やきょうだいの療育相談も受け付け、地域の拠りどころとしての役割を果たしています。 4)経営環境や中・長期計画の周知が期待されます 児童発達支援事業所、相談支援事業所として地域の中核を担うセンターとなることが、長期ビジョンです。そのためには、地域をリードしていくような専門的な療育知識や相談支援機能を持ち、より科学的で根拠のある支援ができる人材を一人でも多く育成することが大切だと考えています。そのため、研修の充実や複数の専門家、研究者のスーパーバイズの導入などに取り組んでいます。今後は、センター実現に向けた中・長期計画を策定し、一つひとつ目標に近づいていく取組に期待します。 5)園特有の基本業務などのマニュアルの充実が望まれます 利用児への個別支援の方法は、綿密な個別支援計画や緊急対応のフローが作成されており、それに基づいて職員が共通認識を持ち、実施しています。また、法人が策定した防災、感染症など各種マニュアル、ガイドラインも活用されています。しかし、園に特有な業務手順に対しての文書化が十分ではありません。例えば、朝の受け入れから、時間帯に応じた職員の動き、個々の処理、係分担の業務内容など、対人援助以外にも多数ある園特有の基本業務手順の文書化、業務マニュアルの充実が望まれます。 |
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事業所の経営・環境・利用者・職員の現状把握と今後の課題について、第三者評価を受けたことで、職員と対話する機会となりました。今年度のスローガンに掲げた・共動(ともに動く)・共感(共に感じる)・共有(共に分かち合う)を職員全員でフィードバックができました。また、今後の児発センターの機能強化等の方向性について、市と協議する課題の整理にもなり、県央福祉会として鎌倉市の地域を、リードしていくような専門的な療育知識や、より科学的で根拠のある支援を目指していくことの再確認にもなりました。保護者の皆様には、アンケートにて貴重なご意見、ご感想をいただきました。今後の事業所運営や支援の課題に反映して行きたいと思います。 |
詳細評価PDF |
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評価対象Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織
【1】Ⅰ-1-(1)-① 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。 |
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【第三者評価結果:a】 理念、基本方針は園のしおりをはじめとした文書、ホームページに記載されています。理念は、人権の尊重、法令遵守など、職員の行動規範となるような内容となっています。さらに園として「働き方理念」を作成し、チームワークや支援のあり方を明示し、職員のデスクに貼って確認できるようにしています。利用者には契約時に、しおりを見せながら、園の姿勢を説明しています。職員には、事業報告作成前のアンケートを書く際に、あらためて園の理念、方針を確認するようにしています。 |
【2】Ⅰ-2-(1)-① 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 |
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【第三者評価結果:b】 社会福祉の動向については、毎月の市との会合で情報を把握しています。当事者団体の冊子、業界紙からも情報を収集しています。利用者数、コスト分析、利用率などを分析し、市への月次報告や法人への試算表として提出しています。開設当初は定員割れをしていましたが、市と利用調整会議を重ね、本年度から30名の在籍数を確保することができています。今後とも、経営環境の変動や、経営状況の把握をさらに徹底したいと考えています。 |
【3】Ⅰ-2-(1)-② 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。 |
【第三者評価結果:b】 園の経営課題は、第一に園児の確保、第二は職員の資質向上・人材育成と考えています。法人とはグループ長を通じて意思疎通をしており、いずれの経営課題も法人役員と認識を共有しています。利用児の確保は、市と協議を重ね、利用調整をしてきた結果、今年度から定員を確保することができました。職員には欠席利用児に対する対応を周知するなど、利用率の向上にむけて組織的な対応をしています。職員の資質向上については、周知に課題がありますが、研修計画やチームワーク、利用者本位の支援など「働き方理念」をまとめて、職員室に常に掲示し、意識啓発をしています。 |
【4】Ⅰ-3-(1)-① 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。 |
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【第三者評価結果:c】 開設3年目の現在、まず目の前の現実の支援の質を確保し、そのための職員の資質向上と育成計画に力を入れてきたため、まだ園運営全体に関する中・長期ビジョンは策定されていません。ただし、すでに地域のセンターとしての機能をめざしていくことは、市とともに認識を共有しています。現在は子どもの単独通園ですが、いずれは親子通園クラスの創設をめざしたいとしています。また、相談支援事業については、幅広く、児童から成人にいたる方を対象に支援できるよう、職員の増員や育成を考えています。地域における発達支援の中核施設をめざすため、中・長期計画の具体化に期待します。 |
【5】Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。 |
【第三者評価結果:c】 単年度の事業計画では、当該年度と重点課題とそれを具体化した重点目標を列挙しています。いずれも職員の意見を集約しながら作成された実行可能な内容となっています。今年度の重点目標は、サービスの自己点検を行い、保護者へのアンケートを実施すること、資質向上のため個別の育成計画を作成すること、共感、共動、共有を大切にしていくことを目標にしています。また、安心安全な環境づくりとして虐待防止や身体拘束等の委員会の開催や研修などをあげています。今後は中・長期計画を策定して、これを反映した単年度の事業内容を具体的に示していくことが期待されます。 |
【6】Ⅰ-3-(2)-① 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。 |
【第三者評価結果:b】 事業計画を作成する際には、あらかじめ職員のアンケートを集めて、職員の問題意識を集約しています。年度末の職員会議で、次年度の事業計画を話し合い、作成しています。事業報告では当該年度の重点課題の実施状況を具体的に評価しており、次年度の計画に反映されるようになっています。法人から事業計画立案のスケジュールが示され、その手順に基づいて作成しています。事業計画への理解と周知について課題もあります。 |
【7】Ⅰ-3-(2)-② 事業計画は、利用者等に周知され、理解を促している。 |
【第三者評価結果:a】 事業計画の内容は、園内に掲示し、年度始めの園だよりに掲載しています。また、4月に行われる保護者説明会でも説明しています。保護者との連絡ツールとしてスマートフォンの電子媒体連絡帳アプリを活用していますが、ここでも事業計画を伝えています。行事については1ヶ月前にアプリケーション連絡帳を通じてお知らせして、出欠をとるようにしています。保護者会からのお手伝いの呼びかけも、この連絡帳システムを通じて行い、事業への利用者の参加促進に有効となっています。 |
【8】Ⅰ-4-(1)-① 福祉サービスの質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。 |
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【第三者評価結果:a】 園としては自己評価、外部評価を重点課題としています。1月に当該年度の自己評価と利用者評価を実施し、3月にはホームページに公開しています。さらに保護者に対して、年に2回にわたって「環境アンケート」を実施し、施設や職員に関して質問しています。アンケートはスマートフォンを通じて簡便に回答できるようになっています。アンケート結果はいずれも円グラフなどで視覚化され、質問や意見があれば、電子媒体連絡帳アプリで回答しています。改善すべき点はすみやかに実施するようにしています。発達クリニックの専門家から昨年、支援内容の質の外部評価を受けました。評価内容を参考に質の向上に取り組んでいます。 |
【9】Ⅰ-4-(1)-② 評価結果にもとづき組織として取り組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。 |
【第三者評価結果:b】 専門家による外部評価で、発達やその対応に関する職員の基礎知識をいっそう深めていくこと、子ども一人ひとりのオーダーメイドの支援を必要とすることから、アセスメントの視点とスキルを向上させていくことが指摘されました。これらの課題は、職員の研修計画に反映させています。毎月、発達支援の専門家によるスーパーバイズを受けており、また、大学研究者による個別ケースのアセスメントの分析と子どもの特性に合わせた具体的な支援方法についての月1回の講義を継続しています。職員は日々の行動観察でアセスメントのスキルを向上させるよう務めており、いずれプロフェッショナルなアセスメント力、分析力を身に付けることを目標としています。 |
評価対象Ⅱ 組織の運営管理
【10】Ⅱ-1-(1)-① 管理者は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 |
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【第三者評価結果:a】 管理者の役割と責任は法人の職務分掌に明記されています。園だよりには、園長が年度の抱負を書いています。とくに、「共感、共動、共有」を職員のモットーとしていくこと述べ、園長がリーダーシップを発揮しています。園の職員の行動規範として「働き方理念」という文書を園長が作成しました。チームワーク、利用者のライフステージにあわせた支援、その人の人生への想像力を主な内容としており、文書は職員室の各デスクに貼られており、日々、振り返られるようにしています。 |
【11】Ⅱ-1-(1)-② 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 市からの指定管理を受けているため、毎年度、事業報告を提出し、議会にも公開しています。市と取り交わしている協定書、仕様書に則った運営がなされているか、確認を受けています。利用者等からの改善課題の実施状況も報告しています。法人の「法令遵守規程」、「セクハラ防止マニュアル」、「公益通報者保護に関する規程」があります。「職員ハンドブック」にハラスメント、虐待防止、身体拘束に関して記載されており、常勤、非常勤ともに入職時に周知しています。言いにくい困りごと、苦情、ハラスメントなどの相談窓口としての「県央ヘルプデスク」の連絡先カードを職員に配布、携帯させています。昨年は年に2回、法人による虐待防止研修を職員が受講しています。地球環境保護の観点から、アルミ缶回収と古本回収に取り組み、同一法人の事業所が回収しています。 |
【12】Ⅱ-1-(2)-① 福祉サービスの質の向上に意欲をもち、その取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 園長は、職員からの評価、保護者からの評価、保護者にはさらに年に2回の人や環境に関するアンケート、発達支援の外部専門家からの外部評価、毎月のスーパーバイズ、課題に応じた職員研修の実施など、サービスの定期的、継続的評価、分析を行い、課題解決の具体的な取組を主導しています。年2回の職員面接、クラス会議、ケース会議等で職員からの意見を受け止めています。職員研修は年に10~12回実施しており、研修後のアンケートで研修で学んだことを振り返ったり、療育の中でいかに活かせるかを考えてもらうなどしています。サービスの質の向上への取組は、課題もあり、より一層の取組をしたいとしています。 |
【13】Ⅱ-1-(2)-② 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。 |
【第三者評価結果:b】 人員体制は配置基準に適っていますが、職員の休職などの事情での人員確保について十分な対処ができないことが園長の悩みです。採用困難が続いており、園長、副園長が現場に入る日が続いています。その中でも、「ノー残業デー」を週に2日設けるなど、職員の負担が大きくならないよう配慮しています。「働き方理念」にもあるように、チームワークを大切にしており、業務の負担が特定の職員に偏重しないよう、対人援助以外の諸業務を細分化して当番を作り、業務の分散化を実施しています。 |
【14】Ⅱ-2-(1)-① 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。 |
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【第三者評価結果:b】 国の配置基準、市の配置基準に沿った人員配置をしています。さらに看護師、公認心理師、理学療法士、言語聴覚士、保育士等の専門職が多く在籍して、必要な個別プログラムを提供できるような人員配置をしています。「人材育成シート」を利用して、年2回、園長と面談しています。メンタルチェックも年2回行っており、園長以外との面談ができるよう、法人のサポートシステムがあります。職員自身の考えと職場がマッチしているかなどもチェックできます。休職に対応して目下、人材の確保に努めている状況です。 |
【15】Ⅱ-2-(1)-② 総合的な人事管理が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 「職務規程」で各職種、職階で果たすべき役割と責任が明記されています。また、「給与規程」、「昇給、昇格、昇進に関する細則」、別表として給与表があります。各種規程は、園のパソコンの共有フォルダで職員はいつでも閲覧できます。園長との面談で活用する「人材育成シート」では、自らの強み、苦手を書くようになっています。そして現状、課題、育成目標、園長の期待値、具体的な支援、効果、評価を面談を通して行っています。処遇改善の必要性については、面談を通じて把握、分析をしています。法人内に人事考課プロジェクトが昨年からスタートし、人事評価が昇進、昇格に連動するようなシステムを構築中です。 |
【16】Ⅱ-2-(2)-① 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。 |
【第三者評価結果:b】 ノー残業デーを週に2日設定し、残業しない日を設けることで、私生活、家庭生活との両立ができるようにしています。年2回の園長との面談で健康状態について把握し、改善できる点はすぐに解決するように努めています。仕事の悩みなど上司に相談しにくい場合も、受け付ける相談窓口「県央ヘルプデスク」があり、カードを配布して、いつでも連絡がとれることを周知しています。職員がお互いの良い点を発表し、ほめ合う「ホメール制度」があります。「ホメールカード」を配布し、QRコードからいつでも、誰に対しても、評価したい内容を入力し、評価される本人にメールが届きます。これは人事部へも伝わり、数が多いと表彰されるシステムです。働きやすい職場づくりへの工夫をしていますが、人員体制の充実は課題と考えています。 |
【17】Ⅱ-2-(3)-① 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 職員の目標管理は、園が作成した「人材育成シート」を活用して行われています。ここには、職員別にそれぞれの強み、苦手な点を書き出し、現状と課題、育成目標、そして園長の期待値を書くようになっています。職員は年2回、シートを使って園長と面談をしています。春の面談では目標を設定し、目標に向けたフォローを行っています。秋の面談では、目標達成状況を確認し合い、未達成の場合は、改善点を話し合い、取組方法の具体的方法について話し合っています。 |
【18】Ⅱ-2-(3)-② 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。 |
【第三者評価結果:a】 法人として階層別職員研修があり、経験年数に応じて受けるべき研修が明示されています。苦情解決研修、虐待防止研修など必修の研修があります。園内研修は研修計画に基づき、昨年は14回実施しています。講師は、園長、各種専門職職員等が務め、クラス事例発表もしています。専門的知識を深めるため法人外の研修受講も支援しています。昨年は「ムーブメント初級指導員資格取得講座」など13回の研修に送り出しています。年度末には、管理職間で研修計画の内容、カリキュラムの評価と見直しをしています。 |
【19】Ⅱ-2-(3)-③ 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 職員の資格取得状況を把握する取組を行い、各職員がどの程度の知識があるのかを管理職で評価し、把握するように努めています。法人の部門別研修、階層別研修、園内研修は、業務として位置付けています。内容によって、職場でも自宅からでも受講してよいことにしています。外部研修は、希望する職員と園長が相談のうえ、研修費予算の範囲内で支援を受けています。専門技術や専門資格の取得が推奨されていて、一定の資格については理事長から表彰されるなど、職員のモチベーションをあげる取組をしています。 |
【20】Ⅱ-2-(4)-① 実習生等の福祉サービスに関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。 |
【第三者評価結果:b】 実習生は積極的に受け入れており、年間にほとんど途切れることなく実習を実施しています。各種学校からの実習依頼に応じ、将来の人材育成に貢献しています。法人として「実習生受け入れマニュアル」はありますが、一般的な内容のため、活用されていない状況です。これまで実習受け入れに支障は出ていないようですが、園としての基本姿勢、手順、プログラム、留意点などを具体化したマニュアル、文書の作成が期待されます。実習ではTEACCHプログラムに応じたスケジュール化、個別支援の実際を見てもらいます。4クラスを体験し、担任と振り返りをしています。部分実習、一日実習を行っています。所属する学校と連携をとり、事前、実習中の打ち合わせを密に行っています。 |
【21】Ⅱ-3-(1)-① 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。 |
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【第三者評価結果:b】 ホームページには、基本理念や提供されるサービス内容が分かりやすく公開されています。鎌倉市からの指定管理を受けているため、定められた「指定管理者評価シート」に、収支、評価、保護者アンケートが記載され、総合評価がされています。指定管理者評価は市議会にも提出され、結果は市のホームページに公開されています。苦情・相談の体制は、園内に掲示されています。事故、ヒヤリハット、クレームなどが生じた場合は、できるだけ早くその内容と対応について公表していく考えです。パンフレットは市役所に置いている程度で、地域への発信はまだ弱いと考えています。 |
【22】Ⅱ-3-(1)-② 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 園としては法人の事務に関する各種システムを使用し、適正な執行ができるようにしています。これまで内部監査が一度ありましたが、執行の評価のあり方について、課題があると感じています。また、人事評価の適正化、公平化はかねてより課題でした。法人は、昨年度より人事考課プロジェクトを立ち上げ、業務の標準化、透明性の高い評価とルール作り、職員が納得できるプロセスとなるよう、人事考課制度を改革し、来年度から新制度の明文化が予定されています。支援の内容については複数の外部の専門家によるスーパーバイズを受けています。外部専門家による外部評価を受審し、サービスの質向上に役立てています。園として財務面について会計士などの監査支援は実施していません。 |
【23】Ⅱ-4-(1)-① 利用者と地域との交流を広げるための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 近隣の保育園と行き来し、子ども同士の交流をしています。調査日にも保育園児がクラスに訪れ、あおぞら園の園児と親しく遊ぶ姿がみられました。このほかダンス披露の交換などをしました。交流する保育園がさらに一園、増える予定です。保育園交流は、とくに就学を前にして小集団から今後の大集団への移行の練習をねらいとしています。近隣の公園に散歩に出たり、マイクロバスを使用して大きな公園まで遠出をしています。休んでいる子どもたちに手紙を書いて、郵便ポストに投函する体験をしています。地域行事や活動への参加は今後の課題です。地域との関わり方について、園としてのねらい、基本姿勢などをまとめて文書化することが期待されます。 |
【24】Ⅱ-4-(1)-② ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。 |
【第三者評価結果:c】 ボランティアは週1回程度、定期的に来訪される方がいます。また、夏休み中に夏祭りの手伝いとして近隣の高校生がボランティアに来ています。ボランティア受け入れに関する基本姿勢、地域の学校教育等への基本姿勢を示した文書、登録手続、ボランティアの配置、事前説明等に関する項目が記載されたマニュアルは整備されていません。今後は、市社会福祉協議会と連携して、ボランティア受け入れについてのアドバイスを受けていく予定です。 |
【25】Ⅱ-4-(2)-① 福祉施設・事業所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。 |
【第三者評価結果:a】 個々の子どもたちに対応できる医療機関、関係機関の連絡先は、それぞれの個人ファイルに保存されています。事務所の施錠できる場所にファイルが保管されており、職員はいつでも利用できます。市の児童発達支援事業所、放課後等デイサービスの事業所連絡会に参加しています。園長は県の事業所連絡会の会長を務めており、発達支援事業所をめぐる共通のテーマについて、リーダーシップをとっています。子どもたちのアフターケアについては、就学に向けて当該利用児の様子を5領域にわけてまとめて情報提供し、進路先に引き継ぐようにしています。入学が決まった後も進路先の学校の担当者、コーディネーターと園長、相談員が会議を開き、引き継ぎを綿密に行っています。 |
【26】Ⅱ-4-(3)-① 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 鎌倉市に住む子どもたちを応援するため、市、教育委員会、事業所、基幹相談事業所等からなる、「よりよく育つ環境づくりを考えていく会議(こども応援部)」に参加し、具体的なニーズ、生活課題について行政と連携した取組をしています。市内の相談事業所で構成する連絡会では情報交換を通じて、動向を把握しています。待機児童対策については、一時的な定員オーバーをしても緊急性のある要保護児童の受け入れに努めています。 |
【27】Ⅱ-4-(3)-② 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。 |
【第三者評価結果:b】 「働く親でも障がいをもつ子どもを安心して育てられる社会にしたい」、という思いから、保育園を利用しながら園に通えるよう、子どもたちを園の車両で送迎しています。朝、保育園に登園した子どもを、あおぞら園の車で迎えに行き、療育と食事と午睡等の活動をし、降園後に、また保育園に送っていく「サンドイッチ通園」を実施しています。法令上に求められている以上のサービスですが、地域の働く親への支援のために行っています。また、駐車場の地域の方への開放、古本や空き缶回収を行っています。非常時には貯水タンクの水を地域住民にも提供することにしています。これまでコロナ禍で地域とのかかわりも制限されていたため、今後は地域と人たちと様々な形で連携して地域コミュニティーの活性化に貢献したい、と考えています。 |
評価対象Ⅲ 適切な福祉サービスの実施
【28】Ⅲ-1-(1)-① 利用者を尊重した福祉サービス提供について共通の理解をもつための取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 重要事項説明書や「あおぞら園支援方針」に、事業の目的や法人理念、園の理念、支援の目標を記載し、利用児と保護者を尊重する基本姿勢を明示しています。「倫理行動綱領」は職員のみならず、保護者にも配布しています。職員会議や朝夕礼では折に触れて、虐待防止や身体拘束排除について話し合い、法人理念の第一項目「人権の尊重とサービスの向上を図ります」の文言を掘り下げており、定期的に法人内研修を開催しています。毎月セルフチェックリストを用いて、日々のサービス提供を振り返り、利用者支援に反映しています。 |
【29】Ⅲ-1-(1)-② 利用者のプライバシー保護に配慮した福祉サービス提供が行われている。 |
【第三者評価結果:a】 利用児と保護者のプライバシー保護については、マニュアルや規程集を整備しています。排泄介助は1対1の個別対応を励行し、パーテーションの活用によりプライバシーを守り、プール遊びでは外部の視線を遮るなどの取組を行っています。申し出があれば、可能な限り同性介助の対応としています。入園時には肖像権使用同意書を取り交わし、紙面はもとより、電子媒体連絡帳の写真掲載についても、使用の有無や範囲を確認しています。 |
【30】Ⅲ-1-(2)-① 利用希望者に対して福祉サービス選択に必要な情報を積極的に提供している。 |
【第三者評価結果:b】 鎌倉市発達支援室で保護者からの電話相談を呼びかけており、利用希望があれば会議を経て、見学の運びとなります。市の「発達支援ハンドブック」「かまくら子育てナビ」や園のホームページを閲覧しての見学希望にも対応し、法人紹介の冊子や「あおぞら園のご案内」を配布しています。写真やイラストを多用し、園生活をわかりやすく表現しています。「父親」参観の文言を、「親子・保護者・家庭」などに置き換えようと見直しています。園のパンフレットを市役所支所や図書館に置き、園の支援内容や存在意義の周知を検討しています。 |
【31】Ⅲ-1-(2)-② 福祉サービスの開始・変更にあたり利用者等にわかりやすく説明している。 |
【第三者評価結果:a】 契約時には、重要事項説明書と利用契約書、利用料金説明書を読み合わせ、懇切丁寧な説明を心掛けています。入園説明会では、「あおぞら園支援方針」と「あおぞら園利用のしおり」を用いて、園生活の詳細を伝えています。平易なわかりやすい言葉で、あおぞら園の「その子らしさを大切に、自ら育つ力を支援していく」という療育方針を伝えています。入園前の相談は、面談記録に経過を記載し、説明内容も記録しています。又、理解しづらい箇所については、繰り返し説明したり、言い換えや加筆を行っています。 |
【32】Ⅲ-1-(2)-③ 福祉施設・事業所の変更や家庭への移行等にあたり福祉サービスの継続性に配慮した対応を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 転園時には徐々に次の園の利用回数を増やすなど、急激な環境変化とならないように留意しています。幼稚園の入園や就学にあたっても、職員が引き継ぎ書類を持参して説明したり、電話連絡を密にするなど、支援の継続性に配慮しています。卒園時には園と保護者がメールアドレスを交換することで、その後も相談が継続できることを伝えたり、卒園後に入学おめでとうカードを郵送するなどしています。相談窓口担当者である副園長の名前を添えてメールやカードを送ると、児童からはランドセル姿の入学式の写真や直筆の手紙などの返信があります。 |
【33】Ⅲ-1-(3)-① 利用者満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 年2~3回保護者アンケートを実施し、満足度を調査しています。年初と前期、後期の年3回行う個人面談でも、個別に意見や要望を聴取しています。保護者への負担軽減を目的に、今年度から保護者会の活動を縮小しているため、様々な変更を職員が側面的にフォローしています。アンケート調査結果は迅速に日頃の療育に反映しています。コロナ5類移行に伴う、海や公園への遠出や行事の際、名札づけによる保護者交流の活発化など、可能な限り対応しています。アンケート結果の検討会議に利用児や保護者が出席することは、今のところありません。 |
【34】Ⅲ-1-(4)-① 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。 |
【第三者評価結果:a】 苦情解決責任者、苦情受付担当者、第三者委員の設置の苦情解決体制については、重要事項説明書や「あおぞら園支援方針」に明記しています。玄関ホールに苦情解決体制のポスターを貼って周知を促し、ポスターを縮小コピーしたものを保護者に配布しています。苦情を受け付けた経験はまだありません。苦情に至らないまでの意見や要望への迅速な対応に努め、苦情受付票や解決までの記録、保護者へのフィードバックなどの手順を確認しています。 |
【35】Ⅲ-1-(4)-② 利用者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、利用者等に周知している。 |
【第三者評価結果:b】 保護者の相談や意見のツールとしては、電子媒体連絡帳アプリが最もよく利用されていますが、電話やメールでも随時対応しています。対応する職員は主にクラス担任ですが、保護者の意向にそって、園長や相談支援員等にも応じています。より日常的に気軽に相談などを実施するためにも、相談や意見に対する取組について書面で伝え、周知したいと考えています。園内には相談室や来園保護者待機室の個室があり、保護者と話し合い、じっくり傾聴できるスペースが確保されています。 |
【36】Ⅲ-1-(4)-③ 利用者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。 |
【第三者評価結果:b】 電子媒体連絡帳アプリや電話で相談対応をしていますが、内容や保護者の様子によっては、迅速な面談につなげています。年2~3回の保護者アンケートは匿名にて実施、行事後にも毎回アンケートを行っています。保護者からの意見や提案については、電子媒体連絡帳を通じて保護者全員に回答するとともに、内容によっては個別対応もしています。具体例として、送迎バス内での水分補給の要望に対して、水筒と紙コップを備えるなどの改善を実施しています。法人作成の相談対応マニュアルはありますが、その活用と定期的見直しは今後の課題としています。 |
【37】Ⅲ-1-(5)-① 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。 |
【第三者評価結果:b】 緊急時対応マニュアルを整備し、リスクマネジメントの責任者を園長と定めています。事故発生時対応と安全確保についての対応手順とフローチャートを、事務所内掲示により周知しています。利用児一人ひとりの状態から予想されるリスクを検討し、シミュレーションを経て、利用児の個別マニュアルを作成しています。ヒヤリハットは夕礼を検討の場とし、再発防止に向けた注意点を共有しています。記録シートに記入後、職員間で回覧していますが、その後の定期的な見直しを含めた再確認が疎かになっていると認識しています。 |
【38】Ⅲ-1-(5)-② 感染症の予防や発生時における利用者の安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 随時送信される法人のガイドラインに沿って、園の管理体制も更新を重ね、朝夕礼や職員会議で周知徹底を図っています。保健所との連携に努め、タイムリーな情報共有を実現しています。集団感染防止に向けて「あおぞら園利用のしおり」には感染症一覧表に潜伏期間、感染期間、登園再開の目安などを明記しています。手洗い、消毒、換気の励行、マスク着用など基本を抑えつつ、感染症予防と発生時の対応を適切に行っています。職員と利用児、家族のコロナワクチンの接種状況も把握し、安全確保に努めています。 |
【39】Ⅲ-1-(5)-③ 災害時における利用者の安全確保のための取組を組織的に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 法人マニュアルと「あおぞら園利用のしおり」に、災害時対応を明記しています。毎月避難訓練と消火訓練を継続し、年2回の法人全体防災訓練では安否確認システムを試験使用しています。「あおぞら園利用のしおり」には、地震や津波などの警戒宣言下での送迎バスの運行、第一次から第三次までの避難場所などを明示しています。食料や飲料水の備蓄管理は栄養士が行い、リストを作成してローリングストックを実施しています。備品はクラス担任が管理しています。現在策定中の事業所BCP計画を読み込んで、安全確保と園の運営継続を目指しています。 |
【40】Ⅲ-2-(1)-① 提供する福祉サービスについて標準的な実施方法が文書化され福祉サービスが提供されている。 |
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【第三者評価結果:b】 利用者への支援方法については、個別支援計画に基づいて標準的に実施するようにしています。医療的ケア児の発作に対する対応や医療機関へつなげる緊急対応フローが個別支援計画のなかに添付されており、誰でもが同一の対応ができるようにしています。また、法人のマニュアル、職員ハンドブックには法人各事業所とも共通で、一般的な手順、利用者尊重、プライバシー保護、権利擁護に関わる姿勢などが明記されています。ただし、園での業務に則した業務手順の文書、マニュアルは未策定です。朝の受け入れから、時間帯に応じた職員の動き、個々の処理、係分担の業務内容など、園の全職員にとって周知すべき業務手順の文書化、業務マニュアルの策定が望まれます。 |
【41】Ⅲ-2-(1)-② 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 |
【第三者評価結果:b】 利用者の支援の方法については、個別支援計画に具体化して実施し、保護者からの聞き取り、子どものスキル、理解度等を観察をしながら個別支援計画を立案しています。半年後に保護者と面談し、計画を評価し、新たな目標を立て、見直しを行っています。このように個別支援計画については検証・見直しの手順、ルールが確立しています。また緊急時のフローは、主治医の指示書に応じて看護師が見直し、職員会議や研修などを通じて職員に共有しています。その他業務手順については、必要に応じて内容の見直しを行っていますが、検証、見直しが積み重ねられるような業務マニュアルの整備が望まれます。 |
【42】Ⅲ-2-(2)-① アセスメントにもとづく個別支援計画を適切に策定している。 |
【第三者評価結果:b】 個別支援計画策定の責任者は児童発達支援管理責任者が務めています。入園前に鎌倉市が実施している発達支援検査の結果や、ヒヤリング、観察をして暫定計画を作ります。入園後は日誌に各園児の行動観察をして記録し、これをアセスメントとしています。身辺自立、行動管理、コミュニケーション、社会性、運動認知、地域生活の領域に分けて記録し、これを個別支援計画の本計画へと反映しています。個別支援計画は各領域ごとに長期目標、短期目標を立て、支援方法を決めます。理学療法士、言語聴覚士それぞれからも目標を立て、支援方法と評価をしています。各園児の計画相談員が年2回、モニタリングを行っています。行政と連携をとり、緊急性の高い要保護児童を積極的に受け入れています。入園後のアセスメントを行動観察だけでなく、専門的ツールを活用して行うことをめざしています。 |
【43】Ⅲ-2-(2)-② 定期的に個別支援計画の評価・見直しを行っている。 |
【第三者評価結果:b】 年間に前期と後期で保護者面談を行い、個別支援計画の見直しをしています。面談前にクラス会議などを行い、これから何を目標に療育をしていくかを話し合い、保護者と共通認識をもてるようにしています。個別支援計画は事務所の保管庫にあり、いつでも職員は確認することができます。計画内容の見直しの仕方は十分とはいえず、一人ひとりについてさらにきめ細かく子どもの課題ごとにスキルや援助のレベルを分析、評価していくことを目標に、各クラスで手法を試みています。 |
【44】Ⅲ-2-(3)-① 利用者に関する福祉サービス実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。 |
【第三者評価結果:a】 利用児ごとに身体状況や生活状況について統一した書式に記載され、個人別ファイルになっています。サービス利用があれば、行動記録を領域ごとに整理して日誌として記録アプリに入力しています。個別指導記録については、課題内容と子どもの様子を記載しています。たとえば、課題(型はめ、ペグ差し等)ごとに動機づけ有無、スキルレベル、援助に必要レベルなどを細かく段階評価を繰り返していく記録も始めています。情報共有は、クラス会議、ケース会議など各種会議で行われており、個人ファイルは自由に閲覧できるようになっています。 |
【45】Ⅲ-2-(3)-② 利用者に関する記録の管理体制が確立している。 |
【第三者評価結果:b】 「個人情報保護規程」、「文書管理規程」があり、記録の保管方法、保存期間、廃棄方法などルールに基づいて文書管理をしています。利用児童の個別ファイルは施錠できる保管庫で管理しています。パソコンはパスワード設定をし、データは法人のサーバーに保存され、情報システム室がセキュリティ管理をしています。USBは使用できないよう設定されており、データの持ち出しや流出防止の対策が施されています。個人情報の保護、記録の管理に関しては、職員会議などで周知・徹底しています。保護者には契約時に説明し、個人情報の取り扱いや映像などの利用に関して個別に同意を得ています。 |
評価結果内容評価
【A1】A-1-(1)-① 利用者の自己決定を尊重した個別支援と取組を行っている。 |
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【第三者評価結果:b】 できることや得意なこと、伸びかかっていることに注目して、子どもが本来持っている力を発揮できるように支援しています。「自ら育つ力」を大切に関わっていく姿勢を「あおぞら園支援方針」にも明記し、保護者会や面談などの折に触れて、再確認しています。偏食への対応として、食感や味のこだわりを共感したり、飲み物もお茶に限定せずに、水やジュースも提供しています。個人ブースで一人になりたい子どもがいたら、絵カードで「今この部屋は○○さんが使う」と周囲に伝え、まわりの音が辛い子どもは、一旦別の部屋で過ごすなどの対応をしています。「言われてわかる」よりも「見てわかる」という特性をもつ利用児への、園で一緒に過ごす時のルールの伝え方を検討しています。30人の少人数だからこそ実現できる、きめの細かい対応や配慮を継続して、個別支援に取り組んでいます。 |
【A2】A-1-(2)-① 利用者の権利擁護に関する取組が徹底されている。 |
【第三者評価結果:a】 基本的人権の尊重、身体拘束排除、虐待防止などの権利擁護について、法人マニュアルを整備しています。緊急やむを得ない場合の身体拘束実施の手続きや行政への虐待の届出手順なども記載しています。「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を掲載し、定期的な振り返りを促しています。運営規程に虐待防止のための措置を、利用契約書には守秘義務を明記しています。職員会議では子どもの権利擁護について話し合い、障害のある子どもの「守られる」権利にも言及しています。子どもの状態変化に注意を向け、更衣時に皮膚や全身状態を観察するなど、具体的な取組を通じて早期発見に努めています。 |
【A3】A-2-(1)-① 利用者の自律・自立生活のための支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 利用児と日々関わる中で「やってみたい、こうしたい、できたらいいな」などの思いを汲み取っています。「今日する活動」を自分で理解して、行動につなげる過程で、達成感や自己肯定感が高められように支援しています。面談では保護者の意向を聴き取り、「人を叩かない・座って話せる・友だちと交流できるなど」の子どもの姿を、個別支援計画の「保護者の要望」欄に記載しています。園での基本的な日課はありますが、見通しを持って過ごせることを目的として、子どもの状態に合わせて生活リズムを決めています。生活の支援として、ヘルパーによる胃ろう管理や入浴介助、移動支援、ボランティアなどの情報提供もしています。 |
【A4】A-2-(1)-② 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 利用児一人ひとりの発達や心身状況に応じて、ペクスカード(PECS-絵カード)、マカトンサイン、ジェスチャー、手話などを用いてコミュニケーションをしています。絵カードを並べていき、「おもちゃ+おしまい」「ご飯+お願い」などの意思伝達を可能にしています。アセスメントを通じて、その子が一番伝えたいもの(おもちゃ、食べ物など)に的を絞ってカードやサインを使い、発語を促す取組もしています。意思決定が難しい子どもには、まずは単語の二択から始めて、選択の機会を増やしていく練習をしています。ボカ(VOCA-スイッチ型の音声出力会話補助装置)を使用して、「言葉で伝える、言葉が伝わる」体験を積み重ねています。 |
【A5】A-2-(1)-③ 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 保護者や家庭への支援も重要課題として扱っています。保護者の相談や悩みは、電子媒体連絡帳アプリや電話を通して、随時受け付けています。必要であれば相談室で面談し、毎月園で設定する精神科医師への相談を勧めるなど、丁寧な対応を心掛けています。子どもの成長や療育の悩みから保護者の将来の不安や家庭問題など、多岐にわたって傾聴しています。子どもの最善の利益を検討すべく、場合によっては転園やショートステイ、医療機関などの情報提供も行っています。相談内容は、朝夕礼や職員会議、ケース会議などで共有し、再アセスメントや個別支援計画の見直しにつなげています。 |
【A6】A-2-(1)-④ 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 利用児と保護者のニーズを聴取し、個別支援計画には種々の活動を位置づけています。園庭での泥遊びやしゃぼん玉、プール、散歩を皆で楽しみ、苗植えやかき氷作りの食育や、バス遠足もあります。園庭で育てたジャガイモを使ってフライドポテトを作り、スイカ割りの後でスイカを頬張るなど、子ども達が楽しみながら自然や季節感等を感じられる取組をふんだんに取り入れています。親子あそびは、保護者も一緒にホールで触れあいます。半年ごとの個別支援計画の見直しの際には、利用児と保護者の意見を基に、活動内容を振り返り、計画の見直しをしています。理学療法士と言語聴覚士の指導も充実しています。また、音楽コンサートやカレンダー展、家族会、地域行事について電子媒体連絡帳アプリでお知らせしています。 |
【A7】A-2-(1)-⑤ 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 内部研修では看護師が講師を務め、摂食・嚥下、自閉症、てんかん・感染症などの基本を再確認しています。外部研修にも毎月出席して、発達障害の早期支援方法や感覚統合の理論などの専門分野の学びを深めたり、ムーブメント初級指導員資格取得講座への参加をしています。友だちを叩いたり、プライベートゾーンを見せるなどの不適切行動には、職員間で対応を統一できるように、朝夕礼で情報共有しています。「このおもちゃで遊べるのは10分間」などの決め事は、実際に時計を見せて理解を促します。時間になったら次の遊びを提案して、気持ちが切り替えられるようにサポートしています。 |
【A8】A-2-(2)-① 個別支援計画にもとづく日常的な生活支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 食事に関する一連の業務は専門業者に委託しています。給食会議の場を設け、アレルギー除去食やトロミや刻みの食形態について利用児一人ひとりへの対応を確認しています。柔らかく煮た野菜をかじる、手づかみで食べる、など発達に応じて取り組み、今後はスプーンやフォークを精査して、適切な自助具を提案する予定です。偏食に対しては、食感、味付け、盛り付けを吟味し、好物を入れたり、お口直しのデザートを用意したりと工夫を凝らしています。栄養士が給食中の教室をまわり、毎日の給食がおいしく、楽しいものになったかを評価しています。園で入浴はしませんが、身体が汚れた時にはシャワーで洗い流し、清潔が保てるように支援しています。トイレトレーニングは、排泄記録を取って、一人ひとり個別のトレーニング方法を検討しています。家庭でも同時期に同じ取組ができるように、主に電子媒体連絡帳アプリを通して、保護者と園で情報を共有しています。 |
【A9】A-2-(3)-① 利用者の快適性と安心・安全に配慮した生活環境が確保されている。 |
【第三者評価結果:a】 館内は築年数を経ているものの、天井が高く、ゆったりと過ごせる広さがあります。掃除が行き届き、動線に無駄なものを置かず、全体的にすっきりとした清潔な空間となっています。庭に面した部屋は大きい窓から陽光が差し込み、訓練室で身体を動かすのに適しています。山際の部屋は落ち着いた雰囲気があり、利用児は個別活動に集中しています。パーテーションで部屋を区切って視線や会話を遮ったり、カーテンを使って光や音を遠ざけたりと、負担の少ない環境設定に努めています。気持ちのクールダウンや音の刺激を減らす必要がある時は、クラス以外の部屋で職員と1対1で過ごせるように配慮しています。年初の環境アンケートの回答を検討して、木製すべり台の棘にヤスリをかけたり、トイレの床シートを明るい色合いに張り替えるなどの改善を行っています。 |
【A10】A-2-(4)-① 利用者の心身の状況に応じた機能訓練・生活訓練を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 園生活全てが生活訓練と結びついています。園に着くと朝の支度を済ませ、個別活動をして、クラスで皆と給食を食べ、歯を磨くなどの、毎日のルーティンワークを自分から自発的にできることを目指しています。また、ことばや聞こえ、運動や人との関わりなどの多領域をアセスメントし、利用児の状態を適切に把握した上で、各種トレーニングを支援しています。理学療法士と言語聴覚士によるプログラムを個別支援計画に位置づけ、毎月実施後には担任と保護者にフィードバックしています。リハビリテーション室では広々とした空間で思いっきり身体を動かし、防音設備の整ったST室では発語やことばの理解、コミュニケーションのトレーニングを行っています。理学療法士参加の上で、肢体不自由児クラスのプール遊びを療育に取り入れ、保護者からとても喜ばれています。半年ごとにモニタリングを行い、個別支援計画の「PT・STの計画等」欄の取組についても見直しています。 |
【A11】A-2-(5)-① 利用者の健康状態の把握と体調変化時の迅速な対応等を適切に行っている。 |
【第三者評価結果:a】 出席日には保護者が電子媒体連絡帳アプリを9時半までに提出して、家庭での過ごし方や健康状態について共有しています。食事、排泄、外遊びなど要所要所で、子どもの心身状態を把握しながら支援しています。健康診断での早期発見を重視する視点から、毎月身長と体重を測定し、小児科と歯科は年2回、耳鼻科と眼科は年1回ずつの健康診断を継続しています。精神科医は毎月来園し、医師面談の必要性がある利用児や保護者に接しています。体調変化などの緊急時対応については、フローチャートや連絡網、連絡先の掲示により周知徹底を図っています。緊急持ち出しカバンを事務室に置き、胃ろうや熱性けいれんへの対応や連絡先医療機関のファイルを納めています。 |
【A12】A-2-(5)-② 医療的な支援が適切な手順と安全管理体制のもとに提供されている。 |
【第三者評価結果:a】 医療的ケア児支援法に則り、法人作成のマニュアルに基づいて、喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアを行っています。医療的ケアが必要な場合、保護者から「医療的ケア実施依頼書」を、医師からは「主治医の指示書」を受理し、その後に実施する手順となっています。慢性疾患やアレルギー疾患による食事制限についても、保護者の依頼と主治医の医師に基づいて除去などの対応をしています。服薬管理は、「与薬依頼書」の提出、薬への記名、手渡しを原則としています。医療的ケアの実施については、朝夕礼やケース会議で共有し、緊急時についても職員間でシミュレーションを重ねることで、安全管理体制を構築しています。 |
【A13】A-2-(6)-① 利用者の希望と意向を尊重した社会参加や学習のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:b】 コロナ禍により、社会参加の機会を持つことが難しい状況が続いており、園では自立課題を通じて可能性を探り続けています。「100円玉1個と10円玉1個がある」→「お金でジュースが買える」→「自動販売機で110円のジュースが買える」といった内容を絵で表して可視化することで理解につなげ、実際にジュースを買うまでを課題として取り組んでいます。保護者面談やケース会議では、成長段階で獲得したい生活スキルを検討しています。室内プールや体育館を利用したり、園外の習い事として水泳やダンスの経験を積んでいる子どももいます。法人が運営するカフェの事業所への見学予定もあります。保護者主催の地域イベントに希望者が参加して、いつもとは違った雰囲気を楽しむ機会も得ています。 |
【A14】A-2-(7)-① 利用者の希望と意向を尊重した地域生活への移行や地域生活のための支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 保護者の相談や利用児の状態から、地域生活での課題を抽出しています。利用児によっては一時保育を提案したり、ヘルパー、移動支援、ボランティア、ガイドヘルパーなどの情報を提供して、利用につなげています。就学に向けて、保護者の希望があれば書面や電話で引き継ぎをしています。電子媒体連絡帳アプリを用いて、特別支援学級や特別支援教室、ことば・きこえ・つどいの教室などの教育機関の情報も伝えています。保護者の精神疾患や経済的逼迫などの問題を抱える家庭支援について、市役所はもとより、社会福祉協議会や基幹相談支援センターに対応可能なサービスや専門機関に問い合わせるなど連携しています。 |
【A15】A-2-(8)-① 利用者の家族等との連携・交流と家族支援を行っている。 |
【第三者評価結果:a】 電子媒体連絡帳アプリを通じた毎日のやり取りから、家庭での利用児と家族等との関わり方や関係性について、細心の注意を払いながら把握に努めています。年2回の保護者面談の他、子どもや保護者の状態によっては、随時面談を行っています。特に摂食指導やトイレトレーニングは、家庭での取組を共有しながら進めています。もちつき大会では「杵をつく姿に感動した・初めて餅を食べた・子どもが園を楽しんでいるとわかって良かった」と保護者からの声がありました。個人面談やクラス懇談会では、障害の有無に関わらず、子育ての大変さ、辛さ、醍醐味など、保護者の率直な気持ちや意見を聞き取っています。「先輩お母さんの話を聞く会」を毎年開催し、保護者同士の交流の場をセッティングしています。就学後の様子を聞きいたり、親子行事への参加を呼びかけるなどしています。より気軽に参加できるように、保護者から提案された「茶話会」の実施も検討しています。 |
【A16】A-3-(1)-① 子どもの障害の状況や発達過程等に応じた発達支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:a】 利用児ごとに異なる発達過程や行動の様子を把握して、個別支援を行っています。例えば食事状況では「手づかみで食べる→コップを使って自分で飲める→スプーンで食べる→はしで食べる」といった段階を、一人ひとりの成長ペースに応じて支援しています。館内ではTEACCHプログラムに基づいた「構造化」を行っています。活動別に場所を決め、可視化により「見て」理解し、時系列ボードで順番を理解することなどを促しています。ムーブメント教育を取り入れて、「からだ・あたま・こころ」の調和を体感しています。集会参加、散歩、親子あそび、食育などの集団活動を通して、人との関わり方や大勢での過ごし方を体得しています。園外のスーパーバイザーから意見を聞き、TEACCHプログラムやムーブメント教育の見直しを図っています。保育所と園を並行利用する児童に関して、送迎の折に情報共有したり、保育所職員が園を見学する機会も得ています。 |
【A17】A-4-(1)-① 利用者の働く力や可能性を尊重した就労支援を行っている。 |
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【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 評価外 |
【A18】A-4-(1)-② 利用者に応じて適切な仕事内容等となるように取組と配慮を行っている。 |
【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 評価外 |
【A19】A-4-(1)-③ 職場開拓と就職活動の支援、定着支援等の取組や工夫を行っている。 |
【第三者評価結果:評価外(障害児支援、就労支援以外の福祉施設・事業所)】 評価外 |